旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

長老湖と横川渓谷の紅葉

2021-11-05 | 日記

2021年11月5日

今日は天気もいいので紅葉を求めてドライブ。

走り出してから行き先を考えたものの、北はもう終わりだろうということで、東北自動車道を南下。

結局、何度も行っている宮城県七ヶ宿町の「長老湖」へ向かう。

            《宮城県刈田郡七ヶ宿町 長老湖》

ドライブ中は青空が広がっていたが、昼過ぎに長老湖に着いたら雲が多い。湖畔の紅葉は真っ盛りだと思うが・・・・。

蔵王連峰の不忘山(正面)は、紅葉は完全に終わっている。

時々日が差すと、対岸の紅葉は見事だ。

ちょうど昼飯時だが、湖畔の食堂はコロナの影響(?)で休業中。

自動販売機とお地蔵さんは、相変わらず檻の中でした。

けっこう大勢の人たちが遊歩道に入って行くので、我々も・・・。

20分ほど歩いて「やまびこ吊り橋」に到着。

吊り橋の中ほどで不忘山を眺める。不忘山には太陽が当たっているが、肝心の「横川渓谷」の紅葉は日陰。ザンネン・・・。

やまびこ吊り橋から、長老湖の駐車場に置いた車に戻る。

帰りは蔵王町の「蔵王チーズ工場」でチーズ製品やら里芋を、「たまご舎」では温泉卵やプリン、シュークリームなどを、同乗者がごっそり買っていました。

高速道路の菅生SAでは、中華風温麺(うーめん)というのを追加購入。

 


コキアの紅葉を見てきました。

2021-10-18 | 日記

2021年10月15日

宮城県川崎町の「みちのく杜の湖畔公園」に行ってきました。

朝起きたらあまりにも天気が良かったので、久しぶりにコスモスでも見ようかと車で向かいました。

             ≪みちのく杜の湖畔公園≫

              ≪コキアの紅葉≫

              ≪キバナコスモス≫

コスモスが最盛期かと思って来てみたものの、ほぼ終わり。かろうじて「キバナコスモス」だけが残っていました。

かわりに、まだ早いかと思っていた「コキアの紅葉」が真っ盛り。

「彩のひろば」で秋の草花とコキアの花壇をジックリ眺めた後、いちばん奥のレストハウスへ移動。木陰の野外テーブルで、焼きそばと川崎牛コロッケで昼食。

今日は汗ばむ陽気。日陰でノンビリした後、すこし道に迷いながら「コキアの段々ばたけ」へ移動。

               ≪段々ばたけ≫

午後になって雲が多くなって来たものの、「コキアの紅葉」は見事。

平日ながら、家族連れや遠足の子供たちで結構人出が多い。

「みちのく杜の湖畔公園」は「コロナ禍」でも一日も休まず営業していたそうで、さすがに国営は違うなと変な感心。

広い公園内の一部しか見なかったものの、3時間ほど目の保養をしてきました。


アジサイとお不動さんと

2020-07-04 | まち歩き

2020年7月2日

相変わらず遠出の旅行は自重しているので、近場でコソコソ動き回っています。

今日は、野暮用で川内(仙台市青葉区)まで行ってきました。

姉を車で送って行くだけなので、用事は簡単に終了。暇なので周辺を観光することにした。

13:30 川内からチョット車を走らせ、三居沢のお不動さんに到着。

            <三居澤大聖不動尊>

紫陽花(アジサイ)が美しい。日陰のせいか、ピークはまだこれからといった感じ。

まず、ご本尊のお不動さんにお参り。「コロナ退散!!」

不動堂の裏に回って、ここでもお参り。

昔から、「三居沢の滝」と呼んでいましたが、滝の正式名称はナント言うのでしょうか・・・。

三居澤大聖不動尊の前に車を置いて徒歩1分。三居沢発電所(東北電力)に向かう。

       <左:三居沢発電所、右:三居沢電気百年館>

久しぶりに入って見ようかとも思ったが、アルコール消毒、受付記帳、検温など面倒なので外観だけ見物。

東北初の水力発電所。現役らしい・・・。

発電所からお不動さんに戻って、すぐ目の前にある「三居沢交通公園」を覗いてみる。

           <仙台市 三居沢交通公園>

 

