球際

2020年11月01日 06時08分08秒 | 少年野球

よく高校野球やプロ野球で「球際に強い」というワードが聞かれます。

今日のブログテーマは、球際について(強くなる)です。わたくしの持論ですのでご意見あればお願いいたします。

 

では、この球際ってなんぞや?っている方もいると思いますので、簡単な説明を。

球際のプレイとは「球を取れるか取れないかの微妙なプレイ」という意味です。

あと、捕球の正確性さにも言えるかと思います。

せっかく追いついても、ファンブルしたりジャッグルしたりしないようにする動きを「球際」と私は理解してます。

で、ここからが球際に強い選手の資質や練習方法です。

①ボールまで素早く最短で到達及び回り込める

②しっかり捕球するためにボールを最後まで見る(目を切らない)

③内野手であれば「逆シングル」は習得したい

①、②は絶対条件ですが③も極めて近いマスト条件だと思います。

球際に強くなるためにも、手のひらの向きを普段から意識して練習に取り入れたいです。

 

鍛え方は、特に下半身の粘りが重要になってくるかと思います。

ですからアメリカンノック的な下半身を中心とした捕球練習が有効です。

ギリギリ追いついているのにグラブが出ない、膝が曲がらず捕球できないケースでは下半身が弱いということです。

逆を言えば、下半身が強い選手は球際に強い選手だと思います。

 

まあ、学童野球から逆シングルで捕球してファーストに送球したり、外野手で地面すれすれで捕球したりする場面はほとんど見ませんが、中学野球・高校野球ではこの「球際」が弱い選手はベンチ入りすら難しくなってくるので、是非とも習得して欲しい動作です。

 

これから寒い季節になってきます。下半身トレーニングをふんだんに取り入れ、野球シーズンに備えて下さい。

アリとキリギリスのような童話にならないでくださいね。



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