なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

胚移植

2014年08月16日 | 志織のあしあと
昨日は午前中は出勤して午後から不妊外来へ。

採卵できた8個中
綺麗に受精したのは4個。
4個ともグレード1といって状態はいいらしい(^^)

中でも一番状態のいい1個を移植して
残りは1個と2個ずつという2グループで凍結保存。

そして本日、やっと胚移植

病院につくと着替えてしばらくベッドで待機。
今日だけで6人胚移植するらしいからね。
みんな頑張ってる(><)

待ってる間に看護師が
受精卵の画像コピーをもってきてくれた。

凄い。テレビとかで見るのと同じ(笑)
これが人間になるんだもんね~
ホントに不思議。

そしてこのちゃんと受精卵として
育たなかった残りの4個。

何千という旦那の分身くんの中から
選ばれた精鋭たちなわけよ。
その選抜だって凄い確率だったはずで。

この子らもひとつの命として成長する可能性は
まったくゼロだったわけではないはずなのに。

この子たちに一体何があったんだろうね。

そして今回、胚移植に使うのはこのうち一個。
今回選ばれなかった残り3個は凍結。
残り3個の今後の運命は私が握ってるんだね。

人の命ってのは不思議なものですよ。

そしていよいよ順番。
いつもの診察台に寝かされて
モニターでシャーレに書かれた名前を確認、
シャーレの中の受精卵の確認。
移植する様子もエコーで確認しながら施行。
そして最後はシャーレ内に残ってないか確認。

確認に確認を重ねる厳重な確認作業。

そうよね。間違ってたら大変。
確実に移植しましたよっていう証拠は
患者本人に目視させるのが一番だしね。

時間として15分程度かな。
アッという間に終了。

そしてまた部屋に戻って1時間程度休む。

休むといっても30分くらいしか眠れなかったな。
自然に目が覚めた。お昼食べてないから腹減った(笑)
着替えて会計へ。

やっとここまで来た感じ。

なんだろう。スッゲェ疲れた(o´Д`)=з
なんだかんだ言って緊張してたのかな。

σ(・∀・)病院慣れはしているし。
待ってる時間とか看護師と
病院職としての苦悩の愚痴を言い合ったりして
そんなに緊張してる自覚はなかったけど。

不妊治療の辛さってのは
確実に妊娠できると限らないこともあるよね。
でも行動しなきゃ何も始まらない。
思い切って不妊外来を受診してよかった。
3月から通い始めてもうすぐ半年。
ホントに時間のかかる根気のいる治療(==)

どっかのお偉いさんたちは、
やれ少子化だとか、女性の働きやすい社会だとか
ワークライフバランスだとか
「女性が輝く日本」だとか言ってるけど。
「何もわかっちゃいない」と思うのは私だけかしらね。

その声が女性議員からあがればまだしも。

生理痛の痛みも。出産の痛みも。
産休育休からの復職時のブランクに対する不安も。
仕事から帰って育児や家事に追われながらも
疲労を感じる暇さえない感覚も。

そんな苦痛や疲労を知らない人たちに
当事者の声を無視した社会を押し付けられて
「こんだけお膳立てしてあげてるんだから
 頑張れるでしょ?」って
後から責められるんだろうね。

ま、ずっとそんな国か。

とにかく今確実に言えるのは
お腹の中に可能性があることkirakira2

「あとはストレス溜めないように(^^)」なんて
無理に決まってんじゃんかぁ~~~~(笑)

緊張の糸が切れたようになんか身体がダルイ。
最近SLEだってことを忘れがちだな。
気を付けないとね。
服薬も半強制に減らしたわけだし(^^;

明日はゆっくり沖尚の試合を見ようっと♫