昨日、シノケングループ(8909)の株で7000円を45万円にしたという話をした。
これは体感的には偶然が重なったラッキーによる結果という印象であり、ねらって取った感覚は全くない。
株の攻略サイトみたいなのでこんなこと書いてあっても「あおりおつーwww」としか思わんだろう。
しかし!
7000円を45万円にしたというのでもあぶく銭としては大変上等だが、はたして700万円を4億5000万円にするような投資はできなかったのだろうか?
つぎは20年後かもしれないが、これをねらって再現するにはどうすればいいのだろうか?
そう、ラッキーでしか取れなかった再現不能な現象であることと、なぜもっと大きく張れなかったのかということにおいて、個人的に反省点が多い。
ということで、当記事ではそれを考えていきたい。
まず、どのへんが実力の介在しないラッキーによるもので、どのへんが予測が当たったことによるものなのか、それを分離していこう。
まず爆上げしたカタカナ不動産銘柄を買ったこと。
これは、当時の当blogのあちこちに書いてあるはずだが、宝くじ感覚でゴミ株を少額づつ買っていたことまではねらってやったことである。
不動産銘柄にかかわらずいろいろ買っていたうちの1つがこれだっただけなので、カタカナ不動産の爆上げをねらって的中させたのとはちょっと違うが、爆上げ銘柄がふくまれうる買いかたをしていたのはねらってやったことである。
しかし当時では、カタカナ不動産銘柄を集中的に買おうと判断にいたるような説明をわたしにはつけることができなかったし、今なおそうである。
この部分はラッキーではなくする方法がない。
シノケングループ(8909)の株を買ったこと。
これは、カタカナ不動産の中でもまだ多少マシだったことにある。
簿価でも債務超過になったコスモスイニシア、代表が韓国人のリプラス、ライブドア事件を彷彿させる勢いで膨張し同じ勢いで縮小したダヴィンチ、次はおまえの番だといつも言われていたランド、こういうのはもうダメだと思っていたので手をださなかったし、実際こいつらに手をださなくて正解だったことは歴史が証明している。
似たような銘柄に陽光都市開発(現:ASIAN STAR、カタカナの不動産屋ではないがカタカナ不動産に含まれる)があり、シノケンほどではないにせよパフォーマンスはすこぶる良く、これは買っていればよかったたぐいに含まれる。
ということで、倒産懸念の強いセクターの株でも決算短信を読んで比較的マシなところを選ぶことは大変重要だったということになる。
この部分はラッキーではなくすることはできるやもしれない。
買った金額が7000円であること。
これは大いに反省点である。
もし仮に700万円買っていたら今ごろは4億5000万円で売れていたわけだが、たとえそんなことをするチャレンジャーがいたとしても「よくあなた今まで首くくらずに済みましたね」と言われるだけだ。無理。
70万円でも当時の状況では買えない。
7万円だったら…、1銘柄あたり1万円くらいづつ5~10銘柄のカタカナ不動産に分散投資すれば…、買えていた。
そうすれば、10倍投入してきっちり10倍の成果は無理としても、今の何倍かくらいにはなっていたろう。
この部分は、宝くじを信じて買っていたにもかかわらず宝くじになると自分が信じ切れなかった点において、自ら機会損失をまねいている。
今まで売らなかったこと。
当時、わたしは中堅REITにかなり偏重して投資していたし、そして日経平均に比べて中堅REITがアウトパフォームしたこともあり、また宝くじ銘柄はさっぱり芽が出なかったこともあって、株式投資には成功したが宝くじは外したと思い込んでいた。
そして株でポジションが大きくなると1日の値動きが一か月の給料分ほど動くことがザラとなり、当時精神的にプレッシャーになった。
で、東日本大震災の少し前の2010年12月ごろを中心に、大部分を手仕舞いした。
このタイミングで株全般を手仕舞いしたことの良しあしはここでは議論しない。
しかし芽が出なかった宝くじ銘柄も大した金額でもないのに損切で手仕舞いしたのは失敗だったかもしれない。
当時たしか含み益がちょっとだけついたくらいだったように記憶しているが、このタイミングでシノケンを売らなかったのは自分でも謎であり、再現不能でラッキーとしか判定しようがないが、他の宝くじ銘柄を手仕舞いしたことで機会損失を発生させているような気がする。
今まで忘れていたこと。
株は買ったら忘れろというバフェットの格言は正しかった。
しかし意図的に忘れることはできない。
なぜ忘れていたかというと、少額だったことにある。
やはりゴミ株は忘れやすいように1銘柄あたり1万くらいにしておいたほうがよく、芽が出るまで10年単位で忘れてしまっていたほうがよい、ということだろう。
わたしは1銘柄に100万以上ぶち込むのはカントリーリスクが高すぎて危険な気がしてならないので、仮に最初に7000円でなく7万円買っていたとしてもやはり途中で売って100万くらいしか手に入れられなかっただろう。
まとめ:
数十倍のキャピタルゲインを狙うならゴミ株。
ゴミ株1銘柄への投資額は自分が持っているのを忘れるくらい少額に抑える。
買ったら10年スパンで寝かせる勢いで買い、他のセクターで儲かったタイミングで芽が出なかったからといって損切しない。
たとえゴミ株といえどゴミセクター内でまだマシなヤツを選んで買う。
これは体感的には偶然が重なったラッキーによる結果という印象であり、ねらって取った感覚は全くない。
株の攻略サイトみたいなのでこんなこと書いてあっても「あおりおつーwww」としか思わんだろう。
しかし!
