旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

奈良を歩いてみましたが!

2020-02-04 | 京都・奈良旅行記

2020年1月22日 奈良旅三日目

今日は「大和七福八宝めぐり」の予備日にしていたので、特に何をするかは考えていなかった。

ホテルのフロント脇に「最古の日本刀の世界(春日大社 国宝殿)」というポスターが貼ってあった。フロントには、前売り券(¥1,000)もあるというので、これを購入して見に行くことにした。

9:30 ホテルを遅めにチェックアウトし、近鉄奈良駅前のバス停から春日大社に向かう。

バスを降りたら、駐車場には中国人団体客用の大型バスが10台ほど並んでいた。

春日大社の参道を歩いている参拝客は、どう見ても9割は中国人。

20日、21日の二日間は「大和七福八宝めぐり」で、葛城市、信貴山、橿原市、桜井市方面を歩いた。古刹や歴史ある神社を巡ったが、外国人は全く見かけなかった。

 

鹿たちも呆然と眺めている。

拝殿でお参りしようとしたら、周囲は中国人観光客で騒然としており、加えて数は少ないが関西弁のオバちゃんたちのケタタマシイ話声が聞こえてきて、気持ちが集中できない。

特別参拝料を払って拝殿奥に入れてもらおうとしたら、ここで「最古の日本刀の世界展」の割引券(¥800)が売られていて愕然。

         <最古の日本刀の世界展 国宝殿>

何だか私には全く分からない世界に入ってしまいました。

会場内は列が出来て全く進まない。来場者は日本人の若い女性が圧倒的に多い。

ここに来てから、「刀剣女子」というのがブームなのを思い出した。

通常、美術館や博物館ではどんなに混雑していても、少しずつ移動しながら展示品を見るのが常識だが、ここでは女の子たちが太刀の前にへばり付いて見入っているので、列が動かないのだ。

オジサンはそれほど刀剣に興味があるわけではないので、女の子たちの後ろをチラチラ見ながら移動して、サッサと出てきた。

帰りの電車まで時間はたっぷりあるので、テクテク歩いて「興福寺」に向かう。

              <興福寺 中金堂>

           <興福寺 東金堂と五重塔>

興福寺も外国人だらけだったが、久しぶりに来たので「中金堂、東金堂、国宝館」を拝観。

猿沢池の畔に出て、シバシ今後の予定を検討。しかし名案も浮かばず、早めに京都へ移動することに・・・。

              <奈良市 三条通り>

「三条通り」に出たら、またまた中国人の波。

中国人を嫌いではないし、日本を楽しんでいって欲しいが、こう多いとちょっとウンザリ。

中国人観光客をかき分けながら、近鉄奈良駅に向かう。

この時(1月22日)、まだそれほど「新型コロナウイルス」に危機感を持っていなかった

中国人観光客も奈良の人々も、マスクを着けている人はあまりいなかった。私も着けていなかった。

近鉄奈良駅から乗った京都行き特急では、私の席の周りは全て中国人だった。

夜、家に帰ってニュースを見てから、徐々に心配になってきたが・・・。

この記事を書いている現在(2月5日)、あれから14日経過したが症状は出ていない


大和七福八宝めぐり⑦【おふさ観音・久米寺篇】

2020-02-03 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
          【おふさ観音、久米寺篇】
昨日の昼から始めた「大和七福八宝めぐり」。
「當麻寺中之坊の布袋尊」「朝護孫子寺の毘沙門天」「長谷寺の大黒天」「談山神社の福禄寿」「安倍文珠堂の弁財天」「大神神社」と6か所が無事終了した。
あとは橿原市の「おふさ観音の恵比寿天」と「久米寺の寿老人」の2か所だけ。

何とか今日中に満願達成できるかと思ったが、大神神社の最寄り駅、JR三輪駅で痛恨の乗り遅れ。
次の電車まで1時間もあるので、これを待っていると今日中は難しい。駅前にはタクシーの待機車両もいない。
いろいろ考えたが、結局、近鉄に乗るため次の桜井駅まで歩くしかない。

