Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

音楽を味わう

2006-10-29 12:31:46 | ちょっと感動
昨日は、昼から11月に企画しているある小さなイベントの打ち合わせの為、六本木に向かい、終わった後、溜池山王までゆるゆる歩き、サントリーホールに向かいました。

サントリーホール?

役割として「飛んだり跳ねたり担当」(笑)の私にはあまりご縁のなかったところですが、東京交響楽団の定期公演をゆったりと堪能して参りました。

行けなくなってしまったので、お譲りいただいたチケットの座席を見て驚愕!

S席:7000円!?

どんな席なんですか?そのようなたしなみのない私には見当がつきません・・・

一緒に行ったMさんは音楽のわかる女性だったのですが、「すごい!」と感激のお席での鑑賞でした。

あー、ありがたいことです・・・・

梯剛之という名を見て、最初はピンと来なかった私ですが、彼が盲目のピアニストとしてTBSの「情熱大陸」という私の大好きな番組で何年か前に紹介されていたことをすぐに思い出しました。

いくら私がクラッシックに明るくないとは言え、シビレましたよ・・・

鍵盤上を指がどんな速さで動いているのか、学生時代に必須で伴奏音楽という教科があり、なぜか徹夜で、しかもジャージでダウンジャケットを着込み、ピアノを練習していた私には、皆目見当がつきません・・・

しかし、盲目がゆえ、指揮者が見えない中で、管弦楽団とコラボレーションする訳で、そのピーンと張り詰めた中で繰り出される渾身のピアノの音色と、彼と共に音楽を愛する楽団の皆様の思いと素晴らしい技術に私は心を動かされてしまいました。

席が素晴らしく良かったこともあり、右側面から見ると、若き指揮者の個性的な動き、うねるように動く管弦楽奏者の皆さんのえもいわれぬ一体感などの全景を観賞できて、単なる音楽鑑賞にとどまらず、私なりの味わいを深くしたのだと思います。

初心者なりの感動を大切にし、あまり縁がないと思っていた芸術世界に出会えたことに感謝したいと思います。

今年は、「ライブ」に触れる機会が昨年以上に多くて、ジャンルや形態はあまりこだわらずに、こういう時間はもっと増やしていきたいと思っています。

ん、自分なりの感じ方を大切にしよう!

それは、はるさんよかったねぇ~。そうやって自分を豊かにするがよい!
と、応援して下さる方は今日もぽちっとお願いします。


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2 コメント

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感動のリレー (ちょふぃ)
2006-10-30 08:23:47
素晴らしい音楽にふれたんですね。$OF

私も先日、知り合いの出演したオペラ「魔弾の射手」を観に行ったんですが、同業としての厳しい耳や批評家的な分析など、吹っ飛んでしまう位素敵でした。

出演した知り合いも自分でも出来がよかったと感じていたみたいで、まったく表\情も違っていたし、終演後会ったら瞳孔が開いてしまう位興奮してました。まだ感激の海を漂っていたんでしょうね。

私はこの頃は職人的になってしまって、そういう感覚を忘れてるなあ~+いけないなあ~+なんて思いました。

でも本当に好きな曲と出会って(というか絶対弾きたいと思った)その曲を弾くためにセルフプロデュースのコンサートを始めました。

もうすぐ、その本番!私も梯さんの様に人を感動させたいです。

感動って技術以外の「何か」がないと生み出せないものだと思ってます。

さしずめ私の「何か」は情熱でしょうか。

はるさんも、これからもっともっと芸術から感動をもらって下さいね。

エセの『生き方』を説く本や学問よりはるかに力をもらえますよね。
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了解! (はる)
2006-10-30 21:25:27
ちょふぃさん

こんばんは。もうすぐコンサートですね。私は3・4・5日と予定が入っており、本当に行けなくて残念に思っています。

ちょふぃさんは、私たちを輝かせてくれたり、楽しませてくれたり、もちろんその道のプロですが、ご自身の魂が喜ぶ・満足するそんな時間も大切にしてください。何か伝えたい、楽しんでほしい、何か感じてほしいという強い思いがあればきっと伝わります!

(=情熱)

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