この夜はかなり強い南風が吹いておりました。しかしこの「日鐵中央岸壁」は、南風ならなんとかかわせます・・・・鉄粉まみれになるけどね
埼玉だったかな?来られたお客様はワームでトップを狙っていましたが、私は餌で「ねちっこく」底を探ります・・・が沈黙
・・・トップも反応薄いようですね。
震災以前はここら一帯を縄張りにしていた私、「獲物は必ず獲ってくる」がモットウでした。しかし、今回は自分の船ではありません
「キャプテン、あっちの方が・・・いや、船もう少し奥に突っ込んで」・・・言えませんね。なかなか言えるものではありません!他にお客様も乗っていることですし。
そうなんですね、7年通った「まるで自分の庭」と言ってもよいココに来て、「自己主張」が出来ないところが辛いと言うか、もどかしいと言うか、やれやれと言うか
この後キャプテン浅場に移動。しばし粘るとのこと!
しばらくするとメバルが・・・おおっ、浮いてきましたね~。埼玉のお客さまも「きたきた、きました~!」ふふっ、私が木更津沖にデビューした時もこんな感じだったのでしょうか?
しかしキャプテン、あなたの的確さ、そして辛抱強さは素晴らしい!自分ならあの時「釣れる」と分かっていても移動してましたよ、辛抱たまらんからね。
正味2時間の夜メバルショート便、なんだかんだで大漁、そして大満足の結果と相成りました
この後帰宅して「メバルの煮付け」で一杯!至福の一時だったのですが・・・わたくし、なかなか酔えなかったのですよ。釣りをしながら聞かせてくらた「アノ船の話」が頭から離れなくて・・・。
「真面目に聞いてくれ、暴れカンフー船¥100万でどうだ?」
「えっ?あれはたしか¥130万では?」
「いや、そんなこと言ってはいるが・・・・」
そこで私、ピンと来ましたよ。もし自分があそこで首を縦にふっていたら「よし、得たり」と強引に話をつけに行くつもりだったのでしょうね。いやはや、仲間とは本当にありがたい。
小市民的ファミリーの代表として言わせてもらうと、手が届きそうでいて届かない、そのアベレージ金額が¥100万といったところでは?どうでしょう?
マイボート・・・家族の生活には全く必要の無いモノ。オノレだけの自己満足。全くの趣味・・・しかしこの趣味は「船で沖に出る」と言う事は、俺にとって・・・
嗚呼、あぁぁぁっ。悶え苦しむこの男の「内なる慟哭」をどうか分かっていただきたい
悪三氏、お話本当に有りがたいです。あの船、欲しくて欲しくてたまりません。どういうわけか毎晩酒を飲む時分になると、カンフー船の話が頭をぐるぐる回ります。酔ってさらにグルグルと・・・・。だがしかし、今は辛抱のときかと。どうか良い話あったら聞かせて下さいな!・・・辛抱強くお待ちしております。
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