ひたすら南へ、南へと疲れた足を運び、22分ほどで桜井駅北口に到着。
14:50 近鉄大阪線の急行に乗車。
14:54 大和八木駅に到着。
スマホのGoogleで調べたら大和八木駅から「おふさ観音」までは、徒歩20分以上かかるらしい。
スマホのナビを見ながらいったんは歩き出したが、諦めて八木駅へ戻りまたもやタクシーに頼る。
15:20 10分弱で「おふさ観音」に到着。
お寺は住宅街の狭い道の先にあった。状況から判断して、タクシーには待ってもらうことにした。

        <奈良県橿原市小房町 おふさ観音(観音寺)>
高野山真言宗・別格本山。
・・・ある日の朝。この地で暮らす「おふさ」という娘さんの前に、白い亀の背中に乗った観音様が現れた。そこで小さなお堂を建てて観音様をおまつりした・・・と言うのが、このお寺の由来だとHPにある。

                  <境内図>

         <バラの季節>
「おふさ観音」はバラと風鈴の寺として有名らしいが・・・

真冬の今は、ザンネンながら季節外れ。


終わりかけのバラの花が、わびしく残るだけ。
さっそく受付に行き、御朱印をお願いする。
私が受付に行ったときは他に誰も並んでいなかったが、ふと、後ろを振り返ったら長蛇の列。
タクシーの運転手に聞いたら、私が入った後に大型バスが来たのだと言う。アブなかった。
本堂内は、これから御祈祷があるということで拝観出来ず、外とからご本尊にお参り。
その後、肝心の「恵比寿天」を探す。

                <恵比寿尊社>

                 <恵比寿天>

     

            <ご本尊観世音の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」恵比寿天の御朱印>
これで「大和七福八宝めぐり」の7か所を回ったことになる。
残るはあと1か所、久米寺だけだ。


15:35 待たせておいたタクシーで、橿原神宮近くの久米寺に向かう。
当初の計画では、おふさ観音から久米寺まではハイキングを考えていたが、歩いていたら閉門に間に合わない可能性もある。ガイドブックなどでは閉門17時と書いてあっても、実は冬場は16時閉門などということがよくある。
15:45 久米寺に到着。

           <奈良県橿原市久米 久米寺>
こちらもアジサイとツツジが見事な花の寺として有名。
聖徳太子の弟「来目皇子」の開基(寺伝)とされている古刹。久米仙人が開基ともいわれている。7世紀後半から寺が存在していたことは確実視されている。
・・・久米仙人は、ある日空を飛んでいる最中に、川で洗濯をしている美しい娘のふくらはぎに見とれたために法力を失い、地上に落下。その娘と結婚して幸せに暮らした。その後、復活した法力の働きを時の天皇に認められ、その褒美で久米寺を創建した・・・という逸話(諸説多数)が「今昔物語集」や「徒然草」などにあるようだ。

昨夜は、駅前のホテル近くの居酒屋で、常連客の方々やママさんからそんな逸話や面白い噂話などを教えてもらい、大いに盛り上がった。

               <多宝塔(重文)>

                <久米仙人像>

                 <本堂>
境内で何か仕事をしていたご住職に、本堂拝観と御朱印をお願いしてご本尊「薬師観音」に参拝。
その後、本堂内を見学。

須弥壇裏のかなり暗い場所で、薄っすらと「寿老人」と読める札を発見。
そこに逗子らしきものがあった。そもそも暗い場所なので、逗子の中は漆黒の闇。近づいても何も見えない。
姿は見えないが、そこに寿老人が祀られているものとして、手を合わせる。

     

           <ご本尊 薬師如来の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」寿老人の御朱印>

なかなか達筆で美しい「寿老人の御朱印」を拝受したところで、「大和七福八宝めぐり」の満願達成。
昨日の昼から一日半で、何とか満願となりました。メデタイ、メデタイ!

