旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

今年の紅葉

2011-12-24 | 旅行記

2011年12月9日 鎌倉

2011年最後の紅葉撮影は鎌倉に行った。
今年は、ドライブで行った福島の裏磐梯、宮城の舟形山麓ともにイマイチで、壮大な計画を立てていた京都は宿が取れずに断念。
出張のついでに行った鎌倉には期待していたが、地元の人によると台風12号の際の塩害でやはりダメだと言う。

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                       <鎌倉 報国寺>
通称竹寺とも言われる報国寺は、鬱蒼とした竹林の間から1本だけ真っ赤に色づいた紅葉が見えた。
小雨模様の肌寒い日だったが、竹林奥の茶席でいただいた暖かい抹茶が美味しかった。

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                    <北鎌倉 円覚寺>
円覚寺は紅葉の名所らしく、一眼レフカメラを持った年配者や若い女性が大勢来ていた。


10月21日 福島県 裏磐梯高原

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        <裏磐梯・幻の滝>
中津川渓谷を歩いた後、「幻の滝」に行った。
ゴールドラインの途中で車を止め、「熊に注意」の看板を気にしながらが山道へ。
水量が極端に少なくて残念。紅葉も終わっている感じ。

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             <磐梯山西側山頂付近>
ゴールドラインを猪苗代方向に下りる途中、急に西日が射して来た。
すでにピークを過ぎてしまった木々に夕陽が当たり、短時間ではあったが美しく染まった。
本来ならこの時期は込み合うハズの磐梯高原だが、観光バスがまるで走っていない。風評被害がこれほどひどいとは・・・


10月29日 宮城県 升沢遊歩道

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             <升沢遊歩道・割山大滝>
旗坂キャンプ場から遊歩道と言うには結構きつい坂を登る。紅葉は始まっているのか、終わっているのかわからない様な感じ。
水量はまあまあだが、紅葉が寂しい。

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     <升沢遊歩道 夕暮れの紅葉>
割山大滝から先に進むとコースがわからなくなるほど道悪になった。足下と日没時間を気にしながら、時々現れる色づいた紅葉を手持ちで早撮り。


2011西表島の旅 ②

2011-12-22 | 八重山・西表島旅行記

2011年9月30日 西表滞在三日目

今日は、「ユツンの滝」トレッキングツアーに挑戦。

西表島に無数にある滝の中でも、滝上からの眺望が良いので有名な場所である。

高温多湿のジャングルを歩き、滝の上まで登れるのかという不安もあったが・・・

トレッキング専門ショップ「のぶず」のツアーに参加。大原港でもう一人の参加者の若い女性と合流、ユツン川に向かう。

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              <ユツン川を沢登り>

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苔むした岩が多く、滑らないように足元を注意しながら進む。

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           <サキシマキノボリトカゲ>

姿は凛凛しいが目は可愛い。

途中、キノボリトカゲやカナヘビなど可愛い小動物、コノハチョウなどの珍しい昆虫が頻繁に現れ、その都度ガイドのSさんからレクチャーを受ける。

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             <ユツン3段の滝>

ユツンの滝に到着。憧れてはるばる来たのに、水量がショボイ。前日の「水落の滝」も少なかったが・・・・

しかし、この3日後、測候所始まって以来の豪雨となり、この辺りはトンデモナイことになったそうな・・・

ここからはヘルメットを装着して滝上を目指す。

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            <ユツンの滝からの眺望>

絶景!・・・・やっぱり来てよかった。

島料理のお弁当で昼食をいただき、元気に下山。 

ユツンの滝から無事生還し夜はホテルでのんびりしたいところだが、今夜も「星空観察」に誘われているので、生ビールを2杯でガマンして撮影の準備をする。

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           <ホテル ラ・ティーダ西表の夕景>

一昨日の「星空観察」ツアーは新月だったが、今日は細いながらも月が出ている。影響がないかやや心配。

今回は、同宿の母娘連れと私の三名で参加。

最初はマングローブのジャングルに入り、木々の間から星空を仰ぐ。

鼻を摘まれてもわからないくらいの漆黒の闇で撮影。ピンぼけに気がつかずNG。

2回目は海が見える畑に移動して、日本最南端の有人島「波照間島」の島影から立ち上がる天の川を撮影。

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             <波照間島と天の川>

左下に連なる光が、日本最南端の有人島「波照間島」

10月1日 西表島最終日

今日は、午前中のんびりと島内をドライブし、昼過ぎに高速船で石垣島に移動。

夕方、サンセット・カヌーツアーに参加。

はるばるホテルまで迎えに来てくれたツアー・ショップの車で、吹通川に向かう。

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              <吹通川 支流>

上流部で自然観察をしている内に雨脚が速くなり、湾に出てのサンセット・クルーズは断念。

夜は、昨年もお世話になった「居酒屋るか」に行って夕食。


2011西表島の旅 ①

2011-12-20 | 八重山・西表島旅行記

2011年9月28日

3年連続の西表島の旅。
仙台→伊丹→那覇→石垣と飛行機を乗継いで、石垣港離島桟橋に到着。
今までは、仙台から昼頃発の那覇直行便を利用していたが、これだと必ず石垣島に泊まることになる。
今回は、朝一番の大阪便を利用したので、何とかこの日の内に西表島にたどり着き、西表の定宿になったホテル「ラ・ティーダ西表」に入った。

