春の下田散歩を堪能中のベコです。
次にやってきたのは伊豆半島突端の石廊崎。
気象情報で有名な岬ですが、石廊崎へ向かう歩道にはなんと鳥居が。
岬全体が神社の境内なのでしょうか!?
それはそれとして、そのまま進むと灯台が現れました。
ベコ 「灯台だべこ!」
そう、これが有名な石廊埼灯台です。
といいながら、意外と小ぶり。
ちょっと肩透かしでしたね。
周囲を見回すと、やはり伊豆半島らしい岩場が続きます。
ベコ 「でこぼこだべこ」
なるほど、昨日の爪木崎と似たような風景です。
ゴツゴツした岩場があちこちに。
かと思えば、切り立った断崖絶壁。
さすがジオパークです。
そんな石廊崎ですが、灯台を過ぎてさらに進むとそこには!
ひょえー!
岬の先端にはちょこんと飛び出た岬があるではありませんか。
ひゃー、これはちょっと怖そう。
水平線も丸いような、丸くないような…。
これが石廊崎の真実だったのですね。
足元に気をつけて先端まで行ってみましょう。
すると先端の岩場には小さな祠。
そして、伊豆七島の展望図。
お、水上バイクが爆走してやってきました。
うわー、すごい勢いです。
かと思うと、こちらはカヌー。
一生懸命漕いでますね。
ちなみに、驚いたのが釣り人の皆さん。
荒波が来たらひとたまりもない岩場で釣り三昧です。
ちなみに、岬の先端から下を見下ろすとこんな感じ。
なんだかお尻がムズムズしてきます。
ということで、石廊崎訪問はここまで!
帰りの時間も気になるので、そろそろ下田市街に戻りましょう。
つづく
<ベコたびinformation>
石廊崎
伊豆半島の突端に突き出た岬で、雄大な太平洋を望む絶景ポイントです。東に相模湾、西に駿河湾が広がり、荒々しい海と岸壁でスカッとします。
岬全体は石廊崎オーシャンパークとして整備されており、きれいな休憩施設と駐車場完備です。先端まで行くと石廊埼灯台や石室神社、最突端には熊野神社などがあります。
アクセスは下田市街から車で30〜40分程度ですが、国道136号から県道16号へ進み、海岸沿いを走ると大きな駐車場に到着します。
途中、石廊崎の漁港にも駐車場があるようで、そちらへ誘導する看板もありました。ただ、漁港の駐車場から石廊崎まで歩くとやや距離があるのでご注意を。
なお、漁港の近くには遊覧船乗り場があり、一周約25分の石廊崎岬めぐりが運行されています。もし遊覧船に乗るなら漁港の駐車場もありかも。
石廊埼灯台
設置されたのは明治時代とかなり古い灯台。政府に雇われたイギリス人技術者による設計で、当初は木造の八角形だったそうです。
昭和に入りコンクリート造の灯台に建て替えられ、平成になると現在の白亜のタイル張りに。太平洋を望む岬に立つ洒落た灯台になりました。ただ、実際訪れてみると思いのほか小さな灯台でした。
ちなみに、岬の名前は「石廊崎」ですが、灯台の名前は「石廊埼灯台」。なぜか「崎」と「埼」で字が異なっています。
石室神社と熊野神社
ブログではご紹介しませんでしたが、石廊崎の断崖絶壁にへばりつくようにあるのが石室神社。海上安全など海の守り神とのこと。
この神社は千石船の帆柱を土台に建てられているそうです。社殿の床にガラス張りの窓があり、そこからその帆柱を見られるそうですが見落としました。訪れる方はぜひご確認を。
一方、岬の再突端の岩場にあるのが熊野神社の小さな祠。お静という村娘と漁師の幸吉の恋話の言い伝えにより、縁結びの神社として信仰を集めているそうです。