             <「大和七福八宝めぐり」の御朱印 満願達成>

昨日から千数百年の歴史を持つ、あるいはそれ以上古い神社やお寺を巡ってきたが、最後は新しい「橿原神宮」で旅の無事を祈願。

                <橿原神宮>

夕暮れ迫る神宮をあとにして、今夜の宿がある奈良市内に向かう。

今日1日でタクシー代を1万円ほど使い電車も5本乗ったのに、奈良市三条通りのホテルに着いてみれば、万歩計は約三万歩。かなりハードな「大和七福八宝めぐり」でした。


大和七福八宝めぐり⑥【安倍文珠院・大神神社篇】

2020-02-03 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
       【安倍文珠院、大神神社篇】
昨日は午後から、「當麻寺中之坊の布袋尊」「朝護孫子寺の毘沙門天」。
今日は朝から「長谷寺の大黒天」「談山神社の寿老人」と回ったが、「大和七福八宝めぐり」はまだ半分しか回っていない。
12:00 タクシーで「安倍文珠院」に到着。
文珠院に来たのは2016年11月以来二度目。

           <奈良県桜井市阿部 安倍文珠院>
安倍文珠院は、7世頃創建された安倍一族の氏寺。「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文殊菩薩を本尊とする。日本三大文殊の一つ。

                  <本堂>
入り口で御朱印をお願いして本殿に入る。

     <抹茶とお菓子>
部屋に案内されて、抹茶と落雁のお菓子で「おもてなし」を受ける。

本堂の参拝客は私一人しかいないので、作法は無視。干菓子の紙を回収してくるのを忘れた。

             <渡海文殊群像 国宝>
                         ※写真は境内のポスターから拝借
ご本尊にお参りしてから、間近まで寄って鑑賞。
中央、快慶作の騎獅文殊菩薩像は7mと日本最大の高さを誇る。
脇侍4体のうち、右から二番目の「善財童子」はなかなか愛らしく、私のお気に入り。

               <金閣浮御堂>
国宝を鑑賞したあとは、「金閣浮御堂」を拝観。
「大和七福八宝めぐり」の「弁財天」は、この御堂の中に祀られている。

           <七まいりおさめ札とお守り>
御堂に入る前に「厄除けおさめ札7枚とお守り」を頂き、7回厄除けの願掛けをした後に入場。
弁財天に参拝した。

                <弁財天>

                                    ※写真は境内のポスターから拝借

     

             <ご本尊の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」弁財天の御朱印>
「大和七福八宝めぐり」の御朱印5枚目を拝受しました。

弁財天の参拝も済ませ、御朱印もいただいたので次は同じ桜井市の「大神神社」。
安倍文珠院から最寄りの駅JR桜井駅までは歩いて20分以上もかかる。時間を稼ぐために、またタクシーを使うしかない。
安倍文珠院の駐車場売店にある、タクシー呼び出し専用白電話(無料)で配車依頼。
12:50 文珠院を出発。桜井駅には行かずに、直接、「大神神社(おおみわじんじゃ)」に向かう。

        <奈良県桜井市三輪  大神神社 二の鳥居>
13:00 大神神社の二の鳥居前に到着。
ここで空腹耐え難く、お参りの先に昼食にした。
三輪に来たからには、昼食は絶対「三輪そうめん」。

            <三輪そうめんとちらし寿司>
13:20 食事処は昼時で混んでいたが、ソーメンなのであっという間に食べ終わり、参拝開始。

「大神神社」にはこれで三度目。
一度目は、三輪そうめんを食べに来て参拝。
二度目は、「山の辺の道」の古道歩きで、天理市の「石上(いそのかみ)神宮」から歩いて来た。

これまで回ってきたところは参拝客がガラガラだったが、さすがに大神神社は人出が多い。


  
            <大神(おおみわ)神社 拝殿>
大神神社は、日本で最も古い神社。
三輪山をご神体とするため本殿はなく、拝殿から「三ツ鳥居」越しにお参りする。
この神社の始まりは、「日本書紀」「古事記」に書かれてあるようですから、そちらをお読みください。
拝殿に向かい厳かに参拝。その後、拝殿脇の御朱印受付で「大神神社」の御朱印をいただきました。

     

             <大神神社の御朱印>

     

