DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(12)

2022-04-09 12:30:05 | ButsuButsu


いよいよクラウドファンディングが始まりました。
あなたの寄付が必要です。
どうかはっけん号を助けてください。

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林(11)

2022-04-07 16:12:03 | ButsuButsu


大学1年生

私は、中学1年生の頃からはっけん号による琵琶湖の調査に参加し、採水やプランクトン採取などの基本的な調査から、水中ドローンを用いた湖底の探査、採泥などの特殊な調査まで、多くの技術を学ばせていただきました。

はっけん号に乗船するまで本格的な調査に参加したことは1度もなかったため、調査では初めて知ることの連続でした。私は、かねてから魚類が好きで、ナマズの研究を行ってきましたが、はっけん号での水質調査をきっかけに魚類をはじめとした生態系と水圏環境のつながりに興味を持ち、それが水産系の高校に進学する動機にもなりました。

高校では主に海での調査を行っていましたが、ここでもはっけん号で学んだ調査の基本、データの読み方などが大いに役に立ったことは言うまでもありません。はっけん号で得たことは私の一生の財産です。これからも多くの人の学びの場となり、新たな発見の場となる、そんな船であって欲しいと願っています。

クラウドファンディングが始まりました。
寄付よろしくお願いします。

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林(10)

2022-04-07 16:12:03 | ButsuButsu

私たちびわ湖トラストの塾生は船上講義の受講や各自の研究をするため、調査船はっけん号を用いて実際に琵琶湖に出ています。
私は中学生の頃からびわ湖トラストの取り組みに参加しており、数々の船上調査をしてきました。
私の研究対象は、近年琵琶湖で確認された外来種のプランクトンであるミクラステリアス・ハーディです。
本種は日本において琵琶湖のみで確認されており、その生態を探るため調査を続けています。
調査には水深別鉛直分布や生息域調査など、実際に調査船で赴かなければできないことがほとんどです。
これらのはっけん号による調査の成果もあり、論文を執筆でき、様々な場で発表することが出来ました。
ですが、本種にはまだまだ調査するべきことがあります。そのためには、はっけん号の存在が必須です。
再びはっけん号に乗船し、塾生とたくさんのことを学び、専門の先生方の船上講義を受けることの出来る日を待ち望んでいます。

(4月から東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科1年生になりました)

明日から、クラウドファンディングが始まります。
ぜひ寄付をお願いします。😊 
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林(9)

2022-04-06 16:58:51 | 物語


【高2女子】
なぜ、はっけん号に乗り、琵琶湖で学ぶのか?その答えは、はっけん号に乗れば分かります。
はっけん号は子どもたち一人一人に、本当に大切なものは何かを教えてくれるのです。 
私たちジュニアドクター生は、JST (国立研究開発法人科学技術振興機構)次世代人材教育が主催するNPO法人びわ湖トラストジュニアドクター育成塾において、琵琶湖をテーマに様々な環境学習や科学の探究を行ってきました。
環境、生物、物理、ロボット、芸術など、はっけん号での学びは人によって違います。
けれど、ジュニアドクター生全員が、自然を愛する力、科学を探究する力、自分でやり抜く力の大切さを知り、大きく成長することができました。
そして、この混迷する世界に立ち向かう勇気を持つことができました。はっけん号での学びは、途絶えることなく次世代に伝えたいかけがえのない経験です。
私たちのような素晴らしい経験がいつまでも続くよう心から願います。

あなたに、合唱と箏とピアノがコラボした、新しいびわ湖の歌「びわ湖トワ」を捧げます。

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林(8)

2022-04-03 09:54:21 | 物語

Like many scientists from throughout the world as well as numerous scientists from across Japan, I have had the good fortune to work on R/V Hakken with Professor Michio Kumagai. This is a superb vessel that he designed specifically to conduct studies on Lake Biwa, and it has many features that have made it ideal for collaborative investigations on such a large lake. For example, we used the vessel as a platform for the study of UV radiation, which we measured underwater using the submersible radiometer that my student Claude Belzile is holding in the photo, and which we lowered down from the ship in the North Basin and South Basin of Lake Biwa. With colleagues from Japan and overseas (as shown in the second photograph) we discussed the factors the controlling water quality of lakes, and the relevant measurements that could be made by the ship in Lake Biwa. R/V Hakken is one of Japan’s most well known scientific treasures, and its innovative design has attracted the attention of freshwater scientists throughout the world. Here in Canada, we based the design of our research vessel for the Saint Lawrence River and Gulf on R/V Hakken, allowing observations to be made in all weather conditions, and in shallow as well as deep waters. We look forward to hearing about the new phase of R/V Hakken’s famous life on Lake Biwa. 