7000円を45万円にしたというのでもあぶく銭としては大変上等だが、はたして700万円を4億5000万円にするような投資はできなかったのだろうか?
つぎは20年後かもしれないが、これをねらって再現するにはどうすればいいのだろうか?
そう、ラッキーでしか取れなかった再現不能な現象であることと、なぜもっと大きく張れなかったのかということにおいて、個人的に反省点が多い。
ということで、当記事ではそれを考えていきたい。
まず、どのへんが実力の介在しないラッキーによるもので、どのへんが予測が当たったことによるものなのか、それを分離していこう。
まず爆上げしたカタカナ不動産銘柄を買ったこと。
これは、当時の当blogのあちこちに書いてあるはずだが、宝くじ感覚でゴミ株を少額づつ買っていたことまではねらってやったことである。
不動産銘柄にかかわらずいろいろ買っていたうちの1つがこれだっただけなので、カタカナ不動産の爆上げをねらって的中させたのとはちょっと違うが、爆上げ銘柄がふくまれうる買いかたをしていたのはねらってやったことである。
しかし当時では、カタカナ不動産銘柄を集中的に買おうと判断にいたるような説明をわたしにはつけることができなかったし、今なおそうである。
この部分はラッキーではなくする方法がない。
シノケングループ(8909)の株を買ったこと。
これは、カタカナ不動産の中でもまだ多少マシだったことにある。
簿価でも債務超過になったコスモスイニシア、代表が韓国人のリプラス、ライブドア事件を彷彿させる勢いで膨張し同じ勢いで縮小したダヴィンチ、次はおまえの番だといつも言われていたランド、こういうのはもうダメだと思っていたので手をださなかったし、実際こいつらに手をださなくて正解だったことは歴史が証明している。
似たような銘柄に陽光都市開発(現:ASIAN STAR、カタカナの不動産屋ではないがカタカナ不動産に含まれる)があり、シノケンほどではないにせよパフォーマンスはすこぶる良く、これは買っていればよかったたぐいに含まれる。
ということで、倒産懸念の強いセクターの株でも決算短信を読んで比較的マシなところを選ぶことは大変重要だったということになる。
この部分はラッキーではなくすることはできるやもしれない。
買った金額が7000円であること。
これは大いに反省点である。
もし仮に700万円買っていたら今ごろは4億5000万円で売れていたわけだが、たとえそんなことをするチャレンジャーがいたとしても「よくあなた今まで首くくらずに済みましたね」と言われるだけだ。無理。
70万円でも当時の状況では買えない。
7万円だったら…、1銘柄あたり1万円くらいづつ5~10銘柄のカタカナ不動産に分散投資すれば…、買えていた。
そうすれば、10倍投入してきっちり10倍の成果は無理としても、今の何倍かくらいにはなっていたろう。
この部分は、宝くじを信じて買っていたにもかかわらず宝くじになると自分が信じ切れなかった点において、自ら機会損失をまねいている。
今まで売らなかったこと。
当時、わたしは中堅REITにかなり偏重して投資していたし、そして日経平均に比べて中堅REITがアウトパフォームしたこともあり、また宝くじ銘柄はさっぱり芽が出なかったこともあって、株式投資には成功したが宝くじは外したと思い込んでいた。
そして株でポジションが大きくなると1日の値動きが一か月の給料分ほど動くことがザラとなり、当時精神的にプレッシャーになった。
で、東日本大震災の少し前の2010年12月ごろを中心に、大部分を手仕舞いした。
このタイミングで株全般を手仕舞いしたことの良しあしはここでは議論しない。
しかし芽が出なかった宝くじ銘柄も大した金額でもないのに損切で手仕舞いしたのは失敗だったかもしれない。
当時たしか含み益がちょっとだけついたくらいだったように記憶しているが、このタイミングでシノケンを売らなかったのは自分でも謎であり、再現不能でラッキーとしか判定しようがないが、他の宝くじ銘柄を手仕舞いしたことで機会損失を発生させているような気がする。
今まで忘れていたこと。
株は買ったら忘れろというバフェットの格言は正しかった。
しかし意図的に忘れることはできない。
なぜ忘れていたかというと、少額だったことにある。
やはりゴミ株は忘れやすいように1銘柄あたり1万くらいにしておいたほうがよく、芽が出るまで10年単位で忘れてしまっていたほうがよい、ということだろう。
わたしは1銘柄に100万以上ぶち込むのはカントリーリスクが高すぎて危険な気がしてならないので、仮に最初に7000円でなく7万円買っていたとしてもやはり途中で売って100万くらいしか手に入れられなかっただろう。
まとめ:
数十倍のキャピタルゲインを狙うならゴミ株。
ゴミ株1銘柄への投資額は自分が持っているのを忘れるくらい少額に抑える。
買ったら10年スパンで寝かせる勢いで買い、他のセクターで儲かったタイミングで芽が出なかったからといって損切しない。
たとえゴミ株といえどゴミセクター内でまだマシなヤツを選んで買う。
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