         <「大和七福八宝めぐり」の御朱印>
「大和七福八宝めぐり」の御朱印は「参集殿」に行くように言われた。
御朱印帳を持ち込んだところ、「大和七福八宝の御朱印は、専用の【七福八宝お福掛け】にする規則だ」と叱られた。しかし、丁寧にお願いして「三輪明神」の御朱印を拝受。これで「大和七福八宝めぐり」の御朱印6枚目。

残るはあと2か所。
次は、大神神社から徒歩8分のJR三輪駅から、橿原市の「おふさ観音 恵比寿天」へ向かう。
が、大問題発生。三輪駅で14:03発和歌山行に2分差で乗り遅れ。
次の電車まで1時間もあるので、しばし途方に暮れる。
                     ・・・【おふさ観音。久米寺篇】につづく


大和七福八宝めぐり⑤【談山神社篇】

2020-01-30 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
       【談山神社(福禄寿)篇】

一日目の昨日は「當麻寺中之坊の布袋尊」「朝護孫子寺の毘沙門天」、そして今朝一番に「長谷寺の大黒天」を回り、4か所目は桜井市の「談山神社」を目指す。
10:07に長谷寺から予定通りに桜井駅に到着したものの、トイレを探して北口から南口に行ったり来たり。コンビニで弁当を買ったりと、右往左往して30分以上時間をロスしてしまった。
10:40 桜井駅北口からタクシーに乗り、「談山神社」に向かう。桜井駅から談山神社に行くには桜井市のコミュニティバスがあるが、本数が少なくこの時間はない。
11:00 桜井市多武峰(とうのみね)の「談山神社(たんざんじんじゃ)」社務所前に到着。
帰りの足は11:19のコミュニティ・バス(桜井市)に乗る予定だったが、間に合いそうもないのでタクシーに待ってもらう。

           <桜井市多武峰 談山神社>

                    <境内図>             
談山神社に来たのは今回が三度目。
一回目は、ここから飛鳥の里までトレッキング。
二回目は、紅葉真っ盛りの時で写真を撮りに来た。「奈良で一番美しい紅葉だ」と感激した。
今回は、急いでいるのでお参りだけ。

                <総社拝殿>

                <福禄寿大神>
まずは、お目当ての七福神「福禄寿」の前で手を合わせる。とにかく大きく、ご利益がありそう。

世界中でも唯一とされる木造建築の十三重塔。これを含め、境内全体がお寺の雰囲気が漂う。
明治の神仏分離以前は、「多武峰妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)」というお寺だったそうだ。

中臣鎌足と中大兄皇子が、大化元年(645年)5月に大化の改新の談合をこの多武峰にて行ったことから、「談い山(かたらいやま)」→「談山」と呼ばれるようなったとされる。

南北朝の戦いなど戦禍にも合い、明治政府には神社にさせられたりと、教科書に載っているような歴史が詰まっている。

貴重な仏像などは四散したが、如意輪観音像は秘仏として残っているようだ。

                   <本殿>

拝殿は私一人の貸し切り状態だったので、たくさんお願い事ができそうだったが、タクシーを待たせてあるので、御朱印を拝受して急ぎ戻る。

     

           <談山神社の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」福禄寿の御朱印>

紅葉や桜のトンネルで有名な正面石段を下って戻ろうかと思ったが、この時期は通行不可だった。
11:25 待たせていたタクシーで出発。次の七福神、「安倍文珠堂の弁財天」に向かう。

途中、チョット気が変わり、「聖林寺」というお寺に寄って行くことにした。
時間がかなりヤバイ状態なのはわかっているが、国宝の観音様を拝まずに、前を通り過ぎるのはもったいない。


         <奈良県桜井市 霊園山 聖林寺>

山門の前からは、箸墓古墳や三輪山など大和盆地の東側が見渡せる。

先ほどまでいた「談山神社」が妙楽寺というお寺だったころ、聖林寺はその別院として創建された古刹。
今は小さな山寺だが、そのたたずまいは古き良き日本の風景といった感じだ。

 

  <国宝 十一面観音菩薩>      <本尊 子安延命地蔵菩薩(石仏)>

                             ※写真はHPから拝借 


    <十一面観音の御朱印>          <九華殿の御朱印>
                      ※九華殿は地蔵尊のお堂という意味か
11:50 聖林寺には15分ほどの滞在で、再び安倍文珠院に向かう。

