旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

立山室堂は雲の中

2019-08-18 | 旅行記

2019年7月22日

「初夏の上高地と立山黒部アルペンルート絶景散策3日間」というツアーに参加してきました。

今まで私が行った旅行は全てフリープランの個人旅行でした。

旅行会社企画のフルパッケージのツアーは今回が初めて。

立山黒部アルペンルートは各種の乗り物を次々乗り継いで行くことになるので、添乗員付きのツアーに参加した方が楽と考えたのですが・・・。

このブログをアップしようとしたら編集作業が絶不調となってしまい、設定を変えるなどして復旧するのに一か月もかかり、今頃の更新となってしまいました。

9:00 集合時間より、かなり早めに東京駅に到着。

小旗を持って立っていた添乗員のお嬢さんの元へ一番乗り。

次々集まって来る参加者は、皆さんご高齢の様子。

どう見ても70代以上の方々ばかり。60代の私が一番若いのだそうだ。

リュックは背負っているが、洒落たジャケットなどを着て山行きとはチョット雰囲気が違う。

トレッキングシューズを履いているのは、添乗員と私だけ。

ご高齢の女性二人連れ一組、ご夫婦二組、そして一人旅の私で7名の参加者。添乗員1名。

どうも、何か私向きでないツアーに参加してしまったようだ。

9:20 金沢行きの上越新幹線に乗車。 

11:34 雨の富山駅で下車。

                ≪富山城≫

富山城を右手に見ながらバスは立山の室堂に向かう。

「室堂は雲の上だから晴れていますよ!」とバスガイドさんは言うが・・・。

               ≪立山 室堂平≫

14:40 標高2,450mの立山室堂に到着。

期待に反して室堂平は雲の中。立山連峰の山々は、残念ながら全く見えない。

「大ベテランの女性山ガイド」さんに案内されて、さっそく室堂散策に出かける。 

雄大な絶景は全く見えないものの、高山植物はちょうど最盛期。

                 ≪チングルマ≫

                 ≪イワイチョウ≫

霧はますます深くなり、花の撮影などやっていると、同じツアーの一行を見失ってしまう。 

                ≪イワカガミ≫

                ≪ミヤマキンバイ≫

雨も降りだし、「ミクリガ池」は行っても見えそうにないので、ガイドさんの判断でここで断念。

                ≪アオノツガザクラ≫

                ≪ヨツバシオガマ≫

遊歩道の途中で、人々が立ち止まって騒いでいる。「雷鳥(ライチョウ)」がいた。

慌てて、カメラを向けたがライチョウはハイマツの陰に・・・。

ライチョウは、天敵に見つかり難い悪天候の時に現れる確率が高いのだそうだ。

ガイドさんが、証拠写真と場所の詳しいデータを報告して、全員めでたく「観察記念シール」をゲット。

雨も強くなってきたので、室堂散策は早めに切り上げバスに向かう。目立つハズの黄色いバスも霧の奥。

パーカーと雨を弾くパンツを身に着けていた私以外、みんなビショヌレ。

16:00 今夜泊まる「弥陀ヶ原」のホテルへ向かう。

 

 大浴場は貸し切り状態で、ノンビリ湯船に浸かり弥陀ヶ原の絶景を楽しむ。

 

             ≪弥陀ヶ原 標高1,930m≫

「弥陀ヶ原(みだがはら)」は、時折薄日が差してきて天気も回復方向か?

18:00 夕食。

               ≪富山市街地の夜景≫

21:00 ホテルのアクティビティ星空観察会があるというので、外に出てみる。

今日は一日中天気が悪かったのに、ナント奇跡的な晴れ間。

やや薄雲が多いものの、「天の川」がクッキリ。



コメントを投稿