![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b9/5a8d06d0b5d5801216b271bc9f6f9341.jpg)
2006年8月、琵琶湖の深湖底は固有種にあふれていた。
アナンデールヨコエビとビワオオウズムシ。
わずか横40cm、縦30cmの画像に、数えきれないほどの集団。
40万年以上の年月を生き延びてきた生き物たち。
その命が、今、絶たれようとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/88/dfe3f33899ea4f18d41a1caf653a0fe8.jpg)
2年間にわたって全循環がストップした琵琶湖。
水温上昇と無酸素状態が、12月27日になっても解消されない。
こんなに寒波が来ても、一度壊れた自然は簡単には復元されない。
そのことを人間は忘れてしまった。
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子供たちはひたむきに琵琶湖と向き合う。
100年にわたる社会のツケが、今、琵琶湖を変えようとしている。
年が明けたら、この子らと話し合う。
私たちにできること、何をしなければならないのか、そして時間がないことを。