最終戦の浦安戦の90分敗戦を持ちまして、地決の挑戦は幕を閉じました。
この3日間、選手層の薄さにも拘わらず、指揮官もプレイヤーも一生懸命戦いました。
戦略も戦術も、限られた選手層とそこから生じる引き出しを駆使して、最後まで諦めませんでした。
「勝ち点4」
アマチュアになって以降、3度目でやっと勝ち点3(90分勝ち)を得ることが出来ました。
その事で3日目まで可能性を持って戦うことができた訳ですし、全国で強豪相手に通用した「証」です。
私はサポーターとして、7度地決を経験しております。
どれも思い出深い大会でしたが、一丸となって挑んだ感は、今回が一番だったかと思われます。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ピッチに横たわる選手・項垂れる選手・顔を覆う選手…。
彼等が全社以降、ここまで極限状態で戦っていた事は充分存じておりましたので、奇跡でも何でも起こって欲しかった。
本当に残酷な時間でした。
そして、最後の最後で、全ての面に於いて足りなかったからこそ、あと一歩が届かなかったという事実を突き付けられました。
今のままでは、予選ラウンドを勝ち抜くのは難しい現実だという事です。
来年バンディがまた前を向いて歩もうとするなら、「変化」は避けて通れないでしょう。
それと同時に、今以上に変化を受け止める為に、会社としての環境整備等も必要でしょう。
地域を代表するスポーツチームとして、当たり前な事をどう速やかに整えていくか?。
東播磨に存在する意義、並びに遠方で試合を行おうが、足を運んでくれるに相応しい愛する存在となるには?。
カップ戦後のオフシーズンの取り組みが、大事かと思われます。
そこに共感する人や団体が増えていけば、自ずから前を向いて歩めるでしょう。
最後になりましたが、全社~地決に掛けてバンディに関わった皆様方、特にライバルで旧友でもある関西リーグのサポーター仲間達、君達のおかげで全国で財産を作れました。
来シーズンも宜しくです
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