10月28日に、ふたば書房からブライアン・ウィリアムズの新しい本が発売された。
企画してから2年の歳月がかかった。
その分、良い本ができたと思っている。
びわ湖トラストのホームページから注文できる。
会員は、特別価格だ。
http://www.biwako-trust.com/?p=1889
また、AMAZON からも発注が可能だ。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B3%E3%82%8F%E6%B9%96%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%9B%AE%E2%80%95%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%84%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%B8-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%BA/dp/4893201859/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1509609810&sr=8-1&keywords=%E3%81%B3%E3%82%8F%E6%B9%96%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%9B%AE
絵画とエッセイの合本は、画文集というのだそうだ。
アメリカ人の風景画家という、ちょっとユニークな目を通して知るブライアンの意見は、日本人とは微妙に違う印象を与えてくれる。
付き合い始めてから結構長い月日が経つのだが、時々、この違いを実感することがある。
例えば、この本のタイトルもそうだ。
びわ湖・ブライアンの目
という。
びわ湖が先で、後にブライアンの目が加わる。
そこに、彼の主張がある。
彼は、多くのことを言いたいのだ。
欲張りな男だと思う。
私は
ブライアンとびわ湖
にしたらと提案したが、彼は反論した。
英語にするとよくわかる。
前者が
Lake Biwa thorugh Brian's eyes
なのに対して
後者は単純に
Brian and Lake Biwa
になってしまう。
これでは意味がない。
ということで、ブライアンの思いのたけに溢れたこの本を、ぜひ購読していただきたい。
利益の一部は、びわ湖トラストの活動に寄付されるという。
そして、トラスト所有の調査船はっけん号の運航が可能となる。
分水嶺から流れてきた水が、河川水や地下水となって、やがてびわ湖に注ぐ。
読者から集まった代金が、積もり積もって、調査船を走らす。
おかげ様、の世界である。
明日も平安で良い天気でありますように!