2020年6月8日 定番散歩コース3
コロナ禍の前からよく使っていた散歩コースが、「仙台愛宕神社」。
「ジムがやばい」となってからは、足首に1kgのアンカーを巻いているので「散歩」というよりは足腰のトレーニング・コースだ。
家から歩くこと25分。快晴の広瀬川を眺めながら「愛宕橋」を渡る。
いよいよ仙台愛宕神社の参道石段の上り。
4月には遅咲きの枝垂れ桜、5月には白いフジの花などが垂れ、これからはサツキやドウダンなどが彩を添える。
しかし、210数段の石段はけっこう急だ。息苦しくなってマスクを外し、うつむき加減でもくもくと歩いいると、時折、運動着の学生さんなどが脱兎のごとくすれ違って行く。
慌ててマスクを掛け直すが、時すでに遅い。なにしろ石段の幅が狭いので、かなり至近距離をマスクも着けない若者が息せき切って通り過ぎるのだ。
コロナ禍になってからは、油断をするとチョット危険な石段だ。
途中で振り返ると、やはりけっこう急な石段だ。
<仙台総鎮守 愛宕神社>
雰囲気のある石の鳥居の前に立つと、西日が差し込む境内が美しい。
鳥居の先に楼門、奥に本殿が見通せる。
<烏天狗> <大天狗>
楼門の左右には「日本最大」と言われる「烏(からす)天狗」と「大天狗」が鎮座する。
<仙台愛宕神社 本殿>
「コロナ禍」の関係で、手水舎で手や口を清めることは省かせてもらっているが、今、多くの神社では鈴の紐(鈴緒)も外すか端に寄せてあり、鳴らすことができない。
挙句の果てに、最近、買い物はスマホのアプリかカードで支払うのがエチケットになっているので、ポケットに現金がない。つまり、お参りするのにお賽銭がない。
と言うことで、「今度来た時には、お賽銭を多めに出しますので、今日のところはヨロシク・・・」と神前で手を合わせることになる。
お参りの後は、神社の休憩所で仙台の街を眺めながら一息。
この後は、愛宕天満宮の脇をすり抜けて、お隣の「虚空蔵尊」を参拝。
<虚空蔵山大満寺 虚空蔵堂>
こちらのお寺さんは鰐口(ドラ)の紐は普通に垂れているが、一応遠慮する。
<十二支守本尊 八角堂>
八角堂では、虚空蔵尊と普賢菩薩にお参り。
<鐘楼堂>
誰もいない静まり返った境内をぶらつき、鐘楼の前に来たら、突然「ご~~ん」と鐘が鳴りだして心臓が止まるほどビックリした。
この鐘つきが、自動で行われているとは知らなかった。
<虚空蔵尊の石段>
愛宕神社の石段を二往復、虚空蔵尊の石段を一往復して家路についた。けっこうハードだった。
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