ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの日光ハイク7 キスゲ平は地獄の階段だべこ!

2020年07月19日 | ベコのお手軽やま歩き

日光・霧降高原でニッコウキスゲを堪能中のベコです。

見ごろには少し早かったものの、中腹では意外と開花しておりラッキーでした。

振り返ってみるとけっこう登ってきましたね。

ニッコウキスゲも元気いっぱい。

ちなみに、初夏のキスゲ平には早くもトンボさんが!

いやー、さすが高原地帯。

けど、ちょっと気の早いトンボさんですね。

さて、ここから先、散策路はありません。

あの階段を延々と登らなくてはならないのです!

ひょえー!

そう、あの階段は名付けて「天空回廊」。

なんと頂上まで1445段の道のりなのです!

ベコ 「天空回廊に挑戦だべこ!」

ベコも気合たっぷり。

それでは、頑張って上りましょう!

階段は全部で1445段ありますが、途中まで散策路で来たのでちょっと楽ちん。

後半の700段くらいを登るのです。

すでに標高は1450mを超えて、坂道も急勾配になります。

階段から横を見ると、斜面の勾配がよくわかります。

かなりの急勾配です。

しかも、高度が上るにつれて霧がどんどん深くなっていきます。

ベコ 「ひょえー、真っ白だべこ~」

いや、ホントに霧に覆われてしまいました。

完全に視界不良です。

ニッコウキスゲも急な斜面で必死に咲いています。

イヤハヤこれは大変。

ベコもだんだんと息が苦しくなってきました。

ベコ 「そ、遭難しそうだべこ~」

そして、なんとか1000段目。

ちなみに、この高さまでくると所々に展望デッキが設置されています。

天空回廊の階段から斜面側に伸びているのです。

しかし、ご覧の通り…

真っ白で何も見えません!

ちなみに、キスゲ平のホームページによると、晴れた日にはこんな風景が。

(C)キスゲ平園地HPより

いやはや、絶景ですね!

それに引き換え今回は、

まさに地獄のドン曇りです。

けど、不思議なことに雨が降らないのは不幸中の幸い。

ただ、ひたすら階段を上るのです。

ベコ 「はあはあ、ぜえぜえだべこ~」

さすがにここまで来ると足腰もフラフラ。

地獄の天空回廊にベコも休み休みの登頂です。

ふと、登ってきた階段を振り返るとこんな感じ。

ベコ 「進むも地獄、戻るも地獄だべこ」

そう、ここまで来たら戻ることはできないのです。

ベコ 「あ、あと150段だべこ」

周囲は霧に覆われたニッコウキスゲが静かに応援してくれています。

そして、ついに!

ベコ 「やったー!キスゲ平を踏破したべこ~!」

いやー、フラフラになりながらも、なんとか登頂したベコ。

そのベコを待っていたのは、天空回廊のゴールにある小丸山展望

ベコ 「大パノラマは真っ白だべこ!!」

あちゃー、やっぱここも真っ白。

本来であれば関東一円を見渡せて、素晴らしい風景が見えたはずですが、

今日は絶景の大パノラマも閉店中。

残念なキスゲ平の登頂となりました。

ま、でも、これはこれでやむを得ませんね。

ここまで真っ白だと、逆に諦めもつくようです。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

さあ、地獄の天空回廊で足腰もヘロヘロ。

日光の温泉に入ってゆっくり骨休めしましょう。

ベコ、お疲れさまでした!

