差別と区別

NHKで「車イスではけるおしゃれなジーンズ」なんてのやってた。

σ(^^)がよく買い物する店で、どこかの施設の障害者団体をよく見かける。
買い物の日とかお出かけの日なんだろうなぁ～って。

入所施設では外出って結構大イベントだと思うのよね♪楽しそう♪(^^)
でもみんなトレパンとＴシャツとかで、おしゃれをしているようには見えなくて。

「せっかく外出するんだから、もっとおしゃれしたらいいのに～
　介助者も気をつかってあげたらいいのに～～～～」
なんて思ってしまっていたんだけど。
観光地や普通の街中でもそう思ったコトがあって。

でも～～～違うんだね。
介助者が介助がやりにくいからとかじゃなくて(多少はそれもあると思うけど)
普段、私らが着ている服って、身体に障害のある人にとっては
ホンッッットに動きにくいモノなんだね。

歩けなかった時はジーンズなんてはく気もしなかったし。
まぁ～私の場合は何に対しても無気力なだけだったとは思うけど(＝＝;
時々、おしゃれなチェアウォーカーも見かけるしね(^^)

でも着替えるって行為はスゴク大変だったんだってば(><)
それで簡単に着られるＴシャツとかトレパンを選んでしまう。
そしてその方がむしろラクに外出ができたりして。

「おしゃれをしないのは、介助者や周りの都合だけってコトでもないのか～」
････と経験から学んだコト？(--;

高齢者用の服は結構あるんだよね。
リハビリ用のパンツとか、シャツもボタンじゃなくてマジックテープになってたり。
でもホントにしゃれた服って無いし。
そういうのを見て、以前から
「おしゃれな介護服(?)とかってあったらいいのに」
なんてコトをよく思ってたけど。
機能重視になっちゃうから仕方ないのかなぁ(^^;

だったら、同じトレパンでも～
いかにも「トレパンです！」じゃないモノとか。
ジーンズでも膝部分にゆとりもたせて長時間座っても辛くないようなモノとか。。。

そこで動けばいいんだけど。考えただけ～～ってのが私の悪いトコ？
(〃￣∇￣)ﾉ彡☆ｳｷｬｷｬｷｬｯ

でも既に活動してる人はいたんだねぇ(^^)
でもあまり世に広まって無いんじゃない？

高齢者用の服だって特別にコーナー設けてるし。
普通にＬサイズとかＭサイズとかあるように
ユニバーサルサイズとかで他の服と一緒に陳列したらいいのに。
あぁ～でもそれじゃ探すのが大変なのか・・・。

「平等」と言う言葉は間違えると「差別」を引き起こすこともある(*｀д´)b
みんな同じにすればイイってもんじゃないのよね。
「差別」と「区別」は違うって勉強したじゃない～l-_-l_ _l-_-l_ _l ｳﾑｳﾑ

今日の新聞で
障害者自立支援法による手話通訳の有料化について、
聴覚障害者団体が「呼吸をするのに金を払えというようなものだ」と猛反発してるそうで。

聴覚障害者団体
「手話は視覚障害者の点字ブロック、車いす利用者のスロープと同じ。
　県民としてサービスを受ける権利がある」

市町村
「ガイドヘルパー料を一割負担する視覚障害者から不満の声もあり、
　聴覚障害者だけを特別扱いできない」

どちらの主張も納得するというか･･･(ーー)
スロープや点字ブロックとは違って、手話通訳は常に人の手が必要だしね。
人件費の壁か。。。。やっぱり世の中、金ですか～～？(^^;