我輩はいい歳こいてロシア語に手を出したわけだが。
我輩自身が経験した中学校/高校での英語のカリキュラムはほんの少しも参考にしていない。
なぜか?
英会話の能力はほんの少しも見についていないからだ。
どうしてこうなった?
日本国内の受験のために過剰最適化しているからだ。
たとえば、so-that構文をtoo-to構文に変換できるスキルは日本国内の受験のためには必須だが、英会話には全く必要としない。
こんなんネイティブに解かせようとしても「えっ…… ちょっと待って考えるわ」と言われるのがオチだろう。
これは英文法なんて大して約に立たないということの証明でもある。
ではどうすればいいか?
我輩、英語に対するモチベーションは全くないので、どうするつもりもない。
しかし、ロシア語についてはモチベーションがある。
ではロシア語の文法の勉強はするのか?
我輩、受験勉強ほど文法を重要視していない。
ロシア語には格変化という恐ろしく難解な文法がある。
文法だけでいえば英語よりはるかに難しい。
だが、じつは格変化なんぞロクにできなくても、ネイティブのロシア人には変に聞こえるが、それでも意味はギリギリ伝わるのは実戦でわかっている。
だからそんなもん後回しだ。
しかしだな。
独学で外国語を勉強しようとして、なぜ文法の勉強が必要なのかがわかった。
それは、人間の脳が言語的なパターン認識をする場合における問題である。
赤ちゃんはどうやって母国語を憶える?
我輩よく知らん。
だが、最初は名詞をポンと単体で発音するところからスピーキングが始まるようだ。
つまり、まずは単語の暗記力。
そのつぎからマトモな文章で話せるようになってくる。
こ親ないし保育所ないしで浴びるように言語のインプットがなされ、その中からパターン認識で言語を習得していくのではなかろうか。
そこでだ。
どうやってパターン認識するかが問題である。
ディープラーニングでは教師あり学習と教師なし学習というのがある。
教師あり学習というのは、インプットと答えがセットになって渡される。
たとえば、コンピュータに猫の写真を見せて、これは猫であると答えも渡す。
教師なし学習というのは、答えはついてない。
コンピュータに自分でパターンを見つけさせて勝手に分類するようにしてもらう。
赤ちゃんの母国語の学習方法はディープラーニングにおける教師なし学習に近いだろう。
だが、これでは時間がかかる。
ディープラーニングでも一般的には教師あり学習のほうが遥かに組みやすい。
たとえば、ロシア語学習者の我輩に対し
「Я очень устала.」
というインプットがあり、どうやら当人自身が大変疲労したときにそう言うもんらしいと勘付いたとしよう。
で、それを実戦で使ってみたとする。
するとどうなる?
もちろん意味はギリギリつたわる。
しかし、
「おまえゲイなのか?」
ととか
「それロシア人が聞いたらキモいからやめろwww」
とか言われるかもしれん。
なぜか?
細かいことまで解説するのはやめておくが、おっさんが言うときには
「Я очень устал.」
が正しい。
これがわかるためには文法の知識を必要とする。
そう、文法の勉強とは、ディープラーニングにおいての教師なし学習から教師あり学習に近い学習速度を得るためのテクニックだったのだ。
もちろん、so-that構文をtoo-to構文に変換できるスキルを身に着けたとして、それが学習速度に効果的に作用するとはとても思えんけどね。
我輩自身が経験した中学校/高校での英語のカリキュラムはほんの少しも参考にしていない。
なぜか?
英会話の能力はほんの少しも見についていないからだ。
どうしてこうなった?
日本国内の受験のために過剰最適化しているからだ。
たとえば、so-that構文をtoo-to構文に変換できるスキルは日本国内の受験のためには必須だが、英会話には全く必要としない。
こんなんネイティブに解かせようとしても「えっ…… ちょっと待って考えるわ」と言われるのがオチだろう。
これは英文法なんて大して約に立たないということの証明でもある。
ではどうすればいいか?
我輩、英語に対するモチベーションは全くないので、どうするつもりもない。
しかし、ロシア語についてはモチベーションがある。
ではロシア語の文法の勉強はするのか?
我輩、受験勉強ほど文法を重要視していない。
ロシア語には格変化という恐ろしく難解な文法がある。
文法だけでいえば英語よりはるかに難しい。
だが、じつは格変化なんぞロクにできなくても、ネイティブのロシア人には変に聞こえるが、それでも意味はギリギリ伝わるのは実戦でわかっている。
だからそんなもん後回しだ。
しかしだな。
独学で外国語を勉強しようとして、なぜ文法の勉強が必要なのかがわかった。
それは、人間の脳が言語的なパターン認識をする場合における問題である。
赤ちゃんはどうやって母国語を憶える?
我輩よく知らん。
だが、最初は名詞をポンと単体で発音するところからスピーキングが始まるようだ。
つまり、まずは単語の暗記力。
そのつぎからマトモな文章で話せるようになってくる。
こ親ないし保育所ないしで浴びるように言語のインプットがなされ、その中からパターン認識で言語を習得していくのではなかろうか。
そこでだ。
どうやってパターン認識するかが問題である。
ディープラーニングでは教師あり学習と教師なし学習というのがある。
教師あり学習というのは、インプットと答えがセットになって渡される。
たとえば、コンピュータに猫の写真を見せて、これは猫であると答えも渡す。
教師なし学習というのは、答えはついてない。
コンピュータに自分でパターンを見つけさせて勝手に分類するようにしてもらう。
赤ちゃんの母国語の学習方法はディープラーニングにおける教師なし学習に近いだろう。
だが、これでは時間がかかる。
ディープラーニングでも一般的には教師あり学習のほうが遥かに組みやすい。
たとえば、ロシア語学習者の我輩に対し
「Я очень устала.」
というインプットがあり、どうやら当人自身が大変疲労したときにそう言うもんらしいと勘付いたとしよう。
で、それを実戦で使ってみたとする。
するとどうなる?
もちろん意味はギリギリつたわる。
しかし、
「おまえゲイなのか?」
ととか
「それロシア人が聞いたらキモいからやめろwww」
とか言われるかもしれん。
なぜか?
細かいことまで解説するのはやめておくが、おっさんが言うときには
「Я очень устал.」
が正しい。
これがわかるためには文法の知識を必要とする。
そう、文法の勉強とは、ディープラーニングにおいての教師なし学習から教師あり学習に近い学習速度を得るためのテクニックだったのだ。
もちろん、so-that構文をtoo-to構文に変換できるスキルを身に着けたとして、それが学習速度に効果的に作用するとはとても思えんけどね。