おわり

 

<ベコたびinformation>

キスゲ平園地と天空回廊

ニッコウキスゲで有名なキスゲ平ですが、もとはスキー場。そのため、かつてはリフトに乗ってニッコウキスゲを眺めることができたそうです。

スキー場の廃止にともない、新たに設置されたのが「天空回廊」という階段。1445段という驚異の段数ですが、怖いもの見たさも手伝ってか、挑戦するお客さんが絶えません。

とはいえ、日ごろ運動不足の体にはかなりの難関。コースの半分くらいはゆるやかな散策路があるので、そちらがオススメです。

後半の800段目以降は階段を登るしかありませんが、ここから上はかなりの急勾配。息も絶え絶えになりながら、なんとか登り切りました。

ゴールの小丸山展望台からは、晴れていれば関東一円を見渡せるとのこと。当日は完全に雲の中で、返す返すも残念なお天気でした。

なお、このキスゲ平の散策は往復でおおよそ2時間程度。登りはかなりキツいですが、直線コースだけに下りはあっという間にふもとに到着します。

なお、キスゲ平の入り口付近にはレストハウスがあります。1階は展示コーナーと売店など。2階は軽食と喫茶のできるカフェ。

このカフェでオススメなのが「日光霧降珈琲」。地元のコーヒー店によるオリジナルブレンドとのことですが、驚いたのはフレンチプレスで抽出すること。

普通のコーヒーかと思って注文したのですが、いつまで待っても出てきません。いい加減しびれを切らしていたら、なんと大きなフレンチプレスで運ばれてきたではありませんか。

エチオピアモカをベースにしたまろやかな味わいで、これはなかなか。天空回廊で疲弊した体にとって、至福の一杯となりました。キスゲ平を訪れた際にはぜひご賞味ください!


 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベコの日光ハイク6 ニッコウキスゲの大群落だべこ!

2020年07月12日 | ベコのお手軽やま歩き

日光・霧降高原をハイキング中のベコ。

ニッコウキスゲの見ごろにはちょっと早かったようですが、さらに高度を上げていきましょう。

相変わらずキスゲ平は霧の中。

けど、ニッコウキスゲもそこそこ咲いていてよかったです。

高度によって咲き具合が異なるようです。

花の見ごろが、ふもとから上に向かって移動していくのでしょう。

これは助かります。

うん、きれいな山吹色ですね。

ハイカーの皆さんも、元気よく散策路を登っていきます。

さらに進むと、林と林に挟まれた谷間のような場所に出ました。

おお、ここはけっこうたくさん咲いています。

いやー、きれいな花ですね~。

しっかりと上を向いています。

こちらはまだ開花していないようです。

よく見ると、つぼみは不思議な形をしているのですね。

ちなみに、散策路にはこのような表示があります。

ここは「F」地点。

標高1400mなのです。

こういう標識があると、今どこにいるのか分かりやすいですね。

さらに歩くと、またまた谷間のような場所に出ました。

ここもニッコウキスゲがたくさん。

こうしてみると、どうやら谷間の方が育ちやすいのかも。

ラッパのような形の花が咲きまくっています!

そうこうしているうちに、

さらに霧が深くなってきたようです。

遭難しないか、ちょっと不安になります。

けど、雨が降らないだけマシかもしれません。

霧の中でも元気に咲くニッコウキスゲ。

お天気はイマイチですが、これはこれでよかったです。

ちなみに、

キスゲ平にはニッコウキスゲ以外にも高山植物がチラホラ。

丸くて白い植物です。

今回も例によって植物の名前が分かりません。

高山植物の名前が分かると、ハイキングももっと楽しくなりそうです。

いやー、霧の立ち込める霧降高原。

キスゲ平の頂上を目指して、さらに歩いて行きましょう!

つづく

 

 <ベコたびinformation>

ニッコウキスゲ

霧降高原といえばニッコウキスゲ。きれいな山吹色の花が一面に咲く様子は一度は見てみたいもの。実は「禅庭花(ぜんていか)」というのが正式名称なのだとか。なんとニッコウキスゲは通称だったようです。

日光に多く自生している植物ですが、ここ霧降高原以外にも尾瀬や霧ヶ峰、そして福島の雄国沼などが群生地として有名。てっきりユリの仲間かと思っていましたが、学術上は判断が分かれている模様。ススキノキ科とするものとユリ科とするものがあり、よく分かりません。

一方、驚くのはその開花日数の短さ。なんと朝に開花したら夕方にはしおれてしまう「1日花」なのだそうです。1本の茎に3〜4つの花が付き、順番に咲いてはしおれていく、なんともはかない植物なのです。どおりで早々にしおれている花があるわけです。

ちなみにニッコウキスゲは鹿の大好物。気を許すとムシャムシャ食べられてしまいます。そのため、霧降高原のみならず、ニッコウキスゲの群生地には鹿対策の防止柵や扉などが設置されてます。通過する際はしっかり扉を閉めて花を保護しましょう!