Warwick F. Vincent
Professor, Laval University, Quebec City, Canada


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林(7)

2022-03-31 11:22:04 | 環境問題・保護


Coming soon!
実験調査船「はっけん号」のリニューアルに関わる
クラウドファンディングへのご寄付について

 日頃より認定NPO法人びわ湖トラストの運営につきましては、格別のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。
 びわ湖トラストでは、会員の皆さまのご協力で、琵琶湖の豊かな環境を守り健全な自然を次世代の人々へ継承するための様々な活動を実施させていただいております。近年、特に注力していますのが、実験調査船「はっけん号」を用いた小中高生の地球環境科学教育の実践です。びわ湖トラストは、この「はっけん号」の運用を設立当初から支援してきました。2016年には管理・運用を滋賀県から引き継ぎ、現在では、小中学生の地球環境研究教育を推進するジュニアドクター育成塾でも活躍してくれています。
 しかしながら、「はっけん号」は2023年には30歳の誕生日を迎え、廃船の危機に立たされています。過去12年間分解点検を受けることがなかったために、エンジンをはじめとしてあちこちに支障が出てきております。子どもたちの育成にも大きな役割を担っているからこそ、安全性をより担保して運用していく必要があります。これから先も安全に運用できるように、2023年4月に、今悪くなっている箇所を点検・修理してリフォーム を実施し、なんとか廃船の危機を乗り越えたいと思っています。 
 私たちの普段の活動はご賛同いただける皆様からのご寄付や助成金で成り立っており、また、子ども達の育成に関わる事業へのご寄付・助成はそのための支援金となっているため、船の修繕に充てる資金の確保、捻出は難しい現状です。そこでこの度、クラウドファンディングを通した資金調達に挑戦することを決めました。皆様の強いご支援が必要です。コロナ禍の中で大変かとは思いますが、皆さまおひとりが少なくとも10名の支援賛同者を募っていただけないかと考えております。
 本プロジェクトを通していただいたご寄付は、控除の対象になります。また、ご寄付の返礼として、ジュニアドクター育成塾の子供たちが作るSDGs2023年カレンダーの進呈や、今後実施予定のシニアマスター育成塾およびシニアドクター育成塾への招待などを行いたいと思っています。
「はっけん号」を廃船の危機から救うため、どうかびわ湖トラストにあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

「びわ湖トラスト レディーフォー」で検索
またはQRコードを読み込んでください。
実施期間2022年4月9日から6月7日まで

連絡:    〒520-0047 大津市浜大津5-1-1 
びわ湖トラスト(電話077-522-7255) 熊谷道夫


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林(6)

2022-03-04 15:21:05 | ButsuButsu

3月8日から15日まで、AUV(自律型水中ロボット)を用いて琵琶湖湖底の調査をします。期間中、あまり強い風が吹かないとよいのですが。

今日からどんどん暖かくなるようです。
もう春がそこまで来ています。

一方で、ウクライナでは悲惨な状況が発生しています。
事態は非常に深刻です。

ロシアも含めた世界中の人々が、この戦争に反対すべきです。
どう考えても正常な思考に基づいた侵略とは思えません。

今やウクライナだけの問題ではありません。
場合によっては地球が崩壊するかもしれないのです。

要注意です。
要決断です。
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林(5)

2022-03-01 14:02:46 | ButsuButsu


さとうさやねさんの作品です。
何に見えますか?

さて、以下のサイトにアクセスしてみてください。
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林(4)

2022-02-28 10:23:06 | 物語
We are strongly against the Russian invasion of Ukraine.
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林(3)

2022-02-05 11:50:20 | 物語


SIL・・・国際陸水学会が、100年目の記念大会を迎える。
時は2022年8月7ー10日、場所はベルリン。

陸水学は陸の海洋学だと、スイスの湖沼学者フォーレルは言った。
彼の湖沼に対する情熱が、SILには脈々と引き継がれている。

今、地球上の湖が、気候変動によって危機に立たされている。
できるだけ多くの若者と議論したいと、SIL特別セッションを立ち上げた。

相棒は、君付龍祐君である。
彼はいま、カナダの大学の学生で、恐竜の勉強をしている。

私とは50才ほど年が違うが、尊敬できる人である。
シニアとジュニア、二人で仕掛けた久しぶりのプチ・イベントだ。

吉と出るか、凶と出るか。
世界中から多くの人に参加して欲しい。

そう思って、SNSに投稿することにした。
できれば情報を拡散して欲しいと思っている。

To whom it may concern,

Global freshwater systems on the Earth are under huge threat from the resent climate change and rapid socio-economical transformations, and immediate actions are required to conserve them for future generations and ecosystems. However, one of the key issues is that we do not have sufficient opportunities for interdisciplinary, intergenerational, and international conversation on water crisis. It is essential to share our views and experiences to come up with a solution and communicate them to the general public.