ここは、かつては「三居沢動物園」があった場所。

ここにあったゴーカートが好きで、子供のころはよく遊びに来た記憶がある。

現在、動物園は八木山(太白区)に移転して、名称も「仙台市 八木山動物公園」となっている。

交通公園は、幼い子供でも連れていないと入りにくい雰囲気なので、入口から覗いただけで退散。

再び川内に戻って、「亀岡八幡宮」を参拝。

            <仙台市 亀岡八幡宮>

鳥居の奥に車を停めて、「亀岡八幡宮」をお参りする。仙台藩伊達家の氏神。

本殿をお参りするには、車で裏参道を行くこともできるが、今日は表参道の石段を登って、清く正しく参拝することにした。

左手に、紫陽花と小滝を眺めながら赤い橋を渡ると、長い長い石段が始まる。

      

本来は一年の日数にちなんで365段あったが、現在はやや少ないらしい。

それでも仙台では最も長い石段のようだ。

私が普段散歩する大年寺石段は255段、仙台愛宕神社石段は210数段。

本来なら「苔むした石段を・・・」と言いたいところだが、雑草生い茂る表参道をさらに進む。

石段も、次第にワイルドになってきて・・・、

チョット危険な場所も見かけられ・・・。

やっと本殿に到着。マスクをしたままだったので、呼吸困難になって死ぬかと思った。

現在はコロナ禍の状況なので、手水舎と鈴は遠慮して参拝。

アホなことにこの長い石段を二往復した(トレーニングを兼ねて)。二度目の下りの時には、運動部の大学生たちがダッシュを始めたので、遠慮して裏参道に回る。

裏参道を、アジサイやキキョウ、ユリなどを愛でながらトボトボ帰る。

やっと石段下の車にたどり着き、エアコンと冷たい水でしばしクールダウン。

休憩した後は、ここから車で5分ほどの仙台成田山(大本山成田山仙台分院)に向かう。

          <大本山成田山仙台分院 大仏>

本日、二か所目の不動明王参拝。仙台に住んでいながら、この成田山に来たのは初めて。

仙台市内を一望に眺められると思って来たが、木が生い茂ったせいかチョット残念。


今日の散歩は紫陽花日和

2020-06-27 | 日記

2020年6月26日

雨模様の天気も昼過ぎには上がり、絶好の紫陽花(アジサイ)日和。

仙台市野草園には四日前の22日にも来たが、入場前に大事故が発生。

255段の大年寺石段をヒーコラ喘ぎながら登って来たのだが、野草園の入り口前で、持ってきたコンパクトカメラを落としてしまい「大クラッシュ」。

メディアの「microSDHC」がどこかに飛んで行ってしまい、入場断念。

今日はリベンジ。

               <仙台市野草園>

この時期、大抵の花はあまり期待できないが、アジサイ(紫陽花)はピークかも・・・。

前回までは入場料240円払っていたが、高齢者の私は「タダだ」ということに気づき、今日は「豊齢カード」というありがたいカードを持ってきたので入場無料。

アジサイは期待通り咲いていました。

雰囲気のある木の橋を渡ると、左右の谷間には「エゾアジサイ」が斜面にビッシリ・・・。

お寺さんの境内などとは違い、自然の感じがなかなかイイ・・・。

閉園間際の夕方に来たので、広い園内は貸し切り状態。

園内にはこの「あじさい区」のほかにも、あちこちにアジサイが咲いていました。

ほとんどがヤマアジサイ系の「ガク・アジサイ(額紫陽花)」です。

       

やはりアジサイは、しっとりと雨に濡れた様子が最高です。

 