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベコの日光ハイク5 霧降高原は五里霧中だべこ!

2020年07月05日 | ベコのお手軽やま歩き

7月に入り、梅雨もまっただ中。

うっとうしい日が続きますが、今回からは昨年訪れた日光・霧降高原をご紹介します。

7月の霧降高原といえば有名なニッコウキスゲの大群落がある「キスゲ平園地」

お天気が心配ですが、いざ出発です!

   

ということで、日光駅前からバスに乗って約30分。

日光・霧降高原に到着です。

ベコ 「ひゃー、痛恨のドン曇りだべこ~」

日光市内では薄日が差していたのですが、ここまで来るとすっかり霧の中。

まさに霧降高原です。

しかも、バスを降りると妙にヒンヤリ。

標高1300mだけありますね。

しかし、ハイカーの皆さんはニッコウキスゲを目指してドンドン登っていきます。

ベコも負けずに登っていきましょう!

ベコ 「キスゲ平に挑戦だべこ!」

まずは入口のゲートを抜けて、散策路を歩きます。

新緑の木々の中をのんびり歩いて行くのです。

梅雨時とはいえ、清々しい林です。

さすが緑が豊か。

足元を見ると散策路脇にはこんな葉っぱが。

妙に形がきれいにそろった葉っぱです。

ふと、しゃがみこんで見てみると、なんと!

葉っぱの下には、小さなラッパのようなものがぶら下がっていました。

いったい何という植物なのでしょうか??

そして林を抜けました。

すると、そこにはニッコウキスゲの大群落が!

ん?

んんん?

ニッコウキスゲの大群落は…

ベコ 「見ごろはまだ先だべこ~」

うーん、例年だとちょうど満開の時期なのですが、ちょっと早かった模様。

ニッコウキスゲはまだ咲き始めといった感じ。

これは残念でしたね~。

ま、こればかりは仕方ありません。

とはいえ、散策路を進むと、場所によってはそこそこ咲いているところも。

うん、ここらへんは意外とまとまっています。

ほー、けっこう咲いてますね。

よく見ると、これは花がしおれているのでは?

もしや、ここらへんは見ごろ過ぎだったりして。

こうして見ると、数は少ないもののしっかり咲いてます。

しおれている花もチラホラ…。

とはいえ、なかなかいい感じに咲いているではありませんか。

実はベコもニッコウキスゲを直接見るのは初めて。

鮮やかな山吹色に感動です!

ベコ 「ニッコウキスゲ、かく咲きにけりだべこ!」

ちなみに、キスゲ平にはこのような階段「天空回廊」が設けられています。

天空回廊を使うと、キスゲ平の頂上まで一直線で登れるのです。

けど、ベコはもうしばらくなだらかな散策路を進みます。

五里霧中の霧降高原ですが、のんびり歩いて行きましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

霧降高原とキスゲ平園地(1)

霧降高原は標高約1300~1600mに広がる高原地帯。6月下旬~7月中旬には約26万株のニッコウキスゲが見ごろを迎えるそうです。

今回訪れたのは群生地として有名な「キスゲ平園地」。ドン曇りのお天気に加えて、見ごろ前のタイミングで残念。訪問日は昨年の7月6日ですが、例年より少し開花が遅れたようでした。

見頃の時期には一面にニッコウキスゲが咲きほこり、その光景は圧巻なのだとか。園内には散策路や天空回廊などハイキングコースが整備されているので、気軽に散策も楽しめます。

ところで、日光といえば東照宮などの歴史遺産エリアをはじめ、中禅寺湖や戦場ヶ原エリアに観光客が集中しがち。そのため、霧降高原の観光客はやや少なめで、日光観光の混雑に疲れたらオススメです。

