紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

少々、ハードワーク中。

2009-06-14 23:42:00 | ファミリー
 昨日、おばあちゃんが転唐オたため、またもや歩行が困難に。歩けないながら、ゆっくりずりずりしてなら、なんとか自力で移動できるし、たぶん骨折ではなさそう。とりあえず明日病院に行きます。

という訳で、いつもより少々ハードワーク中。もし更新されていなければ、寝落ち(!。!)しているということで、ご了解ください。

 実は本日も、ほぼ寝落ち状態だったのだけれど、内田樹先生がご結婚されたというご本人によるブログ記事に、一気に目覚めてしまいました(笑)

 どうぞ、お幸せに~♪

AOIちゃんと意気投合

2009-05-30 23:58:00 | ファミリー
 Kちゃんは定期テストが間近なため、当然ながら部活がなく、土日は家で勉強の予定だったが、午後より塾にいくことにしたらしい。

 塾の日ではないが、先生が教室に待機してくださっているというのだ。自主登園で、わからないところは教えていただいたりできるという。彼女はノーマルクラスだが、スーパー賢い難関高校受験クラスの友達に負けたくない一心で、今回はいつもに増して向学心に燃えているのだ。

 今日は仕事帰りの私と、途中駅で合流して帰宅する事になった。途中で展開されるKちゃんの話。

 「とくに数学の先生って、自分が賢いから教えるのが下手なんやな、きっと。生徒がどうしてわからへんのかとか、どこがわからへんのかが、(自分はすべて理解できるので)わからへんのやわ。かえってとことんまでは賢くない先生の方が、教えるのはうまいのかもしれへん」 

 「でも(英語担当の)P先生は賢いけど、180度通り越して一周してカシコイから、教えるのうまいねんやろな。あのひとは、普通の人とは違うから」 
 たしかに、マスクが売ってないからと包帯を巻いてマスクの代用にするって、普通の人は思いつかない(笑) でも愛すべき熱血先生ではあるよね。

 彼女は横暴で理不尽なことを言ったり、権力を傘に着たり、無意味に自慢したりするオトナには、敏感に反応して鮮やかに反旗を魔オてしまうので、一部のオトナからは目の敵にされてしまうが、幸い塾では先生に恵まれ、なごやかムードで過ごしているらしい。

 そんな彼女が意気投合したのは、彼女の呼ぶところの「アオイちゃん」である。今日も気の合う会話を楽しんで来たらしい。
 アオイちゃんといっても、女性ではない。しかもいい歳(30代か、もしくはアラフォー)の男性だ。小一の頃より、Kちゃんの精神年齢は異様に高いので、同年代よりむしろ、会話をするには丁度いい年齢なのかも。

 そして中学生女子に名前を「ちゃん付け」にして呼ばれているアオイちゃんの正体。それは塾の校長先生なのだった。やっぱり大物かも、Kちゃん(汗)
 

浮き浮き♪by Kちゃん

2009-05-26 23:50:00 | ファミリー
 明日からやっと学校が再開されるので、うれしくてハイテンション気味のKちゃん。

 明日の朝ご飯のパンを買いにコンビニへ行ったら、しゃべるしゃべる。

 店内に迷い込んだカトンボに驚いて飛び跳ね、「今のなんか妙にかっこ良く着地したやんなー?」と、バレエのような着地を再現したり。それを商品整理のおじさんになにげなく見られて、内心しまったと思うも、テンションが高いので、すぐに気を取り直す。

 お店を出てからレジのお兄さんを評して、「あのひと、なんか(猿岩石の)有吉とビートルズを足したような人やった」。
 有吉はわかるけど、ビートルズってグループやし。しかも前期と後期でまるで違うし。

 あまりにテンションが高くて、コンビニでも「はよ帰って勉強したいわー! 勉強する気、満々やし~!」 うーん、お母さんに似なくて良かったよ~、ホント!

丑三つ時パニックbyKちゃん

2009-05-24 11:15:00 | ファミリー
 以前、格安衣料品店「しまむら」で買い物をしているとき、Kちゃんが「このアホらしい顔がたまらへん!!」と一目惚れしたペンギンの抱き枕がある。

 今朝、Kちゃんを起こしにいったら、その抱き枕が床に落ちていたので、拾い上げてベッドに置いてあげようとしたら、Kちゃんが焦っていた。

 「それ、ここに置かんといて~!!」

 その理由を苦笑しつつ説明してくれた。

 「昨日夜中の2時頃目が覚めたら、(上下)逆向けに寝てたし、ちゃんと寝直そうと思って起きかけたら、ペンギンが落ちてるし、拾お、思たねん」

うんうん。

 「そしたら、なんかイヤ~~な予感がしたねんな」

もしかしてペンギンにムカデが付いてた!?と予想し、私もゾッとする。

 そのイヤ~~なことを思い出したためか、Kちゃんが早口になり次の言葉が聞き取れなかったので、「え? もう一回言って。なに?」と聞き直す。

 「ペンギンの顔が、落ち武者やったねん!」

ひええええ~!! そりゃ、早口にもなるわ~~!

