DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(2)

2022-01-31 16:24:54 | 物語



2022年1月23日に回収した、琵琶湖第一湖盆93m地点での水温と溶存酸素濃度を図示してみた。今、湖底の水温は8.5℃、溶存酸素濃度は80%である。少しずつ回復しており、全循環の発生に向けて準備中であると言える。

図の赤線が線形補間をした場合の予測値で、酸素濃度が100%まで回復した時の水温は8.1℃になるはずである。琵琶湖全体の水275億トンが8.5℃から8.1℃になるのに必要なエネルギーは簡単に計算できて、約460TJ(テラジュール)である。

これは広島に投下された原爆7個分(63TJ)より大きい。すでに暖まってしまった琵琶湖の水を冷やすために、こんなに多くのエネルギーが必要だとは知らなかったが、自然はうまくできている。

今年は雪がたくさん降って、山々は雪化粧をしている。3月になり、雪解け水が琵琶湖に入るころには、湖底は十分に冷やされるだろう。そして、久しぶりに琵琶湖が深呼吸できることを願っている。
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林(1)

2022-01-24 12:59:43 | 物語


22日 うみのこ応援歌 びわ湖トワ の吹込み
膳所高を中心とした 高校生の皆さん よく頑張りました

23日 ジュニアドクター育成塾 琵琶湖調査
遠くに雪化粧した 箱館山を望み 湖面は穏やかでした

湖底の水温は8.5℃前後 酸素濃度は80%前後
水温がまだ高いのが気になります

水深93mの定点では ビワオオウズムシは確認できませんでした
山々の雪が溶けだす頃 琵琶湖は深呼吸します
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風(100)

2022-01-19 15:49:32 | ButsuButsu


この看板を書いた人は、天才だなあって思う。
なんたって、英語で方向まで表現している。

滋賀県には、時々、ハッとするような看板がある。
昔、瀬田駅のバス停に「Bas」と書いてあった。

きっと、そう書くんだと、本人は固く信じていたんだろう。
一瞬、人の心を貼り付ける効果はある。

今回で、「風」のコーナーは100回目。
無事校了となる。

次から何をテーマに書こうか。
最近、心が沈む出来事が多い。

人生はうまく行かないものだ。
また古い知り合いが亡くなった。

自分の年令を考えると、いい加減、終わりにすべきかなと思う。
風のように現れ、風と共に去っていく。

人の心に、ちょっとした思い出を残して。
時々、ハッとするアクセントを加えて。
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風(99)

2022-01-07 17:20:46 | 物語


年末12月19日にびわ湖に波力ポンプを設置してきました。
次に回収するのは1月23日です。
1か月の連続試験は、初めての取り組みです。
たぶん途中でトラブルがあると思いますが、厳しいびわ湖の冬を乗り切ってくれることを願っています。
皆様の新年が良い年であることを祈っております。
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