DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

道(90)

2017-11-21 18:09:18 | ButsuButsu


大学の正門で、かわいい白い花を見つけた。

思わず写真を撮る。

ネットで調べたら、アベリア コンフェッティと言うのだそうだ。

原産は中国。

花言葉は、謙虚・謙譲・強運。

大学の入り口に植えるのには、向いているのかもしれない。

学生たちはほとんど見向きもしないが、この灌木は結構長く花を咲かしている。

今日は、ひとつ勉強した。
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道(89)

2017-11-17 13:20:47 | ButsuButsu


昨日の続きの話をしよう。

吹き出しの場所は、この画像の赤丸の点である。

すぐ横には、湖底からそそり立つ山がある。

この山は、湖面には出ていないが、かつてあった火山の痕跡であると言われている。

今から7-8千万年前の話だ。

この隠れ山の少し北にあるのが、湖面に顔を出している沖ノ白石である。

このような、湖中に隠れた山塊が南から北に連なっており、そこかしこで湖底からの噴出が確認されている。

壮大で面白い話だ。
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道(88)

2017-11-16 14:44:01 | ButsuButsu


11月3日、選抜された中学生たちと一緒に、久しぶりにびわ湖の調査へ赴いた。

多くの台風が襲来した10月とは異なり、この日のびわ湖は驚くほど穏やかだった。

何気なく計量科学魚探を眺めていたら、画面が湖底からの吹き出しを捉えていた。

これまでにないくらいの吹き出しだ。

水深70メートルから吹き出た水とガスは、水深50メートルまで達している。

以前はこんなに激しくなかった気がする。

びわ湖の湖底もドンドン変わってきているのだろうか。

因みに、この日の透明度は1~2メートルだった。


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道(87)

2017-11-02 17:00:14 | ButsuButsu


10月28日に、ふたば書房からブライアン・ウィリアムズの新しい本が発売された。
企画してから2年の歳月がかかった。
その分、良い本ができたと思っている。

びわ湖トラストのホームページから注文できる。
会員は、特別価格だ。
http://www.biwako-trust.com/?p=1889

また、AMAZON からも発注が可能だ。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B3%E3%82%8F%E6%B9%96%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%9B%AE%E2%80%95%E3%81%8D%E3%82%8C%E3%81%84%E3%82%92%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%B8-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%BA/dp/4893201859/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1509609810&sr=8-1&keywords=%E3%81%B3%E3%82%8F%E6%B9%96%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%9B%AE

絵画とエッセイの合本は、画文集というのだそうだ。
アメリカ人の風景画家という、ちょっとユニークな目を通して知るブライアンの意見は、日本人とは微妙に違う印象を与えてくれる。

付き合い始めてから結構長い月日が経つのだが、時々、この違いを実感することがある。
例えば、この本のタイトルもそうだ。

びわ湖・ブライアンの目

という。
びわ湖が先で、後にブライアンの目が加わる。
そこに、彼の主張がある。
彼は、多くのことを言いたいのだ。
欲張りな男だと思う。

私は
ブライアンとびわ湖
にしたらと提案したが、彼は反論した。

英語にするとよくわかる。

前者が
Lake Biwa thorugh Brian's eyes
なのに対して
後者は単純に
Brian and Lake Biwa
になってしまう。
これでは意味がない。

ということで、ブライアンの思いのたけに溢れたこの本を、ぜひ購読していただきたい。
利益の一部は、びわ湖トラストの活動に寄付されるという。
そして、トラスト所有の調査船はっけん号の運航が可能となる。

分水嶺から流れてきた水が、河川水や地下水となって、やがてびわ湖に注ぐ。
読者から集まった代金が、積もり積もって、調査船を走らす。

おかげ様、の世界である。
明日も平安で良い天気でありますように!
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