               ・・・【安倍文珠院・大神神社篇】につづく


大和七福八宝めぐり④【長谷寺篇】

2020-01-30 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
       【長谷寺(大黒天)篇】
今日は、奈良「大和七福八宝めぐり」の二日目。
昨日は午後に到着したので、「當麻寺中之坊 布袋尊」と「朝護孫子寺 毘沙門天」の二か所しか回っていないので、今日は精力的に動き回って、残りの6か所をめぐる予定。
今日も橿原神宮前駅のコインロッカーに荷物を預け、大和八木駅乗り継ぎで長谷寺駅に向かう。

               <近鉄 長谷寺駅>
8:16 予定より早く長谷寺駅に到着。
駅前には、珍しく空車のタクシーが1台待機していた。
長谷寺までは徒歩で17、18分の距離なので、歩いて向かう。

門前町は、まだ朝が早いのでお土産屋などはシャッターが下りている。

人影がないので、急ぎ足で通過。

          <奈良県桜井市初瀬  大和國 長谷寺>
8:32 長谷寺の仁王門前に到着。
参拝入山受付は冬場は9:00からなのでどうしようかと思っていたら、掃除をしていた係りのオネエサンが親切に入れてくれた。

一番乗りかと思ったが、ほかにも既に入山している人がいるようで、地元の方々が早朝のお参りに来ているのかもしれない。

長谷寺は真言宗豊山派の総本山。
創建は奈良時代、8世紀前半とかなりの古刹。


              <登廊(のぼりろう)>
入口の仁王門から本堂までは399段の屋根付き階段を上る。
ずいぶん前に、この登廊のボンボリに灯が入っている風景を撮影しようと思い夕方来たことがある。閉山時間まで粘ったが、結局、省エネということで点かなかったという苦い思い出がある。

登廊の脇には、「わらがこい」された冬ボタンが並んでいたが、花はほぼ終わりかけ。

4月下旬〜5月上旬は、7,000株と言われる牡丹が満開になり、古くから「花の御寺」と言われている。長谷寺には確か4回目の参拝になるが、花の季節は混雑するので来たことがない。

8分ほど階段を上り、本堂に到着。
清水寺と同じく懸造(かけづくり、舞台造)になっている。

              <本堂正面の舞台>
舞台からは、本尊の十一面観音立像も拝むことが、眺めも絶景。

               <大悲閣 観音堂>

                  <五重塔>

                 <本堂入り口>

           <御本尊 十一面観世音菩薩立像>

まずご本尊にお参り。以前、特別拝観に来て、観音様の足をスリスリしながらお参りしたことがある。足元から仰ぐ観音様は、巨大でした。

そのまま本堂を抜けてお目当ての「大黒堂」へ向かう。

              <大黒堂 長谷大黒天>
大黒様へお参りが終わったところで9:00となり、向かい側の御朱印所が開いたので、さっそくお願いした。

     

        <「大和七福八宝めぐり」の大黒天の御朱印>

若いオネエさんでしたが、見事なものです。

     
         <新春限定御朱印 長谷大黒天>

     

           <「大悲閣」(観音堂)の御朱印>
大黒堂と本堂で御朱印をいただき、境内の東の奥にある「日限地蔵」を参拝したところで時間切れ。
今日中にあと5か所回らなければならないので、そろそろ下山。

            <長谷寺駅のコインロッカー>
長谷寺駅に戻り、大阪上本町行き急行に乗るためトンネル通路(1番ホームから2番ホームへ)を歩いていたら、コインロッカーを発見。
以前はなかったハズだ・・・。(駅の向かい側に錆び付いたロッカーは今でもあるが・・)
長谷寺駅から長谷寺までは、急で入り組んだ坂道をかなり(18分)歩かなければならないので、電車で来た観光客は助かると思う。ただし、コイン式のコインロッカーで、小型は少なく、中型と大型が多い。
10:01 急行に乗って、桜井駅に向かう。次は、談山神社(福禄寿)。

                   ・・・【談山神社篇】につづく