ジムグリだろうか?
久しぶりに見たヘビに、思わず好奇の目を向けた。
そう言えば、最近、路上でヘビを見る機会が少なくなった。
驚いたヘビは、懸命に石垣を登り始めた。
自分の背より高い壁を登るヘビに感激して、写真を撮り始める。
彼(?)は、登るときに壁の高さを理解してはいないのだろう。
少し登っては休み
また登る姿は、感動的でもある。
もう少しだ、ガンバレ。
蛇行、という言葉が思い浮かぶ。
ある程度の長さに体を折り曲げながら、重力に逆らって上昇する。
骨格とウロコで支えながらの登攀は見事だ。
ちょうどボルダリングを見ているようで、喝采を送る。
ふと気が付いたが、ヘビには降りる選択はないみたいだ。
こいつは登りきるしかない。