久々のJ1との対戦は、平日水曜日でat:デンカビッグスワン。即ちin新潟市
。
私は仕事の兼ね合いと先立つものを鑑みて、夜行バスでの現地入りを。
兵庫県から直に高速バスで赴けないので、前日22時に大阪・梅田から。
(一本前のバスでは、兵庫県サッカー協会のYさんが乗り込んでおられました。)
快適なバス旅でしたが、余り睡眠は取れずに現地へ到着。
そこいらかしこにアルビのポスターが貼られており、駅ナカにはオフィシャルグッズショップがある。
素晴らしいですよね。
新潟県民のソウルフードやらを食べながら、街を雨風に晒されながら、途中でサポーター仲間から「新幹線が静岡県内で止まった」という詰んだ報告を聞いたりと、地味にテンションを下げながらも、辿り着いた他のバンディサポーターと合流して、ビッグスワンへ。
大変立派な施設ですよね
。
前回来たのは以前書いた通りイ〇ハ〇が一番出場した試合を観に行った時でしたので、じっくりと施設を見物した事が無かったもんで。
さてスタジアムの中へ。
前回J1FC東京と対戦した際は、味スタに1万人対20人未満という、中々そそられるシチュエーションで0-7の完敗っぷり。
今回はどうなるか?
試合内容は、予想通り全てに於いて上回る新潟が主導権を握る展開に。
だが、無闇に食い付かず、適度な距離感を保ち、局面では人数を欠けながらも、バランスを保ちながら勝負していました。
先制を許すものの、その後バックヘッドでのシュートがポスト直撃したり、同点弾では玲央のPA内に蹴り込まれたFKを花岡が競り、相手GKのキャッチミスを“重要な試合でゴールを決める。持ってる男”俊太が決め、同点。
事故みたいな得点でしたが、直後ビジター側とバンディベンチが盛り上がるったら、ありゃしない
。
公式戦でJ1相手に決めた初得点だったし、大量失点食らってからの得点でもなく、「充分闘える」と意気軒高に前を向けるゴールだったからね。
前半1-1で折り返す。
後半は新潟が外国人選手2人を含め、早めの交代で勝負に出てくる。
前後左右にイニシアティブに握られている事で、疲労度も寄せも緩くなってきつつあったが、スタンドからも感じられるくらい凄まじい気合が入り、相手が鈴木武蔵だろうがブラジル人だろうがガンガン勝負している大地を始め、つっし~のスーパーセーブ、優大のスピードに、玲央のテクニックは決してベタ引きにならないバンディの前を向いた戦いは、観る者を引きつける好試合へ。
ロスタイムには左サイドで玲央が2・3回の巧みな切り返しで相手を交わし、クロスを上げ、右サイドの優大へ。
角度の無い所からのGKとの1対1だったが、疲労蓄積された足から放たれたシュートは上に上がり、そのまま後半終了。延長へと突入した。
ここで私は帰りの高速バス
の事もあり、『こんな事こそ、後ろ髪引かれるという意味そのものやんな⤵』とか思いながら、スタジアムを後に。
その後延長前半でヘディングシュートを決められ、1-2の敗戦で、長い激闘は終わりました。
先ず昨日、バンディオンセに様々な所から気に掛けて下さった方々、有難うございました。
そして現地に来てくれた(来ようとした)方々、新幹線が静岡県内で止まったり、飛行機も悪天候でめっさ揺れたりと、現地に来るまでにアウェイの洗礼とやらを体験してもうた訳ですが、そんなアクシデントを凌駕する素晴らしい戦いを観れた事、そして皆様が居たからこそ、バンディオンセは精一杯の戦いが出来たかと思います。
平日水曜日なのに、普段の動員力から考えれば有り得ない人数で盛り上がれました。有難うございました。
総評としては、リーグ前半終盤から維持しているキモチで負けない事に、戦術・戦略を各人がきっちりこなせたかと。
延長戦にまで持ち込み負けたものの、皆が自分の持ち分と強み・弱みを理解し、相手の出足やスキルの差からどんどん後手に回りそうになっても、最後まで食らい付いていきました。勿論新潟は個々のコンタクトプレーも手を使わずに肩や体を入れて巧みに主導権を握りますし、展開も早かったですけどね。
この試合、「キモチをカタチに」出来ていたし、昨日は「キモチ“も”カタチに」出来ていたかと思われます。
J1相手に何が出来て、何が出来なかったのか、を真摯に考察する事で、全社やリーグ戦への大きな糧になるでしょう。
では皆様、リーグ戦後期も全社関西予選も、また前を向いて歩んでいきましょう。
追伸:アルビレックス新潟のサポーターの皆様、昨日はバンディオンセの選手達に温かい拍手と激励を頂き、有難うございました。
バンディオンセの選手各位も、クラブ自体も今後歩んでいく上で大きな分岐点になりました。
我がクラブにはJSC出身の選手が4人+千秋さんの計5人が在籍しております。
少ながらずの縁がございますので、今後もバンディオンセを、加古川を気に掛けてやって下さいませ。
天皇杯での快進撃を楽しみにしています
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