DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

風(49)

2020-08-21 10:52:41 | ButsuButsu


暑い!
汗だくになり、道を歩く

日陰にカラス
黒い色の鳥は、さぞ暑かろう

ふと気遣う
熱中症かな、カラスも

調べたら
鳥の体温は、40度以上って

ということは
この暑さでも、涼しいのかい
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風(48)

2020-08-17 14:54:32 | ButsuButsu


滋賀県や大津市も「気候非常事態宣言」を出すべきだという市民運動が始まっている。
確かに、数多くの自治体が「気候非常事態宣言」を出している。
https://www.es-inc.jp/ced/

一方、それに反対する声明もある。
しかし、よく読むと、かなり強引で恣意的な意見に思える。
http://ieei.or.jp/2020/07/sugiyama200702/

気温の上昇をグラフで見ていると、確かに変動が多くて明確な判断を下しにくい。
しかし、琵琶湖の湖底水温のような外的ノイズの少ないデータから、非常に面白いことがわかる。
ここに示したグラフは、彦根気象台で測定された1月から3月までの平均気温と、琵琶湖湖底90mの年平均水温の変化を表したものである。

驚くほど、よく似ていることがわかる。
湖底の水温の方が、気温より約2.5℃高い。
つまり、琵琶湖の湖底は暖まりにくく冷めにくいのである。

それでもなお、徐々に水温が上昇している。
1985年から1990年の第1期上昇と、2019年から始まった第2期上昇に着目してほしい。
水温は、単調に上昇するのではなく、このように段階的にジャンプして暖かくなる。

そして第1期より、第2期の方が水温上昇率が大きい。
なぜこのようなことが起こるのだろうか。
それは冬期の冷え方に原因している。

温暖化の進行に伴い、大気には琵琶湖を冷やすだけの十分なエネルギーがないのだ。
1960年代から2020年にかけて、琵琶湖湖底の水温は約2.5℃上昇した。
このことは、湖底付近の生態系や水質に大きな影響を及ぼす。

滋賀県も大津市も、これに対する明確な回答を持ち合わせているとは思えない。
それでも「気候非常事態宣言」を出すべきなのだろうか。
地球規模で始まった温暖化の波は、こうして地方にも確実に影響を及ぼし始めている。

当面このような事態を回避する緩和策と、人類の生存をかけて克服すべき解決策の両方が必要だろう。
「気候非常事態宣言」への勧誘を受けて、さてどうしたものかと思案している。
宣言するのは簡単だし、何らかの示威行動も難しくはない。

しかし、具体的な成果を求めるには、もっと厳しい対策をどう提示するかだ。
その覚悟なしに「非常事態」だと言っても、気休めにしかならない。
今日も40℃越えの熱波が日本列島を襲っている。

新型コロナウィルスとか熱中症とか、歓迎できない事態に振り回されている。
かつてソ連の共産圏が崩壊したように、劇的な気候変化は政治や経済の体制を崩壊に導く。
私たちがすべきことは、まず第一に被害を最小にする緩和策の実践だと思う。
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風(47)

2020-08-14 12:30:19 | ButsuButsu


古い友人であるCharles R. Goldman博士から、彼のInstagramへの招待があった。
ヒキガエルが、世界をまたにかけて冒険する話だ。
特に、海外からのフォロワーを期待しているらしい。
すでに89歳になる彼のバイタリティに敬服する。

https://www.instagram.com/heroictoad/?hl=ja

Michio
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風(46)

2020-08-13 10:37:30 | ButsuButsu


第24回クルーレスソーラーボート大会に参加しました。
私たちのチームは、小学生が7名、中学生が16名、高校生が4名、スタッフが16名の大所帯です。
8月8日に、事前準備の合宿をしました。
場所は、滋賀県高島市近江白浜です。
午前10時に白浜荘の会議室に集合し、講師から自律型ソーラーボートについてのレクチャーを受けました。
午後2時からは、組み立てたボートのテスト走行を琵琶湖で行いました。

翌、8月9日は早朝に起床し、バスで会場であるマキノサニービーチに移動しました。
今年は新型コロナウィルスのため、常連の東大チームが不参加でしたが、今治造船と大阪電気通信大学、そして私たちびわ湖トラストチームの7艇が参加しました。
コースは、サニービーチを出発して竹生島-葛籠尾崎間を往復する、20㎞の長距離です。
自律航行船というのは、ボートに積み込んだマイコンを用いて、GPSとコンパスのみを頼りに湖上を移動する無人ボートのことです。
毎回不思議ですが、ほとんどのボートが出発点(A点)付近でグルグル回って、前へ進めなくなります。
一説によると、この周辺では磁場の異常があるのではないかということです。
魔のA点を抜け出すと、沖合にあるB点を目指します。
この点まで到達するボートは約半数でした。
B点から大きく進路を東にとり、一路、竹生島と葛籠尾崎の間に設定したC点を目指します。
今回のレースでC点までたどり着いたのは、私たちびわ湖トラストチームの「ばな衛門」だけでした。


レース終了後、他チームとの密な接触を避けるために、子供たちとスタッフだけで夕食をとりました。
一人一人が感想や反省を述べていましたが、短期間にずいぶん成長したなと驚きました。
こうした様々な年齢の子供たちが集まって、同じ一つの作業を行う教育の大切さを改めて感じました。

8月10日は最終日です。
この日も快晴で、湖上でも暑いくらいでした。
子供たちにも疲れや船酔いが目立ってきました。
ボートの調子も今一つ上がらず、どのチームのボートも完走できませんでした。
反省点はたくさんあります。
でも久しぶりのびわ湖体験に、みんな満足でした。
最後に、来年頑張ろうねと誓って、大会を終えました。
来年は、いよいよ25周年です。


最後に、今回の合宿を行う際に、コロナ対策として次のことを行いました。
合宿前2週間、生徒およびスタッフ全員が毎日2回の体温測定を行い、結果を報告しました。
このことによって、合宿に参加することに対する自覚と責任が芽生えたと思います。
合宿前日に、医師によるチェックを受け、参加者の最終決定を行いました。
合宿期間中は、マスク・手指消毒・ソーシャルディスタンスなど、一般的な注意を守りました。
また、他府県からの参加者との接触は、可能な限り避けるようにしました。
合宿終了後は、事後確認として、さらに1週間の検温を行っています。
今のところ特に問題は起こっていません。
この程度の対応で、十分に感染を防げるのではないかと思っています。
感染症に対して、必要以上に恐れない、不用意な行動をしない、を原則として対応したいと考えています。
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