定番散歩コース3

2020-06-09 | まち歩き

2020年6月8日 定番散歩コース3

コロナ禍の前からよく使っていた散歩コースが、「仙台愛宕神社」。

「ジムがやばい」となってからは、足首に1kgのアンカーを巻いているので「散歩」というよりは足腰のトレーニング・コースだ。

家から歩くこと25分。快晴の広瀬川を眺めながら「愛宕橋」を渡る。

いよいよ仙台愛宕神社の参道石段の上り。

4月には遅咲きの枝垂れ桜、5月には白いフジの花などが垂れ、これからはサツキやドウダンなどが彩を添える。

しかし、210数段の石段はけっこう急だ。息苦しくなってマスクを外し、うつむき加減でもくもくと歩いいると、時折、運動着の学生さんなどが脱兎のごとくすれ違って行く。

慌ててマスクを掛け直すが、時すでに遅い。なにしろ石段の幅が狭いので、かなり至近距離をマスクも着けない若者が息せき切って通り過ぎるのだ。

コロナ禍になってからは、油断をするとチョット危険な石段だ。

途中で振り返ると、やはりけっこう急な石段だ。

            <仙台総鎮守 愛宕神社>

雰囲気のある石の鳥居の前に立つと、西日が差し込む境内が美しい。

鳥居の先に楼門、奥に本殿が見通せる。

      <烏天狗>               <大天狗>

楼門の左右には「日本最大」と言われる「烏(からす)天狗」と「大天狗」が鎮座する。

            <仙台愛宕神社 本殿>

「コロナ禍」の関係で、手水舎で手や口を清めることは省かせてもらっているが、今、多くの神社では鈴の紐(鈴緒)も外すか端に寄せてあり、鳴らすことができない。

挙句の果てに、最近、買い物はスマホのアプリかカードで支払うのがエチケットになっているので、ポケットに現金がない。つまり、お参りするのにお賽銭がない。

と言うことで、「今度来た時には、お賽銭を多めに出しますので、今日のところはヨロシク・・・」と神前で手を合わせることになる。

お参りの後は、神社の休憩所で仙台の街を眺めながら一息。

この後は、愛宕天満宮の脇をすり抜けて、お隣の「虚空蔵尊」を参拝。

           <虚空蔵山大満寺 虚空蔵堂>

こちらのお寺さんは鰐口(ドラ)の紐は普通に垂れているが、一応遠慮する。

            <十二支守本尊 八角堂>

八角堂では、虚空蔵尊と普賢菩薩にお参り。

               <鐘楼堂>

誰もいない静まり返った境内をぶらつき、鐘楼の前に来たら、突然「ご~~ん」と鐘が鳴りだして心臓が止まるほどビックリした。

この鐘つきが、自動で行われているとは知らなかった。

                   

            <虚空蔵尊の石段>

愛宕神社の石段を二往復、虚空蔵尊の石段を一往復して家路についた。けっこうハードだった。


ついに我が家にもアベノマスクが

2020-06-01 | 日記

2020年6月6日

               ≪アベノマスク≫

ついに本日、我が家にも「アベノマスク」が届いた。

                         5月23日 河北新報夕刊

仙台市内で配達が始まったのが5月23日だから、二週間目にやっと到着。

と言っても、アベノマスクを期待して待っていた訳ではない。

そもそも我が家には、まとまった数のマスクが備蓄されていたので、今回の「新型コロナウイルス騒ぎ(コロナ禍)」では、マスクを並んで買うなどということはなかった。

10年以上前の「新型インフルエンザ流行」の際に、何故か市内のお茶屋さんで買った箱詰めマスクや、「東日本大震災」の後に、保険屋や銀行の謝品(粗品)として配られた箱詰めマスクも、そのまま使わずに備蓄品となっていた。

三か月分はありそうだったので、世の中からマスクがなくなってしまっても焦ることはなかった。

二週間ほど前から仙台にもマスクが出回り始めたので、50枚入りを二箱ほど買い足したので、今は潤沢。

第二波、第三波が来ても当面はなんとかなりそうだ。

あれほど騒がれた「マスク不足」だったが、今、仙台や周辺の街でも大量のマスクが売られている。

ドラッグストアにはまだ少ししか出回っていないようだが、生活雑貨店や思いもかけないような店では大量に売られている。

不織布の使い捨てマスクの箱詰めや、カラフルなデザインの立体布マスク、フェイスシールドまで売られている。

             ≪フェイスシールド≫

郊外のホームセンターに「フェイスシールド」が山積みされていた。園芸用品売り場に行ってみたら、刈り払い機コーナーの「フェイスガード」が、作りも値段も全く一緒だった。

           ≪オバちゃん服の店先≫

一昨日、市内のアーケード街を歩いていたら、「オバちゃん服」の店先にありとあらゆる種類のマスクが置かれていた。なんとその中には「N95」まで大量にあった。

これらのマスクやコロナ対策グッズは、いったいどこから現れたのだろうか?

