DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

林(47)

2023-03-19 21:02:20 | ButsuButsu

一筆 啓上
陽春 湖上
進水 船上
平和 献上
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林(44)

2023-03-01 18:27:32 | ButsuButsu

https://outreach.bluebacks.jp/project/home/28
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林(41)

2022-12-31 13:03:17 | ButsuButsu


そうか。
来年は、3.11で亡くなられた方々の13回忌になるのか。
時がたつのは早いものだと、最近つくづく感じる。
2011年5月に南三陸町を訪れた時、津波の生映像を見せてもらって、人の生死の無常さを再認識させられた。
濁流に流されてゆく遭難者の断末魔が、ロシアの無差別爆撃に晒されるウクライナの人々の姿に重なる。
狂い始めた自然の猛威
修羅とも思えるプーチンの所業
果てることなく続くウィルスの感染
生きとし生けるものたちが、生まれ、育ち、死滅する。
昨日まで確かに呼吸をしていたものが、今日、突然動かなくなる。
「死はもしかしたら、生命体が秩序立った量子の世界との結びつきを断ち切られ、熱力学のランダムな力に対抗するパワーを失うことかもしれない」
書籍『量子力学で生命の謎を解く(Life on the Edge)』の一節である。
当時は眉唾な話かなと思っていたが、今年のノーベル物理学賞で驚いた。
「もつれ合った光子を用いた実験,ベル不等式の破れの確立と量子情報科学の開拓」が受賞理由となっている。
いわゆる量子のもつれの証明である。
こう考えると、死はそんなに特異な事象ではなく、単に量子のもつれがなくなるということなのかもしれない。
此岸から彼岸へ移ることが死であることを説く仏教のように、三途の川が熱力学のランダムな力なのかもしれない。
いずれにしても、災害や戦争のような巨大なエネルギーの暴走によって、生命を紡ぐ量子のコヒーレントな秩序が破壊されることは、御免こうむりたい。
今年、不幸にして亡くなられた多くの方々や生ある物の冥福を祈りたい。
彼らの量子は、今、自由エネルギーとなって空間に解き放たれたのだろう。
そう思えば、少しは気が鎮まるようだ。
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林(40)

2022-12-30 23:28:10 | ButsuButsu


E/SASV Gamesの立ち上げに向けて

 1997年に、私たちはクルーレスソーラーボート大会を琵琶湖で立ち上げました。これは、無人のソーラーボートがGPSとコンパスの情報のみを頼りに走行時間を競う、当時としては野心的な試みでした。あれから26年、私たちは次の一歩を踏み出そうとしています。

 仮想空間と実空間の両方で、世界中の挑戦者たちが競い合う、E/SASV Gamesの開始です。このことを実現させるためには、多くの協力者が必要です。それは複雑なソフトとハードの開発と、それらを支える資金の調達です。

 琵琶湖で競う自律型走行ロボットの競技で得られる資産は、やがては大深海の探索にも、そして大宇宙の探検にも役立つことでしょう。こうして仮想と現実の垣根を取り除く努力の結果が、私たちから未来の人々への贈り物になるのです。

さあ、漕ぎ出しましょう、仮想の湖へ
さあ、競い合いましょう、豊かな琵琶湖で

                   (発起人代表 熊谷道夫)
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林(39)

2022-12-26 11:42:34 | ButsuButsu


自然は 時々 ハッとするような空間を描き出す
厳かな 瞬間に 沈黙することがある
私が 琵琶湖に飽きないのは そんな風景に 出くわすからだ
いつもではなく 時々 そう こんな瞬間が 私は好きだ 
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林(38)

2022-12-19 11:51:24 | ButsuButsu


びわ湖トラストでは、子供たちと一緒に、生物トラップを使って2020年から固有種ビワオオウズムシの探査を行っています。
この場所では、2021年3月以来、ビワオオウズムシを見つけていません。どうも湖底環境がひどく悪化しているようです。
2022年の冬に全循環が復活したのですが、湖底泥の回復までは達成できなかったようです。これは湖底環境が履歴を持つ積分(蓄積)系だからです。
2022年11月11日には、湖底付近の溶存酸素濃度が0.6%まで下がりました。
このように湖底環境の急激な悪化が底生生物の多様性を喪失させているようです。
大きな黄信号がともっています。私たちはこれからも監視を続けていきます。


