2013年1月12日 土曜日。
この日は久方ぶりに小糸のイカ星人親分と、南房総は勝浦の川津漁港から「不動丸」に乗り込み、最近数がまとまってきたという「スルメイカ」を狙っての釣行です。
私が乗り船で沖に出るのは、このイカとイサキ釣りの年2回のみ。
どちらの魚種も「ウデで差が出る釣り物」なのですが、まぁそんなペースですから、自分の腕前はいたって悪し。
だけど最初から「晩酌の肴」程度になれば良しとの、軽い気持ちでのぞむのでね、毎回楽しく乗り船釣行することが出来ます。
しかし釣り場が遠いので、早起きしなければならないのがとても辛いですな
それだって、遠くははるばる海無し県から来る釣り人からすれば「まだ近いだろ」と、言われてしまうか。
そうそう、この日のイカ釣り乗客は6名のみ・・・この大きな船に片側3人で、余裕の大名釣りを堪能しましたよ。
しかしこれ程スペース空いていたら、そうと知っていたら、釣ったイカを餌にした「泳がせ釣り」を試したかったのだがいや残念イカ以外の仕掛けは邪魔になると、全て自宅に置いてきてしまったのだよ・・・いやはや全く、一つぐらい忍ばせておけば良かったわい。
朝一の一投目から、乗り良い良い。しかも釣れてくるイカは皆型がよく、多点掛けすると、安物の電動リールでは巻上げきれなくなるほどでした。
いつもなら、サバの猛攻に辟易する場面が多々あるのですが、この日サバ・アタックは1回きり。いたって釣りやすかったです。
あぁそうだったいま思い出したが、自分は掛ったイカを上げている途中、憎っくきサメに2回も仕掛けごと持って行かれたのでしたっけ。
そうなんですよ、沖でイカを釣っていると、何処からともなくあの幽鬼の様なサメが現れて、せっかく掛けたイカをガブリと横獲りされることが結構あるのです。
う~む、イカの群れについているのでしょうか?あんなに広い海なのに、毎回出くわすのは、サメ自体の個体数が多いのかしら?
あまり仲良くしたくはないのだが・・・いやはや、ヤツには参ります。
サメのアタックを喰らっても、少しずつマイペースで数を延ばしていくこの空気頭でしたが・・・途中南の強風になり、海が荒れて無念の10時30分沖上りとなってしまったのでした
この日のトップは、何と70杯とのこと早上がりしたにもかかわらずこの釣果ですからね。海が時化なければ束釣りも可能だったのでは。
私の釣果は・・・ヤリも含めて20杯ほどでしたこのイカ釣り、あまり慣れていないので、手返しは悪いし仕掛けはからますし。
だけど晩酌には十分すぎる新鮮なイカを持ち帰ることが出来て、気分上々ですよ!
誘ってくれた小糸の鈴木親分、何にからなにまで面倒みてくれて、どうもありがとうございましたまた声かけてもらえる日を、今からすでに心待ちにしております。
そうそのときこそは、イカの仕掛けを多めに持っていきます(この日は2つしか用意していなかった)からね、ぶふっ!
今回初めて乗った不動丸ですが<中々に良い船宿ですな船も大きいし、船長も親切丁寧だし、あっ弁当も出たっけ。それと船上にて「名前で呼ばれる」のには驚きましたね。
思うに乗船名簿に名前を書くだん、さり気なく人物のチェックをしているのでしょう。そして釣り座が決まったら誰それはココと、忘れずに紙にでも書いているのでは?
常連客でもないのに、名前で呼ばれるとは・・・うふふ大した気配りがきいているとは思いませんか。
川津港の不動丸・・・お勧めですぞ!
それでは本日はこの辺で、さらばさらば!
今回は身ではなく、大量のエンペラを使って仕込んでみました。どんな塩辛になるか・・・お味みしてみる?