2019年7月23日
「初夏の上高地と立山黒部アルペンルート絶景散策3日間」ツアー二日目
4:40 早めに目が覚めた。
カーテンを開けてみると、弥陀ヶ原は昨日と違って向こうの山並みまで見えている。なかなか良い感じ。
≪弥陀ヶ原≫
どうせもう眠れないだろうと判断して、散歩に出た。
ホテルの周りも高山植物が最盛期。
≪ニッコウキスゲ≫
≪テガタチドリ?≫
弥陀ヶ原の木道を歩こうかと思ったら、急に雲が出てきて霧の中。
8:00 次第に霧が深くなり、ついに雨が降り出す。
今日はツアーのハイライト、「立山黒部アルペンルート」を行くことになっているので、ちょっと心配。
普段の私なら、こんな日はホテルで二度寝というところだが、今回は初めて参加したフルパッケージのツアーなので、予定通り出発するしかない。
雨がけっこう強くなってきたので、出発前に雨対策の準備。
一眼レフカメラはリュックの中にしまい、雨具と着替えの準備も万全。
他の荷物は手荷物回送サービスで、ホテルから信濃大町駅まで先送りしてもらう。
≪立山黒部アルペンルート図≫
☆本日のアルペンルートの行程は、
1.弥陀ヶ原~室堂「立山高原バス」
2.室堂~大観峰「立山トンネルトロリーバス」
3.大観峰~黒部平「立山ロープウエイ」
4.黒部平~黒部ダム「黒部ケーブルカー」
5.黒部ダム~扇沢「関電トンネル電気バス」
以上の乗り継ぎで、富山側から長野側へ山岳地帯を大移動する。
8:50 雨の中、ホテルの玄関前で立山高原バスに乗り込む。
9:10 室堂駅に到着。
≪室堂駅≫
昨夜、酔っぱらう前に書いておいた暑中見舞いの絵ハガキを、室堂の郵便局から友人宛に投函。
9:45 立山トンネルトロリーバスに乗車。
立山ロープウェイ、黒部ケーブルカーと乗り継いで最初の目的地、黒部ダムを目指す。
「大観峰」も「黒部平」も雲の中で、雄大な黒部のパノラマは全く見えず。
見えたのは、トンネルの壁ばかり。
≪黒部ケーブルカー 黒部湖駅出口≫
10:55 黒部湖駅(黒部ダム)に到着。どうにか雨は上がっていた。やっと歩ける。
≪黒部ダム≫
≪黒部湖≫
≪黒部ダム下流方向≫
黒部ダムの「堰堤」を、添乗員のお嬢さんに引率されてテクテク。
観光地ではよく見かける光景だが、小旗の後ろを歩くのは多分私は初めて。
ここまで、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継いできたが、切符の手配や接続のタイミングなど、全て添乗員さん任せ。
いつもの一人旅と違い、ただ言われたように動けばいいので「楽ちん」だ。
≪黒部ダムの放水≫
奇跡的に太陽が出てきて、虹が歓迎。
ダムの下の方にある「放水観覧ステージ」まで階段を下りて行ったのは、添乗員さんと私だけ。
ほかの6名の参加者は、みなさんご高齢なのでベンチでマッタリと・・・。
黒部ダムを俯瞰できる最上段の展望台にも行きたかったが、集合時間に間に合いそうもないので断念。
有名な「破砕帯」の水を飲んで、アルペンルートのつづき。
11:50 関電トンネルを黒部ダム駅に向かう。
≪黒部ダム駅≫
12:05 「立山黒部アルペンルート」最後の乗り継ぎは、今年4月から導入されたばかりの「電気バス」に乗車。
≪関電トンネル電気バス≫
≪扇沢駅≫
12:15 扇沢駅到着。
立山黒部アルペンルートを、富山県側から長野県側に無事走破。
12:30 扇沢駅に迎えに来た観光バスに乗り込み、本日の最終目的地「上高地」に向かう。
途中のホテルでランチタイム。
大町駅でホテルから送った荷物を受け取り、道の駅で化粧室タイム。
観光バスは、天気が回復した田園地帯を軽快に走る。
≪大正池≫
17:05 予定より1時間ほど遅れて、本日の宿に無事到着。
上高地に泊まるのはこれで三度目。
一度目は二段ベッドの8人部屋。二度目は布団部屋のような狭いところに一人。
三度目の今回は、初めてホテルのベッドルームだ。
夕食後、昨夜に引きつづき星空を撮影。漆黒の闇で怖かったです。
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