昨日はイレギュラーで午後にブログを更新しましたが、ブログを始めた2005年当時からブログを書くのは朝のルーティンのひとつになっています。
当時はまだ義父母も子どもたちも家にいた3世代同居の6人家族。自分ひとりの時間を確保出来るのが早朝くらいしかなかったから。今は昼間でも書こうと思えば書けるようになったのに
ルーティンは定着させるのも大変だけど変更するのもなかなか難しいものですね。
さて今日のタイトルにある、月曜朝のルーティンワークというのが、雑誌サライの大河ドラマに関する記事を見ること。
きっかけは一昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」。
高校時代の歴史の授業は選択制で、日本史か世界史のどちらかを選択することになっていました。
当時ベルばらブームだったこともあったので、日本史を選ぶなんて考えは全くありませんでした。でも世界はあまりに広い。暗記することが多すぎて、すぐにこの選択を後悔することに
なってしまいましたけど。
そんなこともあって、私の日本史の知識は中学校のレベルから止まった状態。
今の大河ドラマ「光る君へ」で出てくる藤原道長の名前くらいは知っていますが、その程度。
そういえば小学生のころ、誰が買ってくれたかわかりませんが、漫画日本の歴史というシリーズものが南北朝時代くらいまであって、その中で藤原道長が源氏物語を読んで涙するという
シーンがあったことを思い出しました。清少納言と紫式部や中宮定子と彰子とのライバル関係とかも描かれていたような気がしますが、今考えると史実とちょっと違っているような
気がしますね。
「鎌倉殿」を観ていたときも知らない人物が多くて、これは誰?としょっちゅう思っていたものです。だって中学の歴史の授業で鎌倉時代について習ったことと言えば、鎌倉幕府の
設立とか実朝が鶴岡八幡宮で暗殺されたことくらいで、その後北条氏が実権を握る。そんな程度だったんだもの。覚えていないだけかもしれませんが。
なのでスマホで「鎌倉殿」についての記事が目にとまって読み始めたのが、ルーティンワークのきっかけ。サライではドラマの放映後必ず2つか3つくらい関連記事が出ます。
今朝も既に読みましたが、読むたびに感心しきりという言葉がぴったり。自分の国の歴史なのに、知らないことばっかりなんだもの。
さすがにドラマでは激しい描写は抑えられているようですが、実際にはなかなかグロい出来事が多かったようでもあり。
本当は「光る君へ」を観るつもりは全くなかったんです。相方が観るのでついでにちょっと観てみただけで、特に最初のほうは道長と紫式部(ドラマではまひろ)が恋仲だった、
なんて、絶対あり得ない!と思っているので、いくらドラマとは言っても・・・でもこれをどんなふうに持って行くのか?とちょっと気になって、そのままズルズルと。
どちらかと言えば恋バナよりは政権争いのほうに興味津々。道長以前の政治抗争については全く知らなかったので、この辺りからすっかりサライの記事にお世話になっています。
歴史書に書かれていることを創作にうまくつなげていくところなど、脚本家さんってすごいなと思いますね。もちろん時代考証の専門家の意見も反映されているとは思いますが。
出演者の中では藤原公任を演じている町田啓太さんが以前から大好きで、と言っても出ている番組をすべて見ると言うほどのことはないのですが、今回一条天皇を演じている塩野
瑛久さんに毎回見惚れています。気品のある雅な美しさはまさしくうってつけ!
人気のある若手の俳優さんの多くが戦隊ヒーロー出身ですが、そういう番組に30年近く縁遠くなっているので、全く知らないんですよ。でもそれがかえって新鮮で。
主演の吉高さんは、実は声があまり好きではなくて・・・でも毎週見ているうちに、紫式部役にはぴったりだなと思えてきました。役にぴったりと言えばファーストサマーウイカさんの
清少納言とかユースケ・サンタマリアさんの安倍晴明などもそう思いますね。タイトルバックでカタカナ名が出てくるのが妙におかしいけど(しかも長い)。
多分多数の大河ファンは物足らなさを感じているのではないかなと思います。ドラマもタイトルバックの映像も、大河メロドラマといった風情がありますもんね。
実は私が今年の大河ドラマで一番気に入っているのが、音楽。
担当は冬野ユミさんですが、オープニングテーマはなんとなくイタリア映画のような雰囲気。かと思えば道長とまひろの逢瀬の場面などエレキギターのソロを使うとか、ちょっと
斬新かつかっこいい!
ドラマもこれまであまり出世には興味なさそうだった道長が、どんなふうに変わっていくのか。どこまで欲まみれになるのかならないのか、まひろとの今後の関係性がどうなるのか
など気になるところばかり。年末まで、月曜の朝は大河ドラマをサライでおさらい、が続きそう。多分来年もきっと。