 「本コワ(「本当にあった浮「話」という再現ドラマのタイトル)みたいやろ!」

 まじ、本コワ!

 「もう、夜中の二時半に大パニックで、頭から布団かぶってたねん。落ち武者、こっちにきたらどーしよー、とか、金縛りにあうかも~、とか」

うわー! おかーさんやったら、そんな恐舞フ験、耐えられへん!

 「しかも布団かぶってたら、いままでの「本コワ」の映像が、頭の中で流れるねん! 断崖絶壁で腕を上げた亡霊に追いつめられるとか、カラオケ店で亡霊が出てくるとか。極めつけは『呪怨』の子どもがでてくるしー!!」

うーん、想像力と映像記憶力がいいと、こんなとき不利やねんな。

 「でもいまから考えると、ペンギンに落ち武者って、面白すぎるやんな。顔は落ち武者やけど、カラダはペンギンやもんな」

 さすがはKちゃんの前に現れただけあって、あの世の者ですら、笑いを取ろうとするのか~、とちょっと感心した。

 TPOを心がけた、正しい落ち武者さん! 大丈夫! あなたは成仏できますからー! 気づいてないだけですからー! どうぞ今日の夕方までには、速やかにお家にお戻りくださいませー。南無阿弥陀仏(合掌) 

東大へ。

2009-05-21 22:22:00 | ファミリー
 ついに私の職場では、スタッフのマスク着用が義務づけられた(売ってないので配布してもらえるそう)。

 それでなくても運動量の激しい、しゃべりの多い職場なのに、そのうえマスクをすると酸素不足に陥るようで、かなりの不評だった。仕方ないけど。

 Kちゃんは一日で缶詰状態にあきあきして、「どっかいきたいなー!!」(あかんあかん!)とこぼしている。

 そんなKちゃんとは裏腹に、H氏はかねてからの予定通り、召還されて東京に出張。新型インフルエンザで患者が出たばっかりの滋賀県なので、「大丈夫ですかね?」と確認の電話をして中止になると思いきや、「来てください」とのこと。お仕事の出張先は、日本の最高学府「東京大学(本郷キャンパス)」。予算の関係で日帰りだけど。

 まずそのキャンパスの広さ、緑の多さ、樹木の太さに驚いたらしい。それから赤門(金沢出身者なので、思い入れがある)はさすがに立派だったとか、安田講堂はやっぱり傷だらけで、思いのほか小さかったとか、帰宅後あれこれと報告してくれた。

 さすがのH氏も、東大教授の「えらい先生」の話を聞く、というのは、やや荷の重い気分だったみたいだが、地獄!?に仏、偶然仕事関係の知り合いに出会い、たいへん助かった~と心底安堵したらしい。持つべき物は仲良き友である。

 彼が同僚と学食でお昼ご飯を食べていたら、どう見ても東大部外者のお年寄りの一団が、H氏らの方をみて、感心したようにしゃべっていた。

 「やっぱり、東大の先生(明らかにH氏を指しているらしい)ともなると、普通のサラリーマンと全然違うよね! いかにも賢そうな顔してるじゃない?」

 ・・・あまりにごく普通の、田舎のサラリーマンですけど。

「あの隣の人(H氏の部下)は、きっと先生の助手だね」。
こちらは当たらずといえども遠からずな部分はあるが、彼も東大で助手の身分は、いささか場違いかもしれない。
 ごく普通のサラリーマンであるふたりは、声を殺して爆笑していたらしい。
 しかもすれ違い様、彼らが深々とお辞儀をするので「どうも~」と適当に挨拶したとか。もしかしたら帰宅後、「東大の先生にお声をかけてもらったよ♪」と、全くの思い込みの自慢をされているかもしれない。知らぬが仏である。

 ところで、H氏の子どもたちへのお土産は、オーソドックスな大学ノートに「東京大学」の文字と、イチョウのマークが入った「東大ノート」と「東大ボールペン」。子どもたちは、なぜか親の私ですら滅多に見た事の無い笑顔で、心底うれしそうに喜んでいた。
 あまりに喜ぶので、H氏をして「もっといっぱい買って来たらよかった」と言わしめる程。

 東大ブランド、恐るべし。