瀬戸市の山あいにあるギャラリーへ展覧会を観に行ってきました。
瀬戸は「せともの」で有名なやきものの産地です。
このギャラリーは瀬戸市でも山の中というか街から離れた奥の方にある、倉庫のような長屋のようなところ。
作家さんの貸し工房にもなっており、様々な作家さんがアトリエとして利用され、一部はギャラリーになっています。
今日は抽象画家の鳥居純子さんとガラス作家の青木邦恵さんの展示を観てきました。
鳥居さんにとっては初めてのガラス作家さんとのコラボ。
青木さんの工房まで行って制作した立体作品もありました。
いつものアクリル平面作品のそばに置かれた青木さんの凛とした存在感のガラス作品。
ふたつの世界が一緒になって、また違ったハーモニーが奏でられていたように思います。
青木さんのガラス作品はキルンワークといい電気炉で焼成します。
パート・ド・ヴェールといって、石膏で型を作りガラスの粉を流しこんで窯で焼き上げる技法です。
作品はどっしりとしたガラスの塊ではありますが、わずかな気泡と表面の研磨した質感によって微妙な色あいと光で、凛とした繊細でなんともいえない美しさがあります。
そういえば私も習い事の域ではありますが、何十年か前にキルンワークの工房に通っていたことがありました。
パート・ド・ヴェールは工程が多くて難しかったのを思い出して、青木さんに技法の話など色々と聞かせてもらうことができました。
少し昔を思い出して懐かしかったです。
鳥居さんの絵は前回とはまた違った筆使いで、青木さんのガラスに色つけした作品は面白かったです。
画像は鳥居さんからお借りしました。
これは制作途中です。
これが焼成されたらどんなふうかは会場で見られるのであえて画像はありませんが…
今日はおふたりとも在廊ということで楽しい時間を過ごすことができました◎
そして展示の一部。
外から見たギャラリーと鳥居ちゃん。
ごめん、笑顔が素敵だったので顔出し(笑)
展覧会はまだ始まったばかり。
「いつか透明になるかもしれない」
青木邦恵 ×鳥居純子
4月 5月 第3 ・4 金土日
12〜17時
瀬戸市東拝戸町75
deux galerie ドゥ・ギャルリー
さて、ギャラリーのあとはカフェへ。
これも瀬戸市でVOUSHO Coffee Factoryさん。
自家焙煎でコーヒーも店内インテリアもかなりこだわっています。
ちょうど、帆布バッグの展示会も開催されてました。
来月は友人のナカムラミオさんも個展を予定しています。
店内の雑貨がすっごく素敵なんです。
懐かしい今はなきお店のマッチを発見!
今日はギャラリーとカフェしか回れなかったけど、次回はもっとやきものの街をぶらぶらしたいなぁ。
至る所に陶器があるんですよ〜
また来月来ないとね。