旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

立山黒部アルペンルート

2019-08-18 | 旅行記

2019年7月23日 

     「初夏の上高地と立山黒部アルペンルート絶景散策3日間」ツアー二日目

4:40 早めに目が覚めた。

カーテンを開けてみると、弥陀ヶ原は昨日と違って向こうの山並みまで見えている。なかなか良い感じ。

                ≪弥陀ヶ原≫

どうせもう眠れないだろうと判断して、散歩に出た。

ホテルの周りも高山植物が最盛期

                ≪ニッコウキスゲ≫

                ≪テガタチドリ?≫

弥陀ヶ原の木道を歩こうかと思ったら、急に雲が出てきて霧の中。

8:00 次第に霧が深くなり、ついに雨が降り出す。

今日はツアーのハイライト、「立山黒部アルペンルート」を行くことになっているので、ちょっと心配。

普段の私なら、こんな日はホテルで二度寝というところだが、今回は初めて参加したフルパッケージのツアーなので、予定通り出発するしかない。

雨がけっこう強くなってきたので、出発前に雨対策の準備。

一眼レフカメラはリュックの中にしまい、雨具と着替えの準備も万全。

他の荷物は手荷物回送サービスで、ホテルから信濃大町駅まで先送りしてもらう。

                  ≪立山黒部アルペンルート図≫

本日のアルペンルートの行程は、

.弥陀ヶ原~室堂「立山高原バス」  

2.室堂~大観峰「立山トンネルトロリーバス」

 

3.大観峰~黒部平「立山ロープウエイ」

4.黒部平~黒部ダム「黒部ケーブルカー」

5.黒部ダム~扇沢「関電トンネル電気バス」

以上の乗り継ぎで、富山側から長野側へ山岳地帯を大移動する。

8:50 雨の中、ホテルの玄関前で立山高原バスに乗り込む。

9:10 室堂駅に到着。

                  ≪室堂駅≫

昨夜、酔っぱらう前に書いておいた暑中見舞いの絵ハガキを、室堂の郵便局から友人宛に投函。

9:45 立山トンネルトロリーバスに乗車。

立山ロープウェイ、黒部ケーブルカーと乗り継いで最初の目的地、黒部ダムを目指す。

「大観峰」も「黒部平」も雲の中で、雄大な黒部のパノラマは全く見えず。

見えたのは、トンネルの壁ばかり。

           ≪黒部ケーブルカー 黒部湖駅出口≫

10:55 黒部湖駅(黒部ダム)に到着。どうにか雨は上がっていた。やっと歩ける。

                 ≪黒部ダム≫

                  ≪黒部湖≫

               ≪黒部ダム下流方向≫

黒部ダムの「堰堤」を、添乗員のお嬢さんに引率されてテクテク。

観光地ではよく見かける光景だが、小旗の後ろを歩くのは多分私は初めて。

ここまで、高原バス、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継いできたが、切符の手配や接続のタイミングなど、全て添乗員さん任せ。

いつもの一人旅と違い、ただ言われたように動けばいいので「楽ちん」だ。

              ≪黒部ダムの放水≫

奇跡的に太陽が出てきて、虹が歓迎。 

ダムの下の方にある「放水観覧ステージ」まで階段を下りて行ったのは、添乗員さんと私だけ。

ほかの6名の参加者は、みなさんご高齢なのでベンチでマッタリと・・・。

黒部ダムを俯瞰できる最上段の展望台にも行きたかったが、集合時間に間に合いそうもないので断念。

有名な「破砕帯」の水を飲んで、アルペンルートのつづき。

11:50 関電トンネルを黒部ダム駅に向かう。

               ≪黒部ダム駅≫

12:05 「立山黒部アルペンルート」最後の乗り継ぎは、今年4月から導入されたばかりの「電気バス」に乗車。

              ≪関電トンネル電気バス≫

                 ≪扇沢駅≫

12:15 扇沢駅到着。

立山黒部アルペンルートを、富山県側から長野県側に無事走破。

12:30 扇沢駅に迎えに来た観光バスに乗り込み、本日の最終目的地「上高地」に向かう。

途中のホテルでランチタイム。

大町駅でホテルから送った荷物を受け取り、道の駅で化粧室タイム。 

観光バスは、天気が回復した田園地帯を軽快に走る。

                 ≪大正池≫

17:05 予定より1時間ほど遅れて、本日の宿に無事到着。

上高地に泊まるのはこれで三度目。

一度目は二段ベッドの8人部屋。二度目は布団部屋のような狭いところに一人。

三度目の今回は、初めてホテルのベッドルームだ。

夕食後、昨夜に引きつづき星空を撮影。漆黒の闇で怖かったです。 



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