Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

誰か、教えてやってくれ!国旗掲揚と国家斉唱の時、その「立ち居振る舞い」を・・・

2006-06-13 19:25:55 | 教養・文化・歴史
 最後の6分間、いや、9分間で「3点奪取」され、日本チームは惨敗した。
 昨夜のFIFAワールドカップ日本豪州戦中継は、最高瞬間視聴率?61%を超えたとか?もちろん我輩は最初から最後まで、観戦した。
 
 敗因とその状況、
 今後のゲームへの心構え、

 今朝のテレビニュース、さっそくもろもろ屁理屈捏ねていた。

 要は、
 日本ティームが負けた事。
 負け方が悪すぎた事。
 ジーコの采配が、よい結果を生まなかった事。(これ、非難するもの見当たらず)
 相手のチームの監督が勝っていたこと。(これはどのTV局も言っていない)

 (私論にて)要約すれば、そんなものであろう。

 しかし、その敗因究明とて、批判とて、次回ゲームへのエールとて、テレビで放映するものは皆、甘い。甘い。甘すぎる・・・

 大きな違いは何か!何であったか。

 ひとつ、はっきりと、もの申したい。

 最初からゲームの始まる前から、日本サッカー代表ティームは、すでに負けていた。
 国旗掲揚国歌斉唱は、豪州チームから先に始まった。
 豪州チームの選手全員、左手を胸の位置にあて、しっかりと左手拳(こぶし)を握り締め、顎を引き、両目を見開き、国旗を凝視。あらん限りの「大声」で彼らの国家を斉唱している姿が写った。気合はこもり、国旗に象徴される「オーストラリア」の国の栄誉に恥じない戦(いくさ)を戦い抜く「オージイ魂」なる気迫が感じられた。

 次に、 
 日本国家「君が代」、流れ始めた。
 左から、日本代表選手団が一人一人、TVカメラで写し出されつつ、カメラは左に移動。
 ヌヌ、、、
 ほとんど最初に映し出された一人だけ、なんと、さすがに、さんとす君。「左手を胸にあて」、君が代を歌っているではないか。
 後は、言わずもがな、日本代表選手のほとんど全員、手は後ろに回し、口元を見ればぶつくさと、とりあえず君が代を歌っているように見えた。途中(歌詞が分からないのか、知らないのか、面倒なのか)歌うのを休んでいるように見受けられる選手も、いたかに思えた。
 
 いやしくも、自国の国旗掲揚国歌斉唱、立ち会う場合はまず、「直立不動の姿勢」、休めの姿勢ではなく、「キオツケ!」の姿勢をとるべし。日本人の習慣として、どうも左手を胸に当てる姿はそぐわない。かといって軍人ではないので「挙手の礼」にいどまなくてもいいが、せめて「キオツケ!」の姿勢をとってほしい。
 
 日本サッカー協会?連盟の指導者よ!
 あるいは、サッカー世界の先輩諸兄よ。
 礼儀を教えてやってくれ。
 誰もいないのか?
 ならば、
 ジーコ監督よ。
 日本人選手に、自分の現役時代のこと、国旗掲揚時の立ち居振る舞い、教えてやってくれたまえ。
 これ、日本代表チーム監督として、最初にして最大の責務ではないのか?

 あれでは、あの態度では、国家を代表する意識なく、したがってワールドカップのような「国の威信」を賭した戦いには、最初から精神的に負けているのであるから、当然ながらゲームにも勝てないであろう。若し、試合に勝っても(負けたらもちろんの事)国旗掲揚時の立ち居振る舞いは最悪、国旗に対する態度不逞な日本人は、世界の他の国民の前で恥をかくばかり。若し勝ち進んでも、日の丸の揚がるたびに国際的に恥をかく。恥をかきかきサッカーをやってほしくない・・・
 そのこと、早く教えてやってくれ、FIFAワールドカップ関係者よ。
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