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Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

ほしくないストローク

2005-11-27 10:58:46 | TA(交流分析)
今まで、この欲しくないストロークに耐えていたことがよくわかった・・・

最近は、訳があって、ギリギリの人数で勤務シフトを回している。その日の私は昼食の時間は満足に取れない状況。ビルを移動し、新規採用者を迎え、入社の手続きを済ませ、ビルを移動し、登録を済ませ、またビルを移動して面接。そんな状況になっていることをマネージャーはわかっていなかったねぇ・・・・。

「急いで戻らないと、○○さんが休憩に行けない!」と思って作業をしていた。そして、隣の席で電話中のマネージャーが今日もムダに上機嫌だ。受話器を置いた瞬間、いやな予感・・・。「急げ」のドライバーにスイッチが入り、駆り立てられたマネージャーが「忙しいところ、ちょっといいですか?」と話しかけてきた。正直言って、今、聞きたくないんだよね・・・・そんな気持ちが溢れている自分。聞けないわけぢゃないんだ。できない訳ぢゃないんだ。あなたの状況理解度の足りなさに幻滅や落胆するのが嫌なのよと心がツブヤク。そ、そうだ!交流分析で学んだ「ストローク経済」のほしくないストロークは無理に受け取らなくてもいいんだってアレ、「遠慮なく辞退する」ってアレだよ!アレで言ってみようよ、ねぇ。

「今、急ぎの作業をしていますので手短であれば問題ないです。お話は、今である必要がありますか?」成人(A)満開で答えてみた。マネージャーからは「あっつ、別に今じゃなくてもいいんだ。じゃまた後で・・・」と返答。結構いい感触じゃん!そして仕事に集中。

「異常なまでに駆り立てられて急ぎたいのはあなたの都合、こっちも急いでんのよー」って怒ってみても仕方がないので言葉で伝えてみるって大事だなあって思った瞬間。同じような、機会は今まで何度かあったけど、こんな風に反応してもOKなんだなあ。

先週の上司との面談で
課長:「はるさんがよくマネージャーに対して最近使う、『今、やらないといけないことですか?』『遅くともいつまでにやればよいことですか?』ってあれ、僕も最近使わせてもらってますよ(笑)」
はる:「あー、そうだったんですね、何だか、おんなじこと言ってる人が他にもいるなーって思ってました(苦笑)」

こんなやりとりがあった。成人(A)が休眠中のマネージャーには、なにごとも判断のフィルターが必要ではないのかい?裏面には思いつきや場当たり的な指示はやめてくださいという意志がある訳なんだけど、自分で気づいて自分でスタイルを変えてもらうしか方法がない。まともに受け取るといい加減、こっちも病みそうになるからね・・・・。

残念ながら、上司がいつもマネジメントがうまくできる人だとは限らない。特に今の上司は、2人とも特殊な能力や資質はあるが、チームを束ねていくという点では苦手意識があり、自分たちでも自覚済だ。したがって部下は部下で自分達の仕事を成果のあるものにかつ快適にするには創意工夫が必要となる。それが、私の職場でのコミュニケーションへの関心の根っこにある。
(「手短にお願いします」流行の兆しあり・・・)
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