As we approach the 100th year of the International Society of Limnology (SIL), we would like to call out for veteran and future limnologists including junior students to share their views and opinions on global water crisis. Our goal is to better understand the situation through different perspectives and come up with solutions to protect freshwaters for 100s of years to go. In order to achieve this, we are providing the platform of a standard session, “Open Dialogue on World Water Issues and Solutions across Generations” at SIL 100 held in Berlin, Germany, August 2022. For more information about SIL 100, please refer to the following website: https://www.sil2022.org/program/sessions/

For our session, we would like to invite individuals with different backgrounds from around the world to give us an oral presentation or an e-poster presentation. The presentations will be focused on the presenter’s views on current freshwater problems and potential solutions to them. At this moment, we would like to know who are interested in this session. If you would like to take part in our session, please reply to this email with a title and an abstract (free format) for your presentation so that we can make further decision. Please also distribute this message to anyone around you who will be willing to join this dialogue and share their idea.

We are looking forward to hearing from you.
Regards,

February 1st, 2022


Michio Kumagai                              Ryusuke Kimtsuki
Ristumeikan University                   University of Alberta
Otsu, Japan                                     Alberta, Canada
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林(2)

2022-01-31 16:24:54 | 物語



2022年1月23日に回収した、琵琶湖第一湖盆93m地点での水温と溶存酸素濃度を図示してみた。今、湖底の水温は8.5℃、溶存酸素濃度は80%である。少しずつ回復しており、全循環の発生に向けて準備中であると言える。

図の赤線が線形補間をした場合の予測値で、酸素濃度が100%まで回復した時の水温は8.1℃になるはずである。琵琶湖全体の水275億トンが8.5℃から8.1℃になるのに必要なエネルギーは簡単に計算できて、約460TJ(テラジュール)である。

これは広島に投下された原爆7個分(63TJ)より大きい。すでに暖まってしまった琵琶湖の水を冷やすために、こんなに多くのエネルギーが必要だとは知らなかったが、自然はうまくできている。

今年は雪がたくさん降って、山々は雪化粧をしている。3月になり、雪解け水が琵琶湖に入るころには、湖底は十分に冷やされるだろう。そして、久しぶりに琵琶湖が深呼吸できることを願っている。
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林(1)

2022-01-24 12:59:43 | 物語


22日 うみのこ応援歌 びわ湖トワ の吹込み
膳所高を中心とした 高校生の皆さん よく頑張りました

23日 ジュニアドクター育成塾 琵琶湖調査
遠くに雪化粧した 箱館山を望み 湖面は穏やかでした

湖底の水温は8.5℃前後 酸素濃度は80%前後
水温がまだ高いのが気になります

水深93mの定点では ビワオオウズムシは確認できませんでした
山々の雪が溶けだす頃 琵琶湖は深呼吸します
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風(100)

2022-01-19 15:49:32 | ButsuButsu


この看板を書いた人は、天才だなあって思う。
なんたって、英語で方向まで表現している。

滋賀県には、時々、ハッとするような看板がある。
昔、瀬田駅のバス停に「Bas」と書いてあった。

きっと、そう書くんだと、本人は固く信じていたんだろう。
一瞬、人の心を貼り付ける効果はある。

今回で、「風」のコーナーは100回目。
無事校了となる。

次から何をテーマに書こうか。
最近、心が沈む出来事が多い。

人生はうまく行かないものだ。
また古い知り合いが亡くなった。

自分の年令を考えると、いい加減、終わりにすべきかなと思う。
風のように現れ、風と共に去っていく。

人の心に、ちょっとした思い出を残して。
時々、ハッとするアクセントを加えて。
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風(99)

2022-01-07 17:20:46 | 物語


年末12月19日にびわ湖に波力ポンプを設置してきました。
次に回収するのは1月23日です。
1か月の連続試験は、初めての取り組みです。
たぶん途中でトラブルがあると思いますが、厳しいびわ湖の冬を乗り切ってくれることを願っています。
皆様の新年が良い年であることを祈っております。
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風(98)

2021-12-20 17:10:30 | 物語

昨日の琵琶湖は風が強かった。
周囲の山々は雪化粧だ。
でもみんなメゲズに頑張った。

水深94m。
約1名、船酔いでダウン。
この場所では、あいかわらずビワオオウズムシは採取できない。

湖底では、少しずつ水温が上昇し、酸素が回復しつつある。
季節風による鉛直混合が始まった。



さて、この冬はどこまで回復するやら。
来年は良い年でありますように。

そう願って昨日、12月19日に
今年最後の湖底調査を終えた。

併せて波浪ポンプも設置してきた。
初めて1か月の連続稼働だ。
大丈夫だろうか?
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