夕食後、早速ホテルのアクティビティー「星空観察」ツアーに参加。参加者一名。ガイドM氏(coral-foundation)

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            <大原港越しの天の川>

今回は西表島らしい星空の撮影に挑戦する。

最初ジャングル越しに狙ったが、雲が多いので移動。サトウキビ畑から大原港越しに天の川を撮影した。

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              <サトウキビ畑の星空>

9月29日 西表滞在二日目

今日は船浮湾と水落の滝を巡るシーカヤックのツアー(ぱいしぃず)に参加。参加者一名。

ホテルから島の正反対にある白浜港まで、レンタカーで大移動。

西表で最も信頼できるカヌーイストのC氏と、二人乗り艇のシーカヤックで船浮湾に漕ぎだす。

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                <クイラ川支流>

船浮湾を横切りクイラ川支流に突入。

ここまで、漕ぐのに必死で写真を撮るのを忘れていた。

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              <水落の滝>

マングローブのトンネルを抜けると、目の前の岩壁に滝が現れた。

カヤックはここで行き止まり。

この素晴らしい空間を独り占めし、しばしマッタリと癒される。

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              <木炭浜>

船浮湾に戻り、木炭浜に上陸して八重山そばの昼食をご馳走になる。

食後は、無人のビーチで再びマッタリと過ごす。

午後はシュノーケルの予定だが、キャンセルしてのんびりと白浜港まで戻った。

白浜港からの帰り、夕陽が美しいといわれる月が浜に立ち寄り、若者たちのサーフィンを眺めたりしながら夕暮れを待つ。

雲の具合とホテルの夕食の時間を気にしながら、日没まで粘った。

なんとか夕景を撮影してホテルへ。

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             <月が浜の夕景>


2010西表島の旅 ④

2011-12-16 | 八重山・西表島旅行記

9月29日 西表四日目

西表島の旅最終日。

ホテル催行の「早朝トレッキング」に参加。

ガイドは毎回ツアーナビでお世話になっているフロントのS氏、参加者は私だけ。

真っ暗闇の大富林道を、懐中電灯を頼りに仲間川の展望台までトレッキング。

途中、イリオモテヤマネコかセマルハコガメとの遭遇を期待したが残念・・・・

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仲間川展望台に到着して間もなく、朝日の昇る気配が・・・

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           <仲間川河口の夜明け>

マングローブ・ジャングル地帯の明けゆく風景をしばし堪能。

ホテルに戻って朝食後フロントのS氏にすすめられ、浦内川支流沿いにあるという「宇多良炭鉱跡」を見にレンタカーで西部地区へ。

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               <浦内川支流>

浦内川遊覧船乗り場から川沿いにトレッキング。急に辺りに誰もいなくなり、森の中をたった一人で歩く。

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               <宇多良炭鉱跡>

かつて1,000人もの人が暮らしていた炭鉱の街も、わずかな廃屋だけが残り、それも締め殺しの木にまとわりつかれて自然に帰る日も近い・・・

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    <締め殺しの木とレンガの柱>

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今回もイリオモテヤマネコには会えなかったが、東部地区に戻る途中、カンムリワシに2回も出会った。1回目は電柱のてっぺんに、2回目は電線から木の枝に飛び移るのを目撃。

ややパニックぎみに激写。

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<国の特別天然記念物/絶滅危惧種 カンムリワシ>

逆光ながら最後にカンムリワシを見る事が出来た。


2010西表島の旅 ③

2011-12-15 | 八重山・西表島旅行記

9月28日 西表三日目

今日は、今回最もハードと思われるアクティビティー「ガイドお任せアドベンチャーツアー」(催行:海歩人)に参加。参加者は私一人。

☆第1ステージ(カヤック)

ホテルからツアーショップの車で、西表島東部のマイラ川に移動。

シーカヤックのシングル挺でマイラ川を漕ぐ。

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             <マイラ川(前良川)>

快晴の下、マングローブの川を漕ぐ。今まで乗ったカヌーよりはるかに難しい。

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マイラ川の上流部からジャングルをトレッキングし、通称マイラの滝へ。

☆第2ステージ(沢昇り&トレッキング)

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                <ゲータ川>

ゲータ川上流の滝を目指して、ジャブジャブと沢の中を歩く。

ヘルメット、プロテクター、フェルトブーツなど完全装備。

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こんな事もします。

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              <ゲータの滝>

水量が多く、逆光が当たって美しい。

これより奥にも、いくつも滝があるらしい。

☆第3ステージ(ケービング)

ジャングルの中を分け入り、自然のままの鍾乳洞を探検する。

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                <鍾乳洞>

洞窟の中から見るジャングルは、秘境の印象が強い。

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                <鍾乳石>

ヘッドランプの明かりを頼りに、時には這いつくばったりしながら3つの鍾乳洞を探検。その後、大見謝川に浸かり全身の泥を落として終了。

老体にムチ打って頑張った満足感に浸る。

ホテルでシャワーを浴びた後、海岸の夕景を撮影しようと思いホテル近くの「南風見田の浜」に行く。

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             <南風見田の浜>

幅数キロある遠浅の海岸で、二人の若い女性だけが楽しげに遊んでいた。

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