木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

東京湾のトラフグ 思わぬとこから見参です!

2016年04月25日 21時39分26秒 | 釣り
2016年4月24日 日曜日 中潮



本日は未明から春の嵐。



雨風ともにバシバシ吹き付けてきて、自宅の雨戸は鳴りっぱなしでございました。



この天候は前日から分かっていたので、タイラバの予約入っていたけど、私は安全第一とキャンセルさせてもらいましたね。



だって風雨しのげるキャビンがないのだもの、ぐすん(涙)



のんきさん、高級マンゴー美味かった



だけどこの状況の中、雨にもマケズ風にもマケズ、なんのなんのと沖へ出て行った僚船が2隻・・・ガレオンと鳥海の社長です。



この週末二日連チャンですから、自分が言うのも何だが、いやはや全くどんだけなのだろう。



ゲロ早朝ショート便



まっ、昼前には天候穏やかになって、ずいぶんと釣りやすくなったけど。



さてこの日は私、君津図書館に出かけた以外は大人しく自宅にこもっておりました。



それでまぁ~たいしてやることもないので、焼酎でも飲むかと冷蔵庫から緑茶を引っ張り出したところで、私の携帯に着信が?。



先日はメガアジを求めて



反射的に、自宅6畳間の壁掛け時計を見やると、PM16:10・・・そして着信の相手は、珍しくガレオンの親方じゃない。



何だろうこんな時間に? 



最近は釣れようと釣れまいと、全く連絡をよこさず他人の釣果を気にしない、まるで我が道を行くような釣りをしている親方。



こんなんで終了、お粗末



一瞬沖でなにかあったのでは?と暗い予感が頭をよぎります。



空気頭   もしも~し



親方    あっおい、何か黒いフグが釣れたんだ。



空気頭   (トラブルじゃなかった)フグ?



親方    そうだよ、でっけーぞ!



碧丸    へ~ほかには?



親方    鯛は一枚だけ。フグくれっか?



碧丸    はい、取り行きます



親方    あと30分ほとで港に着くよ



碧丸    了解ラジャー。



ママにわけを話して、ダッシュで木更津の潮見バースへ送ってもらい・・・そして待つこと10分。



橋をくぐるところをパチリと撮影、そして係留スペースに入るところをもう一枚。



お帰り



はぁ~い、真っすぐこっちですよ・・・・アレ?おいおい、どこまで行くの?



どうも様子がおかしい、何かあったのかしら?



いやはやどうも、見ている限りでは周りのロープを使って、そう手で手繰り寄せて、無理やりドッグイン。



聞けば最後の最後でギアが入らなくなってしまったそう。



う~む・・・これは先日、やはりエンジントラブルで漂流した、鳥海社長のボートと同じ症状です。



ついでに社長と親方の船は、大きさこそ違え同じ型。エンジンも馬力違えどヤマハで同じ種類。



偶然にしてはちょっと疑りますよね。



しかしなぁ、いくら何でも自分チの玄関前でコケることはないであろう。



ここから涙のトラブル



全くもって青天のへきれき的災難・・・でもよくよく考えると、航路の真ん中でトラブらなかったのだから、これもっけの幸いか。



お上にも誰にも迷惑かけなかったのだもの。



あとは修理代金と修理日数がどれだけかかるか、それのみです。



ピンと来ない?



さてちょっと落ち着いてから、件のフグを見せてもらうとおおっ~、やはりやはりのトラフグ様よ!



しかも親方の言うように、かなりの大きさです。



おぅおぅ、けっこう引いたぞと語ってくれて・・・じゃ、もってけよ!



その次の瞬間「あざ~す」「それじゃまた」と、親方に二の句も告げさせず、脱兎のごとくそこから立ち去った私。



なぜかって? 半分よこせと言われたら、読んで字のごとく、俺の取り分が減るからだよバーローめ・・・あっいや、書いていて思うがホント最低な人間ですね、この空気頭は。



分かる?



以前ブリを上げた羽鳥のじぃ様のときも、捌いてやるから半分よこせと脅しつけて、しかも頭と中骨付きのほうを当然のごとく召し上げ、残りの半身を「これでクーラーBOXに収まったか、いやめでたい」なんて、有無を言わさず返したのね。



そうしたら次に会ったとき「あのブリ美味かったってみんなに褒められた、それで今度は頭もみぃ~な持って帰って来いと言われちゃった」だって。



ちっ、そう来たか



いや~年寄だますのは簡単だが、周りはそう上手くはいかねーってな、ぐはははは・・・はぁぁっ ごめんなさい、最低極まっています、心より反省いたします。



まぁなんだ、そのあと潮見埠頭から木更津駅まで歩いたあたりで、なんとなく喉が渇いてラーメン三孝により、濃い目のレモンサワーを飲みつつ、こんなん頂きましたとその場のみんなにお披露目を。



その時の店のみんなの反応と来たら・・・ご想像にお任せいたします。



買ったら幾らすることか



焼酎一杯とアンコウの唐揚げで、美味い美味いと楽しんだ後は「見せびらかすだけ見せた」おトラ様を抱え、ばびゅんと電車にて帰宅です、ぶふっ。



そして今現在、我が家の冷蔵庫にて熟成中!



ふふふ、これだけ姑息にかつ回り道して持ち帰ったのだもの、さぞかし美味く感じられるであろうよ。



ガレオンの親方、貴重なトラフグに修理代金も合わせてプラスさせれば、価値的に「史上最高額の一匹」となることでしょうや。



アンコウの唐揚げ、とっても美味し



そのお味、次にお会いしたとき是非とも報告したいと思うので、楽しみに待ってて下され、ぶはははは



皆さまも、沖でのエンントラブルにはご用心。



それでは今夜はこの辺で、さらばさらば。