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日本で開催しましょうよ!第32回アメリカズカップ(ヨットレース)に寄せて

2006-06-10 23:56:28 | 研究:「ダンディズム」
<添付画像>:(Poto from wikipedia, "America's Cup": 1988 Stars & Stripes and KZ1

 週末の今夜、気分転換。すこしばかり「粋な記事」を書いてフライデーナイトを締め括ろう。

 少し気分を変え、国際ヨットレースでいこう。すなわち海洋冒険的スポーツなる「ダンディズムな話題」を、少々、、、。


「第1項」

 このところ、あたかも世界中の国と地域、様々な国民と人種は、サッカーゲームのワールドカップドイツ大会で盛り上がっている。
 
 等と、報道されているから、我々庶民は挙って信じ、うたがわない。サッカーのルールも分からないような大衆が、盛り上がりを見せているように報道されるからそう信じてやまず、
「遅れをとるな!同じ騒ぎに、乗らなきゃならん!」
とばかりに、盛り上がる。(申し添えておきます。我輩、一応サッカールールを解し、且つ、野球も見ますよ!)
 さて、
 かたや、スペイン地中海沿岸の都市「バレンシア」に於いて「アメリカズカップ・ヨットレース」で盛り上がっている事、日本のメディアは誰もニュースに取りざたしない。

(日々のテレビ報道、どのチャンネルも同じ報道内容とバカ騒ぎ番組の連続。さりとて妙に志向は片寄っていて、番組報道自体が画一的にてモロに面白くない!等と、思っている読者、是非、下記ランキングバーをクリック願いたい!)

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「第2項」  

ヤフーを検索していると、以下の記事に行き当たった・・・
 (「吼えるウオッチング」残念なアメリカズ・カップ挑戦断念)
「先の2000年度、このアメリカズカップヨットレースに「日本ティーム参加」の兆しがあり、民間で6億円目標の資金を募ったが、残念。・・・」

2000年の当時、目標の金額に到達せず、日本チームのアメリカズカップレースに参加を断念した経緯がある。。。

 膨大な資金を必要とするヨットレース。
 しかし、これを主催する国に落ちる「膨大な外貨」と、「運営に必要なノウハウ」と「経験」等など合算すれば、オリンピック開催に匹敵する経済効果が見込まれる。我国が、ホンモノの先進国であるならば、はたまた「かつての海洋王国日本」の実績を謳うならば、ここで一番、「アメリカズカップ日本大会」なるもの、ならばこの際、(現在第32回バレンシア大会の次に、第34回大会として)日本で開催意向を示したらしたら如何か?
 開催会場は、相模湾か?ならば静岡県か神奈川県。はたまた福岡湾?の福岡県、桜島と鹿児島湾風光明媚を謳う鹿児島県など、最適であるか。瀬戸内海のいずこか?残念ながら波穏やか風力緩やかにて、レースの迫力無し。瀬戸内海は最初からやめておけ!
 とりあえず、男性的なヨット競技の醍醐味、すでに若かりし頃に十分ご経験されておられる(はずの)石原東京都知事に於かれましては、オリンピック招致運動と同時進行にてアメリカズカップ招致に携わっていただきたく、神奈川県知事及び横浜市長などなど手を携えられ、世界規模イヴェント開催にふさわしい地方の首長あたりと、共に「がん首」並べ、相談開始されては如何か?カジノ?いいですよ。公営売春もそろそろ必要か?全てこの類いに賛成しますよ!
 しかし、ここはやはり国際海洋スポーツ最優先なのだ。
 「・・・」
 そう、面白く話を広げていけば、日本海のヨットレース開催会場の決定協議もあるのだぞ。
日本海の荒波でレース可能か。
ならば面白い。
隠岐対馬から竹島の海域を、敢えてヨットレースのコースに選ぶか?
そうなると、かの三莫迦隣国こぞって、さぞかし驚くであろう!残念かな、しかし、このような海洋国際イヴェント開催は、とてもとても三莫迦隣国では不可能のはず。三莫迦に対するデモンストレーションと政治的プロパガンダ、且つ国威の示威威嚇行動も加味し、アメリカズカップを我国の国家税収から予算化し、イヴェント開催招致に向けて「検討開始」したら如何か。世界に誇る我が国の巨大5流銀行赤字決算の尻拭いは、もう、終わったはず。郵政改革もどうやら終わった、いや、始まった。道路公団、民営化のカタチはついた。が、先行き不透明。社会保険庁関連の無駄ずかいは、破産の一途を辿るか。我々の年金はどうなるか?
 問題点は、いろいろある。
 しかし、未だ国家予算の大破綻には届かず、いささかのユトリはある。諸々帳尻合わせれば、まだまだ、アメリカズカップ開催招致のための資金は十二分にあるはず。この際、日本政府、否、我々のの税金をふんだんに投入し、国家プロジェクト「国際海洋スポーツの祭典」に乗り出してはどうか?但し、米国・ニュージーランド・ドイツほか、超一流海洋スポーツ先進文化国をはじめとするヨットレース参加国の諸兄連中、日本での開催を認めるかどうか?はたまた我国民間企業にソレを受けて立てるほどのスポンサーはいるか?「アメリカズカップ開催の為のスポンサーをを引き受ける!」と、言い切ってくれる太っ腹な財界人がいるかどうか?(トヨタは乗るであろう?だめか、F1レースの開催実行で、今は手一杯か?)


