教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

携帯自慢(笑)

2011-07-03 00:44:13 | 経済/経済/社会
ちょいと前の事になるが、こんな会話をしたことがある。



女A「あのね、携帯変えたんだ♪」
女B「どんなの?」
女A「これなの。スマホにしちゃった♪」
俺&女B「へー」
女A「Androidなのよ。すごいでしょ」
女B「へー」
俺 「CPUってどんなの? NVIDIAかなんか?」
女A「なにそれ?」
俺 (なんだ、Android知ってるのにCPUが何なのか知らんのか・・・)
女B「で、Androidって何?」
女A「・・・いや、知らん」
女B「・・・」
俺 「パソコンにもWindowsってのあるでしょ。それの携帯向けみたいなヤツのことだよ」
女A&女B「???」
女A「で、○○さんはどんなの使ってるの?」
俺 「これ」
   といって携帯を出す。ちなみにTRONのころの年代モノ
女A「なにこれー!? すっごい分厚いwww」
俺 「これにそんなに珍しいところあるか?」
女A「ありえないでしょこれwww」



とまあ、こんなことがあったわけだ。

見返してみるとわかるかもしれないが、実はこの会話には問題点が2つある。
(テクノロジーに興味がなければAndroidだとかCPUだとかの用語を知らんのはしかたがないことで、そこにはもちろん落ち度はない。)



1つ目。
Androidが何なのか知らんくせにAndroid搭載なのを自慢していること。

けっきょくマスコミやTVのCMに踊らされているだけだ。
一昔前に民主党に投票して自民政権を打倒すれば日本はバラ色の未来になると信じたヤツらも、いま韓流アイドルに夢中になっているヤツらも、きっとこいつみたいなヤツなのだろう。
日本人が家電を選ぶときはスペック厨な気があるが、なんのことはない、多くはスペック厨なんじゃなくてTVのCMに踊らされているだけにすぎないのだ。



2つ目。
たかが携帯の機種くらいで優越感に浸れるような程度の知れた女なこと。

携帯なんてたかが数万である。
そんなんで自慢できる程度の財力しかないのは高校生までだ。
大学生以上になれば誰でも買える。
そして20代半ばになれば、たかが銭を少々積んだだけで手に入るようなものでは自慢には値しないと普通は気がつく。

高級車だって、心底欲しくてがんばってお金を貯める決意があれば、ニートや学生でないかぎり誰でも買えるのだ。
そして、高価な物を持っている人と高額な収入を得ている人との間には必ずしも強い相関はないことにも気がついてくる。

しかし。
ときどきそれに気がつかないヤツがいる。
たとえば一昔前に流行ったようなブランドもののバッグを買いあさるバカねぇちゃんだとか。
こういうたかが携帯の機種くらいで優越感に浸れるようなヤツだとか。



ちなみにここで取り上げた女2名のうち片方は先日お見合いをしたヤツだ。
今にして思っても、やっぱり断って正解だったと感じる。



わたしは人が自慢することを否定的に見ない。
むしろ肯定したい。
自慢に値することを成した人は賞賛したい。

しかし。
自慢に値しない内容で自慢されても呆れるしかない。
たとえば携帯の機種くらいで自慢されてもリアクションに困る。

自慢とはそうではないんだ。

たとえば↓こういう男なら自慢に値するのだ。

iPhone/iPod touch アプリ開発日記
http://blog.goo.ne.jp/opensesamepinky

この男はiPhone/iPod touch用のフリーソフトを趣味で作っている。
そして無料のカテゴリー別でダウンロード件数1位になったことすらある。
かつてWindowsでフリーのゲームを作っていた頃もあったが、当時Vectorで名高いソフトを差しおいて日間ダウンロード件数2位になったことすらある。

それはかっこいい!
自慢に値する偉業である!!

たかが数万の携帯ごとき買ったからといって自慢にはならない。
携帯なら、自分にしかできないこと、たとえばフリーソフトを自分で作ってみせて自慢するべきだ。



日本に上で紹介した女のようなヤツが増えないことを切に祈る。


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