アクセスは、日光駅から東武バスで山の中をくねくね走ること約30分。日光駅が標高543mなのに対して、霧降高原バス停は1345mと一気に高度が上がります。そのため、バスを降りるとヒンヤリして肌寒いほど。羽織るものを忘れずに。

なお、霧降高原方面へのバスは1日5便程度と本数がかなり少ないのでご注意下さい。キスゲ平を見学するには2時間ほど。日光駅まで戻るバスに乗り遅れないよう要注意です。

また、日光駅から霧降高原までの運賃は片道730円ですが、フリー切符だと1200円で2日間有効。東照宮エリアもカバーしているのでかなり便利です。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベコの白馬ハイク5 八方尾根は地獄の高低差だべこ!

2019年11月03日 | ベコのお手軽やま歩き

信州・白馬八方尾根をハイキング中のベコです。

延々と続く上り坂を歩いて、標高2,005mの第2ケルンまで来ました。

とはいえ、ここから見上げるとまだまだ登りが続くハードなルート。

 

しかも、かなりの急勾配です。

ひゃー、

皆さん、元気よく登っていきますな。

あの坂道を上り終えれば、八方池が見えるのでしょうか?

気を取り直して、さらに上を目指して歩きましょう。

ここから先は岩がゴロゴロする登り坂。

ハアハア、ゼエゼエなのです。

周囲の景色を楽しむ余裕もなく、

ひたすら上り続けて「八方ケルン」に到着です。

ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ〜」

息も絶え絶えですが、八方ケルンの先はふたたび急な岩場の上り坂。

ベコ 「ひえー、もう勘弁してくれだべこ~」

いったいどこまで上りが続くのでしょうか?

ゴロゴロの岩場を登りきったところで振り返ってみると、

はー、かなり登ってきたことだけは分かりますね。

先ほど登ってきた木道コースもはるか眼下。

ズームアップすると、ハイカーの皆さんが米つぶのようです。

ちなみに、白馬連峰にかかる雲が増えてきたようです。

ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ~」

ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ~」

もはや言葉も出てきませんが、ここからの眺めは良好。

晴れていれば、さぞかし素晴らしい山並みが望めたのでしょう。

その証拠に、こんな看板が。

おそらくここは白馬連峰の絶景ポイントなのでしょう。

返す返すもホントに残念なドン曇りのお天気なのです。

さて、

そろそろ八方池も近いかと期待したものの、こんどは長い下り坂が現れました。

いやはや、これは大変。

予想外にシンドイ山歩きですね。

ちなみに、見上げるとさらに上の唐松岳を目指す一団も。

唐松岳への本道はゴロゴロの岩場が続いている模様で、ホント頭が下がります。

そんなこんなで、ようやくたどり着いたのがここ!

ベコ 「八方池だべこ!」

池のほとりにはたくさんのハイカーが並んでますね。

皆さん何かを見ているようですが、それはこの景色。

ベコ 「八方池に映る白馬三山だべこ!」

そう、八方池の名物がこの景色。

池に映る白馬三山なのです。

とはいえ、ドン曇りでは美しさも半減。

ただ、迫力のある山肌は感動もの。

ハイカーの皆さんも、ベンチに腰かけて白馬の山並みをたっぷり堪能しています。

よく見ると、あそこにも大雪渓があるようです。

いやー、さすが白馬連峰。

迫力ある景色に、それなりに感動したベコなのでした。

ドン曇りは残念でしたが、これはこれで満足いたしましょう。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

ま、なんとか無事に登り切ることができて良かったです。

さあ、それでは雨が降らないうちに下りましょう!

来た道をてくてく歩いて降りていきます。

見下ろすと、鋭い尾根が続いています。

赤い屋根の建物が見えてきました。

あそこに見えるのはリフト乗り場。

下りもやはり急な坂道なのです。

またまた膝がガクガクになりそうです。

ちなみに下りでは、途中の岩場コースを通って山を降ります。

上りの際に回避した岩場コースです。

おおっ、これはかなりの急勾配!

