なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

忘れられない‘死‘

2015年02月22日 | 志織のあしあと
今日は朝から絶不調ですyellow6
ずっと胃がムカムカしてます。
食欲がまったくありません。
デュファストンの副作用も重なってるのかなぁ。

昨日のTVで番組での話。

忘れらない‘死’

私は3つあります。

ひとつは小学生の頃の入院中、
同室だった高校生のお姉さんの死。
同じ病気。同じ主治医。

ちょうどパルスで入退院を繰り返していた私。
入院していない時がちょうどその時だったみたい。

長期入院を必要としていたお姉さん。
会う度に病気が良くなっている感じはしなかった。
最後に会ったときは個室に移っていて
ひたすらチョコと氷だけを食べ続けていた。

そして私が何回目かのパルスで入院した時、
既にお姉さんは病院に居なかった。

周りの大人は誰もそのことに触れなかった。
入院仲間の子どもですら会話にしなかった。
私も幼いながらに悟った。

もうひとつは高校の恩師の‘死’。
大学への推薦入試に挑んでいたσ(・・)に
小論文をワンツーマンで指導してくれた先生。

合格を伝えた時は泣いて喜んでくれた。
でもσ(・・)が卒業してからすぐに休職。
大学1年の夏休みに亡くなった知らせを聞いた。
ずっと病気を抱えていたらしい。
まったく知らなかった。

もうひとつはサークルの後輩の‘死’。
彼女の強気な態度はどこか自分と似ているように思えた。

彼女が何かの薬を飲んでいたことを知ってる人は
σ(‥)以外に何人いたんだろう。
「なんで病気のことを言ってくれなかったんだろう」
彼女が亡くなってそう思った。

でも自分に問いかけた。

病気のことを周りに言っても
結局、何も変わらないじゃん。


ずっとずっとσ(・・)も
そう思って隠してきたじゃん…って。

何も言ってくれなかった彼女に対する気持ち、
知らなかったことに対する後悔。

私も周りにそういう思いをさせてしまうかもしれない。

彼女の‘死’によって
病気のことを周りに伝えるべきなんだと。
そう思うようになりました。

こんな私でも死んだら悲しむ人がいるはずなので。

結婚してからはさらにその思いは強くなって
旦那を悲しませたくないから
病気になんて負けないと強く思うようになった。

自分の生命が自分だけのモノじゃないと
つくづく感じています。