暖かい風が吹き、サツキまで開花の準備に入った。
ツツジはすでに満開だ。
春から夏へ、一気呵成に過ぎ去ろうとしている。
ゆっくりと成熟する変化が見えないのは、国の官僚も同じようだ。
きちんとした手順を踏んだ、わかりやすい政治をしてほしいものだ。
風向きを読み
風の強さを計り
耐え忍ぶ術を学ぶ。
そうした知恵をいつ忘れたのだろうか。
安普請の家屋は突風で倒れ、隠蔽された中身が露わになっていく。
こんな時だからこそ、本物の構えを求めたい。
負けない、そしてしなやかな強さを身に着けた若者を育てたいと思う。