Wood Stove Life

薪ストーブと草木花・写真と一言

こたつ

2008年03月11日 23時44分27秒 | 薪ストーブ
実家の玄関を開けると、炭の匂いがする。
コタツに火が入っている証拠だ。しかし、今年は
その匂いがやけにきつい。

オヤジさんが自慢そうに言うには、「生木(缶コーヒー大の)を2・3個、
熾きの下に敷く」のだそうだ。朝、セットして2時間後、ぐらいで生木が、
えぶされて(方言:燻すって事)その場で炭化する。その際は、
結構 煙りが上がって家中煙りだらけ、30分ぐらいでおさまるが、
これって、コタツの中で炭焼きをしていること。「危なくないの?」と、
聞くと、「大丈夫ダヨ」とこともなげな回答。更に、「朝までその生木だった
炭が熾きになっていて、コタツが暖かいよ」とまで・・・

このコタツに入って次の日、同じズボンをはく時、
やはり、炭の香りが染み込んでいる。
あした、会社の同僚に聞いてみよう「へんな匂いしない?」って

実家の居間と座敷を隔てる板戸は年季が入っている。

バアさんやオフクロさんたちが毎朝、雑巾がけをしていた。
今、時々だけど俺が雑巾をかけると、当時の輝きを取り戻す。
杉の板戸だ。