アパレル系の立体マスクもボチボチ出始め、なかなかカッコいいが、オジサンはどうもブラジャーに顔突っ込んでいるようで、ちょっとハズカシイ。

今日届いた「アベノマスク」は、欲しい人がいたらあげようかとも思うが・・・・・。


定番散歩コース2

2020-05-31 | まち歩き

2020年5月30日

今日も、日中は買い溜めしてある本を読んだりしながらグダグダ過ごす。

15:20 散歩開始。今日は定番散歩コースの中では一番ハードな「大年寺石段コース」

国道286号線の歩道を、日陰を選んで歩く。

              ≪大年寺惣門≫

30分くらい歩くと、大年寺惣門前に出る。

ここの石段は255段あるらしいが、数えてみて成功したことはない。オジサンの歩幅がうまく合わない。

ここを2往復するとかなりの運動量だなので、久しぶりに挑戦してみる。

自重しているジム通いの代わりなので、足首にそれぞれ1kgのウエイトを装着。

コロナ禍で学校が休校になり、部活自粛中の生徒たちが集まって来てけっこう賑わっている。

私は、ヒイヒイ言いながら歩いているのだが、若い人たちは一気に駆け上り駆け下りて行く。

石段の辺りは、汗や唾の飛沫が濃密に漂う。

最近はマスクをして歩くようにしているが、最上段に行くまでにはマスクが汗で顔にへばり付いて、息が出来なくなる。

時間帯によっては、ここは「コロナ危険地帯」のようだ。

石段の途中から、太白区の副都心を眺める。

石段を上り詰めたら、その先で自販機の冷たい水を買いクールダウン。

気温が25°を超すようになったので、「新型コロナウイルス」より「熱中症」が危険かもしれない。

                ≪仙台市野草園≫

石段の最上段から徒歩5分。5月19日に再開された「仙台市野草園」を訪れる。

本来なら私は無料なのだ(高齢者)が、うっかり240円払ってしまった。

今は、高山植物系の小さな花々が見頃だった。

              ≪ハヤチネウスユキソウ≫

                  ≪ヤマユリ≫

                 ≪ホタルカズラ≫

                 ≪ヒメサユリ≫

ニッコウキスゲなのかカンゾウなのか、ゼンテイカなのか、私には違いがよく分かりません。

                 ≪イワショウブ≫

                  ≪エゴノキ≫

標高差50mの園内を上ったり下ったりしながら見物。

16:30ころ、園内に音楽が流れてきたので出口に急ぐ。閉園16:45。

17:40 帰宅。2時間20分のかなりハードな散歩でした。


自粛解除後の定番散歩コース1

2020-05-31 | まち歩き

4か月ぶりのブログ更新です。

このブログを「旅ブログ」ということにしていたけれど、「新型コロナウイルス」騒ぎで予定の旅行は全てキャンセル。

1月20~22日に奈良に行き、大勢の中国人団体客に囲まれてもあまり気にしなかった。

その一週間後に宮城蔵王に温泉スキーに行ったときには、団体のドタキャンなどもあって大騒ぎ。

「こりゃぁ、まずいな~」と思うようになり、それ以降は自主的に旅行自粛。

しかし、ブログを全くし更新しないと色々とマズイことになるので、当面「旅ネタ」以外にも投稿します。

2020年5月28日

2月からはトレーニングジムに行くのも自粛しているので、運動不足解消に、ややハード目の散歩を積極的に遂行。

16:15 今日は、SUICAカードのチャージも兼ねて仙台駅周辺まで夕方のお買い物。

地下鉄もバスも、まだ乗りたくないので徒歩35分で仙台駅到着。

仙台駅の新幹線改札前のロビーは、夕方5時だというのに閑散。

以前なら、出張帰りのサラリーマンなどで混雑しているはずだが、県境越えの旅は皆さん自重しているようだ。

VEWの端末機で、SUICAをフルにチャージ。JRの改札口を通らないと自動チャージされないので、面倒くさい。今まで、買い物で使おうと思ったら、2回ほどレジで「残高がありません」と言われた。

端末機の近くの本屋で5冊ほど買って、家に向かう。

             ≪新寺小路緑道(りょくどう)≫

駅から家に帰る場合の定番の散歩道である「新寺コース」を行く。

好きな人にはチョット有名な「猫道」。

                               新寺小路緑道

18:30 2時間とチョットの散歩コースでした。


奈良を歩いてみましたが!

