坂野民枝・インテリアコーディネーターの目線:    心地よい空間作りのヒント探し:四方山話

  

    インテリアのご相談は HP『 インテリアの教室 坂野民枝 』へ

お茶会・八勝館:堀口捨巳設計

2015-11-08 | Weblog


着物を着て、背筋伸ばして、参加しました。
人が造った庭であっても、木々の光を見ていると 安らぎます。

茶席はとても混んでいて、待つ ひたすら待つ。

手水鉢に映る紅葉に気づくぐらい待つ。



茅葺の門。このあたり(八事周辺)は 普通の住宅で茅葺にすることは不可。




飛び石に敷いたグレーの毛氈の上を歩きます。履物なしで。
足袋の足に石の感覚が伝わります。


濃茶の席は、今回は裏千家。他流のお点前をムる機会は貴重です。
まず、待合いの席です。 特にお道具が飾ってあるわけではないので、写せました。




ここからは、寄付きとして使われているので、写していません。
この写真はHPからです。




御幸の間(みゆきのま)と呼んでいますが、昭和天皇がいらしたということで、
行幸から来ているのでしょう。

堀口捨巳の設計で有名です。
お席を出たところに看板がありました。

出てくる人は 私が写しているのが 看板?不思議そうでした。
建築関係の人しか、理解できないでしょうか?・・・・



御幸の間は,本席なので、今日は写せません。この写真もHPからです。


この襖を見ると、いつも『御幸の間に来ました。』という実感があります。
広間の襖はこのくらい インパクトが有ったほうが、空間が引きしまります。

昨年は、ここで 40人のお客様の前で、お点前をさせていただきました。
今年は、戴く側ですので、ゆっくりした気持ちです。

立場が変わると、秋の半日をゆっくり過ごせます。

帰り際、クロークで 数年前にコーディネートさせていただいた家の奥様に ばったり。

『住みやすい家に住んでいます。』と、言って戴けて

・・・・・点が線につながる 嬉しさです。

その家を造ることに関わった方々に感謝です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。