打席に入って行う事

2020年07月05日 06時35分00秒 | 少年野球

打席に入る際には、本当に緊張しますね。

私も中学・高校の際、打席に入る際には口から心臓が出るのじゃないかと思うくらいにド緊張してました。

ですが、こればかりは避けて通れない事です。

じゃあ、どうすれば緊張しなの…ですが、具体的な対策はありません。ガックシ。

ですが、打席に入る際のルーチンワークを行う事で、自分自身の験を担ぐorおまじない的なものを行う事で少しだけ緊張がほぐれるかと思います。

今回、この「打席に入ってボールが来るまで」について、少し記載していきたいと思います。

 

➀リズムをつくる(ルーチンワーク)

プロ野球もそうですが、打席に入ってから自分自身常に行うルーチンワークを決めた方が良いかと思います。

例えば、バットでベースの角をコツンと叩いて距離を確認したり、イチロー選手のようにバックスクリーンに向かってバットを立てたり等。

そこで、出来れば行って欲しいルーチンに「深呼吸」を入れて欲しいです。

一度大きく深呼吸をし、心と体を落ち着かせたいです。

ポイントは、呼吸を吐くときにへその少し下あたりの【丹田】という場所にスーっとゆっくり落とし込んでいくみたいです。

この呼吸法をすることで、構え自体にどっしりとした安定感が生まれるようです。

呼吸法でだけではありません。色々試して(プロ野球選手の真似をするにも結構)構えが自分に合ったルーチンワークを決めて下さい。

 

②構えの形は何でもいい

構えとは、ピッチャーがいつ投げてきてもいいように、打者側が準備完了している状態をいいます。

構えには基本という形はなく、千差万別、自由であるというところが特徴です。

※昔、DeNAベイスターズの前のチームとなる横浜ベイスターズの種田選手の構え方が独特でした。

しかし、バッティングでは自由にやっていい部分と、できればここだけは押さえて欲しいポイントがあります。

構えは、バッティングの中で唯一個性を出していい部分であり、枠にはめ込んではいけない部分だと思います。

反対に、トップは基本通りの型があるので、その型をできれば守ってほしいですね。

 

③両目で見る

ピッチャーを見る時には、片目ではなく両目でしっかりと見て欲しいです。

いやいや、正面向けないから見れないよ!と思いますが、だからできるだけ顔をピッチャーに向けて欲しいのです。

可能な限り首を回して。

ボールをキャッチする時もそうですが、片目よりも両目で見たほうが正確性は上がります。

片目をつぶって人差し指の先端をくっつけて下さい。

多分、一発で合わないと思います。

※いなかっぺ大将 大ちゃんの「どぼじて」ポーズです…わかりにくいね⤵


話がそれましたが、それくらい片目でボールを捕らえるのは難しいです。

だから、両目でしっかり見てほしいです。

 

④停止しないで動いておく

構えのときに筋肉が緊張しないようにするコツは、ガチッと固めずにつねに動かしておく事です。

動かすといっても、体全体を揺する動きではなく、リズムを刻んで自分の"間合い"で始動して欲しいのです。

例えば、グリップの握りで行ったり、前足(右打者であれば左足)でリズムを刻んだり等、色々あります。

この動作は、いつでも動き出せる効果もありますが、筋肉を緊張させない効果もあります。

動作の「遊びをつくる」ためには、動かしておくのも重要です。

早めに準備して、始動遅れの無いようにしっかり・どっしりと構えておいてください。

要は準備が非常に大事です。準備が出来ていれば悔いは残らないはずです。