2020-02-04 | 京都・奈良旅行記

2020年1月22日 奈良旅三日目

今日は「大和七福八宝めぐり」の予備日にしていたので、特に何をするかは考えていなかった。

ホテルのフロント脇に「最古の日本刀の世界(春日大社 国宝殿)」というポスターが貼ってあった。フロントには、前売り券(¥1,000)もあるというので、これを購入して見に行くことにした。

9:30 ホテルを遅めにチェックアウトし、近鉄奈良駅前のバス停から春日大社に向かう。

バスを降りたら、駐車場には中国人団体客用の大型バスが10台ほど並んでいた。

春日大社の参道を歩いている参拝客は、どう見ても9割は中国人。

20日、21日の二日間は「大和七福八宝めぐり」で、葛城市、信貴山、橿原市、桜井市方面を歩いた。古刹や歴史ある神社を巡ったが、外国人は全く見かけなかった。

 

鹿たちも呆然と眺めている。

拝殿でお参りしようとしたら、周囲は中国人観光客で騒然としており、加えて数は少ないが関西弁のオバちゃんたちのケタタマシイ話声が聞こえてきて、気持ちが集中できない。

特別参拝料を払って拝殿奥に入れてもらおうとしたら、ここで「最古の日本刀の世界展」の割引券(¥800)が売られていて愕然。

         <最古の日本刀の世界展 国宝殿>

何だか私には全く分からない世界に入ってしまいました。

会場内は列が出来て全く進まない。来場者は日本人の若い女性が圧倒的に多い。

ここに来てから、「刀剣女子」というのがブームなのを思い出した。

通常、美術館や博物館ではどんなに混雑していても、少しずつ移動しながら展示品を見るのが常識だが、ここでは女の子たちが太刀の前にへばり付いて見入っているので、列が動かないのだ。

オジサンはそれほど刀剣に興味があるわけではないので、女の子たちの後ろをチラチラ見ながら移動して、サッサと出てきた。

帰りの電車まで時間はたっぷりあるので、テクテク歩いて「興福寺」に向かう。

              <興福寺 中金堂>

           <興福寺 東金堂と五重塔>

興福寺も外国人だらけだったが、久しぶりに来たので「中金堂、東金堂、国宝館」を拝観。

猿沢池の畔に出て、シバシ今後の予定を検討。しかし名案も浮かばず、早めに京都へ移動することに・・・。

              <奈良市 三条通り>

「三条通り」に出たら、またまた中国人の波。

中国人を嫌いではないし、日本を楽しんでいって欲しいが、こう多いとちょっとウンザリ。

中国人観光客をかき分けながら、近鉄奈良駅に向かう。

この時(1月22日)、まだそれほど「新型コロナウイルス」に危機感を持っていなかった

中国人観光客も奈良の人々も、マスクを着けている人はあまりいなかった。私も着けていなかった。

近鉄奈良駅から乗った京都行き特急では、私の席の周りは全て中国人だった。

夜、家に帰ってニュースを見てから、徐々に心配になってきたが・・・。

この記事を書いている現在(2月5日)、あれから14日経過したが症状は出ていない


大和七福八宝めぐり⑦【おふさ観音・久米寺篇】

2020-02-03 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
          【おふさ観音、久米寺篇】
昨日の昼から始めた「大和七福八宝めぐり」。
「當麻寺中之坊の布袋尊」「朝護孫子寺の毘沙門天」「長谷寺の大黒天」「談山神社の福禄寿」「安倍文珠堂の弁財天」「大神神社」と6か所が無事終了した。
あとは橿原市の「おふさ観音の恵比寿天」と「久米寺の寿老人」の2か所だけ。

何とか今日中に満願達成できるかと思ったが、大神神社の最寄り駅、JR三輪駅で痛恨の乗り遅れ。
次の電車まで1時間もあるので、これを待っていると今日中は難しい。駅前にはタクシーの待機車両もいない。
いろいろ考えたが、結局、近鉄に乗るため次の桜井駅まで歩くしかない。

