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教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

昔と変わった教育事情

2015-08-08 21:29:10 | 経済/経済/社会
かつて我々は、学校で食べ物を床に落としたとき、
「落ちたものは拾って食べなさい! 農家の人に申し訳ないと思わないの!!」
という教育を受けた。

汚い!!!

だが子供はその命令に逆らえない。
しかたがないから拾って食べる。
これは関西でよくある3秒ルールとは異なり、3秒以上たとうが関係なく実行を強要させられるものだ。



当時これを聞いた我輩は何と思っただろうか?

小学校低学年のころは
「農家の人たちって、床に落ちたものを拾って食べないと怒り出すような人なんだ・・・ なんか怖い・・・」
と思っていた。
あたりまえだが学校から外に出たらそんなことはしない。

ヘタすると当時の我輩は
「おまえの家って農家だから落ちたもの拾って食べるんだろ?」
くらいのこと言ったことがあるかもしれない。
これを今あらためてみれば、むしろ農家があらぬ風評被害を受けていて教育の効果はネガティブなんじゃないかとすらいえる。



農家の人ってホントにこうなのか?

んなわけあるかwww

わたしは農業やってないが、製造業関連であり、生産者という立場では共通である。
その我々は、おかしな使い方をして動かんとクレーム言ってこないかぎり買ってくれただけでありがたいとしか思わない。
農業でこれを例えるならば、
「おたくのイチゴ、買ったあと一か月ほど常温保存したら腐ってたんだけど、腐ったもの売りつけないでくれる? 交換してくれない?」
ということがなければ買ってくれただけでありがたく、それ以上とやかく言わない、というニュアンスである。

もし仮にわたしが農業やってたとしても、我輩が生産したものを食べる人が床に落ちたものを食べないと不機嫌になる…なんてことは考えられない。
直接聞いてみたことはないが、ふつうの農家は我輩と同じ意見のはずだという確信はある。



では現代はどうなのか?

甥と遊んでいるときにその母親(弟の嫁)と話をしていたときに聞いたことだが。

いまは
「床に落ちたものは汚いから食べてはいけない」
と教わるようだ。

まあなんと今の教育現場はマトモになったものかと感心する。

いや、たかがこんなことで感心されるほど我輩の受けた教育が酷かったともいえる。