膝はガクガク、ふくらはぎはプルプルです。

一歩一歩、足元を確かめながらゆっくり降りましょう。

さあ、今回の白馬ハイクはこれでおしまい!

予想外に大変なハイキングでしたが、迫力のある山並みは感動ものでしたね。

ちなみに、白馬は秋の景色も美しいとのこと。

ぜひ一度、秋の白馬も訪れてみたいですね。

おわり

 

白馬エリアの循環バス

白馬エリア内での移動は循環バスが利用でき、車がない場合は白馬訪問の生命線になります。ただ、循環バスは3種類もあるためイマイチ分かりにくいのが難点。混乱しないよう注意が必要です。

また、「白馬」と言いながら、栂池高原のある「小谷村」と八方尾根などのある「白馬村」は別地域。それが分かりにくさを倍増させています。

まず1つ目のバスは、白馬村内を運行している「白馬シャトル」。白馬村の運営で乗車1回300円、1日チケット500円です。比較的便数もあって助かりますが、運行日が休日などに限られるため要注意です。

2つ目は、白馬地域のリゾート施設が共同運行している(と思われる)「アルペンリゾートシャトル」。八方尾根、白馬岩岳、栂池高原などを循環します。利用施設のチケット提示が必要と書かれているものの、係員の方は「無料バスです」とのこと。

これは平日も運行されており助かりますが、便数がとても少ないので時刻表をよく確認してしっかり予定を立てる必要があります。

3つ目は、小谷村が運営している「小谷村村営バス」。JR白馬大池駅と栂池高原や白馬乗鞍などをつなぎます。今回は利用しませんでしたが、白馬村には乗り入れていません。

なお、1つ目の白馬シャトルと2つ目のアルペンリゾートシャトルは一見同じようなルートを走りますが、よく見ると微妙に異なります。てっきり同じバスかと勘違いしますが、別のシャトルバスです。

一方、1つ目の白馬シャトルと3つ目の小谷村バスは、自分の村の中だけで運行されており相互乗り入れしていません。そのため、両エリアの行き来には2つ目のアルペンリゾートシャトルかアルピコバスを利用する必要があります。

以前は両村のシャトルバスが相互乗り入れしていたものの、行政区分が異なるため運行を取りやめたのだそうで、旅行者にはかなり不便で残念です。

いずれにしても、初めて白馬を訪れた人にはかなり分かりにくい循環バス。うまく利用すればそこそこ便利なので、ぜひご利用ください。

ホテルによっては、独自にシャトルサービスを提供するところもあるので、念のため確認されると良いと思います。ホテルから直行・直帰できるのは何より便利。ただ、1日で複数のスポットを回ろうとすると、やはり循環バスが欠かせません。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベコの白馬ハイク4 八方尾根はドン曇りだべこ!

2019年10月27日 | ベコのお手軽やま歩き

信州・白馬で山歩きを楽しんでいるベコ。

今日は有名な八方尾根の八方池を目指します!

ところが、残念なことにお天気はあいにくのドン曇り。

ベコ 「痛恨のドン曇りだべこ~!」

やはり昨日のすじ雲は天気が崩れる前兆だったようです。

予報官は昨日のすじ雲を見なかったのでしょうか?

やむを得ませんが、雨は降っていないのでとりあえず登りましょう!

まずはゴンドラリフトで上昇です。

ベコの気分もいま一つ。

ベコ 「テンションがダダ下がりだべこ」

ゴンドラを降りたらリフトを2つ乗り継ぎます。

ベコ 「なんだか冷えてきたべこ」

標高も高くなって、妙にヒンヤリしてきました。

ところで!