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林(37)

2022-12-09 13:32:34 | ButsuButsu

22年前に作ったイラストを取り出して、動画にしてもらいました。
名前はビワックと言います。
決して熊谷さんのアバターではありません。
長い間、眠っていたので、少々時代遅れかもしれません。
今度、E/SASV Gamesがスタートしたので、飛び出してきました。
この試合には、ビワック号もぜひ参加したいと思います。
今、いろいろと募集があるようです。
みなさんもぜひ、参加してください。
ホームページも見てね!
https://e-sasv-games.official.jp
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林(36)

2022-11-14 17:15:14 | ButsuButsu


気が付いたら
いつの間にか
バーチャル&リアル空間での無人ソーラーボート競技大会
のホームページがスタートしていました。
川井さん、大変ご苦労さまでした。
皆さん、ぜひ視聴して拡散して下さい。
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林(35) スポンサーを探しています!

2022-09-23 14:54:12 | ButsuButsu
新しい e-SASV Games が目指すもの
 e-SASV Games (Electronic / Solar-powered Autonomous Surface Vehicle Games) は、仮想空間上でのe-ASV競技と、実空間(琵琶湖)上でのSASV競技を組み合わせたものです。競技人口の拡大と関連技術の高度化を図ることを目的としています。
何をするの?
 以前まで実施していた、琵琶湖クルーレスソーラーボート大会と同様の走行コースをバーチャル空間上で再現し、無人走行のソーラーボートを走らせます。ソーラーボートは各チームで3DCAD等を用いて設計してもらいます。設計設定されたA,B,C地点の3つを通過するとポイントが加算され、ポイントの合計得点で勝敗を決めます。船の形状抵抗や温度上昇によるソーラーパネルの発電効率低下など環境は限りなく琵琶湖に近い状態を目指し開発を行っています。勝ち残った5チーム程度には実際に船を制作してもらい 、琵琶湖で決勝戦を行います。制作する際の技術提供などは適宜行います。琵琶湖での決勝戦もバーチャル空間と同様のルールとします。予選(バーチャル空間)の参加チームは100チーム以上を想定しており、個人,学校,社会人チームなど幅広く募集する予定です。また、後援のNPO法人びわ湖トラストが行っているジュニアドクター育成塾の生徒も参加を予定しています。

https://www.youtube.com/watch?v=Wt8DeG7tGck

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林(34)

2022-06-12 22:44:28 | ButsuButsu

急に思いついて
50年前によく行った
喫茶店で
オムライスを食べたくなった

久しぶりの京都は梅雨空で
蹴上から、南禅寺、永観堂を経て
哲学の道についたころには
ポツポツの雨粒が、本格的な雨となった

銀閣寺道まで出て
今出川通りに入り
疏水に沿って
百万遍方向へと歩く

確かこの辺で
姿勢の良いじいさんが
草鞋のような
とんかつを揚げていた

店のメニューはそれしかなく
注文しなくてよいのがよかった
結構うまくて
わりあい気に入っていた

当然ながらその店は今はなく
その場所を過ぎて
記憶を頼りに
アラビカという名の喫茶店を探す

50年前には
髪の少ない旦那と奥さんの二人でやっていた
10年前には
奥さんが一人だった

何の変哲もない
ケチャップがかかった
オムライスだったが
徹夜明けには妙にうまかった

そして今日
その店はパン屋に代わっていた。
50年の月日は
いろいろな思い出を洗い流していく

この雨は
50年前の雨と
同じなんだろうか
歩きながらふとそんなことを考えた
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林(32)

2022-06-05 14:07:44 | ButsuButsu
卒業生たちから、はっけん号への応援メッセージが集まりました。

(1)岡隼人さん

(2)辻雅基 さん

(3)木戸信太朗さん

(4)川井彩音さん


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林(31)

2022-06-04 18:10:13 | ButsuButsu


今から20年前、私はCharles Goldman教授夫妻と北海道にいた。
私がまだ50歳の頃の話である。
札幌でIUGG(国際測地学・地球物理学連合)の国際会議があり、その合間に函館の地を訪れた。
当時、私の友人が北海道新聞社の記者で、函館支局長をしていた。
その彼の案内で、箱館山に登った。
美しい夜景を見ながら、旧交を暖めた記憶がある。
友人は、その後、ガンで他界してしまった。

Goldman教授は、アルバート・アインシュタイン賞の受賞者で、国際的に著名な陸水学者である。
今年91歳になったが、まだ健在だという。
私の古い友人でもある。
今日、Goldman教授から、実験調査船「はっけん号のクラウドファンディングに100万円を寄附したいというメールが入った。
つくづくありがたいと思う。

このCFは、びわ湖トラストの社会的評価でもあると思っている。
自分たちが信じてこの14年間歩んできた道の、その真価が問われている。
目標3000万円に対して、現在2100万円ほどが集まった。
残り3日間で、900万円を集めることができるのか?
多くの人々と、一緒に作り上げたプロジェクトである。
終了日である6月7日の深夜に、果たして私たちは笑っているだろうか?
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林(30)

2022-05-31 17:30:19 | ButsuButsu


雨上がりの通学路
マスク越しに
緑のにおいがする

もう5月も終わり
いよいよ本格的な梅雨が来る
そっとマスクを外す

しばらく感じなかった
草木の織り重なった香り
強いにおいが鼻を刺す

コロナのせいで
忘れていた香りのカクテル
僕は深く大気を吸い込んだ
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林(29)

2022-05-28 19:56:34 | ButsuButsu


Nさん
応援ありがとうございます。
私は、あなたのメールを見てとても驚きました。
同時に、とてもうれしく思いました。
私たちは、小学生のあなたに勇気をもらった気がします。
スウェーデンの環境活動家であるグレータ・エルンマン・トゥーンベリさんを知っていますか?
彼女の本「No One Is Too Small to Make a Difference」を思いだしました。
私は、トゥーンベリさんの「誰もが科学者に耳を傾け、事実を認めれば、私たち(学生)は全員学校に戻ることができる」という言葉が大好きです。
私たち大人が、もっときちんと対処できていたなら、小学生のNさんにここまで心配をかけなくてもよかったのではないか、と反省しています。
心配をおかけしてすみませんでした。
きっとあなたの応援は役に立つと思います。
私たちは最後の最後まで、あきらめません。
少なくとも琵琶湖から利益を得ている会社は、応援してくれるでしょう。
自然を愛している人々も、お返しをしてくれるでしょう。
一緒に、琵琶湖を良くしていきましょう。
最後に「全層(総×)循環」は間違いです。
正式には「全循環」が正しいのです。
世の中には間違いが多いので、気をつけましょう。
よく本を読んで、自分の頭で考えて、一緒に行動しましょう。
御礼までに。
びわ湖トラスト事務局長 K

☆☆☆☆☆
4期生のNです。
報告です。
母と相談して、滋賀県の大きな会社にメールで寄付をお願いしました。
内容
はじめまして。
僕は***小学校に通うNといいます。
びわ湖トラスト ジュニアドクター育成塾で、たくさんの先生方に、琵琶湖に関するプランクトンや全総循環、生き物のこと、湖底遺跡のことなどを教えていただいています。
単刀直入ですが、今、びわ湖トラストで実験調査船のはっけん号を直すためのクラウドファンディングをしています。
***大学のK先生が中心となって、船を守るために頑張っています。
新聞やテレビでも紹介されているので、見てみてください。
僕にできることは、滋賀県の大きな会社にお願いすることだと考えて、メールすることにしました。
未来の研究者を育てようという大学の先生たちが、いろんなことを教えてくれます。
琵琶湖をよく知るために、プランクトンや湖底調査に欠かせない大事な船です。
どうぞご協力よろしくお願いします。
 

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林(28)

2022-05-26 10:42:34 | ButsuButsu
いよいよ、CFは残り12日になりました。
泣いても、笑っても、はっけん号の運命は、この数日間で決まります。

今朝の朝日新聞デジタルに掲載されました。
少しでも多くの人に応援していただけたらと思っています。

こうした取り組みは、単にお金を集めるということより
社会性を高めることが大切だということを知りました。

寄付をしていただいた人たちの
一言一言が、身に染みています。

あー、頑張ってよかった。
そう思える日が来ることを、待ち望んでいます。



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