「第3項」

 想えば、
 国中海に囲まれた日本。にもかかわらず、海洋スポーツの国際的な進展は、今だに見えてこない。一昔前になるか、かのヨットマン堀江青年が、太平洋ヨット一人旅の成功。世界中を騒がせて久しい。海洋国日本なればこそ、本来の伝統である海洋スポーツには今一層の尽力を尽くし、青少年の夢と希望を「国際ヨットレース」に実を向けさせるのも、有益な国際協力と理解となり、有効なる教育効果あると思うが、如何?

 そう、
 戸塚?ヨットスクールの悪しきイメージばかり広がり、定着させるのがメディアの役割でもあるまい。本来、海洋スポーツは健全且つ勇壮果敢にして冒険的「男のロマン」を秘めているもの。今や、海の男とは、沿海漁業やマグロ漁船乗組員のみでもあるまいし、珍奇短小脆弱な近海釣り船所有者にて「船主」海のスポーツと短絡的にならず、海のスポーツ、海の遊びを、もっと「粋」な認識に高めたたいもの。ならば釣り船の認識から、ヨットレースのジャンルに格上げしなくてはならないか。このあたりを称して「ダンディズム」と解さない理由はない。ひとつ国際ヨットレースに積極参加することにより、日本国をして「海の男のダンディズム」なるもの、21世紀の世界に発信できないものか、、、。 

 これを開催する場所、世界から人が集まりお金が落ちる・・・
 下手な公共事業など「桁違い」のイヴェント収入が約束される。しかし、何しろ三莫迦隣国に振り回されている「日本国」、このような「粋なイヴェント」を受けて立てるかどうか?これを受けることにより、本物の世界に通用する経済大国且つ文化国家に成れるのでは・・・

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「参考資料」
『アメリカスカップ』出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アメリカスカップ(America's Cup)は、1870年より現在まで続く国際ヨットレース。また、その優勝杯の名。オーナーの莫大な投資、デザイナーの卓越した設計技術、スキッパーの神業的操舵は最高峰のヨットレースと呼ぶにふさわしい。その名の如くアメリカの威信を賭けたスポーツという名の戦争である。1983年9月26日の最終7戦目にオーストラリアの<オーストラリア2世>が右ジャイブにより風をつかんだことでカップ保持者の<リバティー>を破るその日まで132年間の連続勝利年月をNYYC(NewYork Yacht Club)が築いたのは世界スポーツ史における偉業の一つである。また、そのリベンジを果たしたアメリカの苦闘は映画にもなった。・・・・
("America's Cup" from wikipedia)日本語翻訳文の続きは、こちらから入れます。


「32nd Ameria's Cup Valencia Official Website」:
(第32回アメリカズカップ・ヴァレンシア大会公式ホームページはこちらから入れます。英文サイトですが、画像が綺麗ですから是非開いてみてください・・・)

[参考資料:32回アメリカズカップ・大会日程表]
PROGRAMME - The Schedule for the 32nd America’s Cup

Dates below are from first race day.

2004
Marseille Louis Vuitton Act 1 - September 04 - 11
Valencia Louis Vuitton Act 2 - October 4 - 12
Valencia Louis Vuitton Act 3 - October 14 - 17

2005
Valencia Louis Vuitton Act 4 ? June 16 ? 22
Valencia Louis Vuitton Act 5 ? June 24 ? 26
Malmo-Skane Louis Vuitton Act 6 ? August 25 - September 1
Malmo-Skane Louis Vuitton Act 7 ? September 2 ? 4
Trapani Louis Vuitton Act 8 ? September 29 ? October 5
Trapani Louis Vuitton Act 9 ? October 7 - 9

2006
Valencia Louis Vuitton Act 10 ? May 11 ? 18
Valencia Louis Vuitton Act 11 ? May 19 ? 21
Valencia Louis Vuitton Act 12 ? June 22 ? July 02

2007*
Valencia Louis Vuitton Act 13 ? April 3 ? 7
Louis Vuitton Cup
April 18 ? June 12 (Louis Vuitton Cup Final June 1 ? 12)

32nd America’s Cup Match
June 23 ? July 7 (including three off days and three reserve days)

* Final dates for 2007 to be confirmed

これらを総合すると、地中海を挟んでフランスとスペインで行なわれる、向う3年間に亘る長期イヴェント。これ、日本で開催すると、その波及経済効果たるや桁違いに膨大なものとなる。

是非、日本で「アメリカズカップ」、やりたいですねえ~・・・

* (第32回アメリカズカップ関連記事第2回掲載は、6月26日に続く・・)