ひたすら南へ、南へと疲れた足を運び、22分ほどで桜井駅北口に到着。
14:50 近鉄大阪線の急行に乗車。
14:54 大和八木駅に到着。
スマホのGoogleで調べたら大和八木駅から「おふさ観音」までは、徒歩20分以上かかるらしい。
スマホのナビを見ながらいったんは歩き出したが、諦めて八木駅へ戻りまたもやタクシーに頼る。
15:20 10分弱で「おふさ観音」に到着。
お寺は住宅街の狭い道の先にあった。状況から判断して、タクシーには待ってもらうことにした。

        <奈良県橿原市小房町 おふさ観音(観音寺)>
高野山真言宗・別格本山。
・・・ある日の朝。この地で暮らす「おふさ」という娘さんの前に、白い亀の背中に乗った観音様が現れた。そこで小さなお堂を建てて観音様をおまつりした・・・と言うのが、このお寺の由来だとHPにある。

                  <境内図>

         <バラの季節>
「おふさ観音」はバラと風鈴の寺として有名らしいが・・・

真冬の今は、ザンネンながら季節外れ。


終わりかけのバラの花が、わびしく残るだけ。
さっそく受付に行き、御朱印をお願いする。
私が受付に行ったときは他に誰も並んでいなかったが、ふと、後ろを振り返ったら長蛇の列。
タクシーの運転手に聞いたら、私が入った後に大型バスが来たのだと言う。アブなかった。
本堂内は、これから御祈祷があるということで拝観出来ず、外とからご本尊にお参り。
その後、肝心の「恵比寿天」を探す。

                <恵比寿尊社>

                 <恵比寿天>

     

            <ご本尊観世音の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」恵比寿天の御朱印>
これで「大和七福八宝めぐり」の7か所を回ったことになる。
残るはあと1か所、久米寺だけだ。


15:35 待たせておいたタクシーで、橿原神宮近くの久米寺に向かう。
当初の計画では、おふさ観音から久米寺まではハイキングを考えていたが、歩いていたら閉門に間に合わない可能性もある。ガイドブックなどでは閉門17時と書いてあっても、実は冬場は16時閉門などということがよくある。
15:45 久米寺に到着。

           <奈良県橿原市久米 久米寺>
こちらもアジサイとツツジが見事な花の寺として有名。
聖徳太子の弟「来目皇子」の開基(寺伝)とされている古刹。久米仙人が開基ともいわれている。7世紀後半から寺が存在していたことは確実視されている。
・・・久米仙人は、ある日空を飛んでいる最中に、川で洗濯をしている美しい娘のふくらはぎに見とれたために法力を失い、地上に落下。その娘と結婚して幸せに暮らした。その後、復活した法力の働きを時の天皇に認められ、その褒美で久米寺を創建した・・・という逸話(諸説多数)が「今昔物語集」や「徒然草」などにあるようだ。

昨夜は、駅前のホテル近くの居酒屋で、常連客の方々やママさんからそんな逸話や面白い噂話などを教えてもらい、大いに盛り上がった。

               <多宝塔(重文)>

                <久米仙人像>

                 <本堂>
境内で何か仕事をしていたご住職に、本堂拝観と御朱印をお願いしてご本尊「薬師観音」に参拝。
その後、本堂内を見学。

須弥壇裏のかなり暗い場所で、薄っすらと「寿老人」と読める札を発見。
そこに逗子らしきものがあった。そもそも暗い場所なので、逗子の中は漆黒の闇。近づいても何も見えない。
姿は見えないが、そこに寿老人が祀られているものとして、手を合わせる。

     

           <ご本尊 薬師如来の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」寿老人の御朱印>

なかなか達筆で美しい「寿老人の御朱印」を拝受したところで、「大和七福八宝めぐり」の満願達成。
昨日の昼から一日半で、何とか満願となりました。メデタイ、メデタイ!

             <「大和七福八宝めぐり」の御朱印 満願達成>

昨日から千数百年の歴史を持つ、あるいはそれ以上古い神社やお寺を巡ってきたが、最後は新しい「橿原神宮」で旅の無事を祈願。

                <橿原神宮>

夕暮れ迫る神宮をあとにして、今夜の宿がある奈良市内に向かう。

今日1日でタクシー代を1万円ほど使い電車も5本乗ったのに、奈良市三条通りのホテルに着いてみれば、万歩計は約三万歩。かなりハードな「大和七福八宝めぐり」でした。