このリフトがえらく低空を移動するのです。

ベコの足が地面に着きそう。

ベコ 「ほげ〜」

ベコ 「地面スレスレだべこ〜」

リフトの乗り換え地点には、長野オリンピックの建物がありました。

ベコ 「おお、オリンピックのレガシーだべこ」

ダウンヒルのスタート地点で標高1,680mとあります。

さらにリフトで上昇すると男子滑空の発射地点も。

なんと標高1,765mです。

見あげると、空にはパラグライダーが気持ちよさそうにフライト中。

そんなこんなで、リフトを乗り継いで登山口に到着。

ほー、ドン曇りながらなかなか雄大な風景が現れました。

昨日も見えた白馬連峰です。

雲がかかっていますが、これはこれで絵になる景色かも。

よく見ると、こんな高いところに普段着で来てる人もいますね。

ここはすでに標高1,800m超え。

なかなかツワモノです。

それでは、いよいよ八方尾根を歩きましょう!

ベコ 「よし、出発だべこ!」

登山道は岩場コースと木道コースの2コースがあります。

今回はなだらかな木道を登るコースを進むことに決定。

昨日の栂池自然園の急勾配で体力を使い果たしたのです。

岩場コースは、聞くからに大変そうなのでやめにしました。

ベコ 「木道コースをてくてく歩くべこ」

そんな木道からの景色はこちら。

イマイチ迫力がありませんが、きれいな稜線が見えますね。

緑も豊か。

道端には可憐な高山植物も咲いてます。

小さな鈴のようなお花です。

一方こちらはアザミでしょうか。 

トゲトゲなのです。

お、これは、

昨日、栂池自然園でも見た白いお花です。

急な尾根ではありますが、いろいろな高山植物がみられるのです。

そして、夏休み中だけあってハイカーも元気いっぱい。

みんな、思い思いに登山を楽しんでます。

しかし…

いつまでたっても上り坂が続きます。

延々と続く登り坂に、徐々に体力も消耗。

かなりバテ気味になってきました。

しかも!

見上げると、はるか彼方まで登山道が続いているではありませんか!

ひょえ~!

八方尾根は初心者コースと聞いていましたが、

こんなにハードな上り坂だったとは!

ちょっと騙された感が強い登山道です。

けど、周囲の山並みはなかなかきれい。

緑も生き生きしています。

途中で休憩を取りながら、ようやく到着したのは第2ケルン。

ベコ 「ふー、第2ケルンだべこ〜」

この場所でもう1つの岩場コースと合流して、八方池に向かうのです。

ちなみに「ケルン」とは登山道に作られた道しるべ。

ここまで上ると、ふたたび白馬連峰がその雄姿を現します。

ベコ 「白馬連峰と再会だべこ」

いよいよ標高2,000mを超えました。

ちょっと雲が切れて、青空がのぞいてきたようです。

このまま雲が消えてくると嬉しいのですが。

さあ、上り坂でヘトヘトですが、頑張って先へ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

八方尾根

北アルプス・唐松岳の中腹にあるのが八方尾根。四方八方に尾根が連なっていることから名付けられたのだとか。なかでも白馬連峰を一望できる八方池は有名でハイカーもたくさん。

とはいえ、八方池に至るまでは思いのほかハードなルート。初心者でも気軽に登れると聞いていましたが、それなりの覚悟が必要かも。

登山道は岩場コースと木道コースの2つ。当初は木道コースが楽かと思いましたが、延々と登りが続くので正直バテ気味に。しかも、白馬連峰とは反対側の尾根下を歩くため、せっかくの白馬連峰を眺めることができません。

一方、岩場コースは大変かもしれませんが、尾根伝いに歩くため雄大な白馬連峰が一望できます。どうやら登りは岩場コース、下りは木道コースがベターかも。

ちなみにふもとから登山口までは、ゴンドラとリフトを3つ乗り継ぎます。時間にしておよそ30分、料金は往復2,900円。リフトを降りたら登山口から八方池までは1時間半~2時間程度です。

ただ、人気の八方尾根ではありますが、当日はドン曇りで八方池の景色もちょっとイマイチ。やや感動の薄い山歩きとなりました。これだけ苦労して登ったもののちょっと後悔したハイキングでした。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする