DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

道(64)

2016-06-25 14:08:27 | ButsuButsu


6月8日に手術を終えたオソフ君も順調に回復してきている。

いよいよ7月1日には退院の予定だ。

いろいろなことがあったが、今回の取り組みも終わりに近づいている。

そういえば、イギリスがEUから離脱することが決まった。

世界中の人々が、自分たちの権益を守ろうという方向に進んでいる。

そういう中で、今回の支援はとてもありがたいものだった。

入院が1週間延びたので、最終的にいくら支払うことになるのか混とんとしているが、助け合うということが大切なことなのだろう。

多くの人々の支援に支えられたオソフ君は、そのことを認識しているのだろうか。

淋しくて夜泣いている姿を見ると、まだ8歳の子供なのだなと、改めて実感する。

世界がのど方向に向かい、どの道を歩むのかはよくわからないけれども、自分たちができることを誠実にやっていくことが大切な気がする。
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道(63)

2016-06-10 08:50:21 | ButsuButsu


江戸時代に細井広沢という書家がいた。

とくに唐様の書にすぐれ、禁裏御所(霊元天皇)が彼の筆跡を渇望し、江戸から都までわざわざ書を取り寄せたと言われている。

あの赤穂浪士たちもこの細井広沢に討ち入りの事前相談をし、吉良邸の地面に突き刺した「浅野内匠頭家来口上」という文字を書いてもらったという話だ。

その細井が次のように語ったといわれる。

「不潔の友とまじわれば、心が汚れて美しい書は書けぬ。それゆえ、心正しき友を見つけることが肝要である」

他人のお金で購入した中国服を着て、書に興ずるどこかの間抜けな知事に聞かせてやりたい話だ。

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道(62)

2016-06-09 05:24:07 | ButsuButsu


オソフ君は昨日、6時間の手術を受けました。

良くなるのだという強い期待と、怖さからくる不安とで、とても緊張しているようでした。

手術が終わり、麻酔から覚めたとき、あまりの痛さに泣いたそうです。

その後、痛み止めをもらって熟睡しました。

しばらくは安静状態が続きます。

特に火傷がひどい左腕は、約2か月間ギブスで固定されます。

8歳の子供が、自分で決断して、両親と別れ異国で手術を受けることに、彼の大きな勇気を感じました。

また、多くの人々のカンパを通して、日本人の優しさを知りました。

きっとオソフ君の人生にとって、大きな変化を与えるでしょう。

元気になったら、礼状を書くと言っています。

支援したていただいた多くの人々にとても感謝しています。

バイルラ、ありがとう。



手術に向かう前のオソフ君です。
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道(61)

2016-06-06 16:01:01 | ButsuButsu


月日が経つのは早いものである。

オソフ君は、6月1日に来日し、2日に検査、3日に記者会見、そして本日6日に京大病院に入院した。

彼は、少なくとも今日はとても元気だった。



8日にはいよいよ手術だ。

無事に成功することを願っている。

手術が終われば、2週間の入院後退院する。

その後、8月末まで通院することになる。

寄付金も順調に集まっている。

金額の低いものは500円からであった。

つくづくと日本人の心の温かさを感じている。

感謝!
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