旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

新緑の猊鼻渓 舟下り

2016-05-20 | 旅行記

2016年5月20日

五月晴れの絶好のドライブ日和。

岩手県一関市の「猊鼻渓(げいびけい)舟下り」に行ってきました。

               <猊鼻渓(砂鉄川)>

「G7財務大臣・中央銀行総裁会議」の開かれている仙台市の中心部を避けながら東北自動車道に乗り、一関ICからは県道の山道を走って「猊鼻渓(げいびけい)舟下り」の乗船場に到着。我が家からは、約2時間のドライブ。

さっそく、12時発の定期便に乗船。

青葉、若葉の真っ只中を、一本竿の平底船は20人ほどの客を乗せて上流に漕ぎ出す。

船頭さんの名調子のガイドを聞きながら、しばしマッタリと船べりに身を預ける。

エンジンの船ではないので、鳥やカワズの鳴き声、魚の跳ねる音だけが聞こえてくる。

陽光にキラメク新緑は美しいものの、肝心の「藤の花」はかなりショボい。

この日あたりをピークと予測し、来る途中の道路沿いの「藤の花」も丁度盛りの見ごろなので、かなり期待して来たのだがほとんど無い。ザンネン!

船頭さんの話では既に終わったと言うことだが・・・。

辛うじて残っている花も、房がかなり小さいような気がする。今年は、不作なのか?。

隣のお客も、「フジはどうしたの? 前回より早く来たのに・・・」と首を傾げていたが、まあ、天気も良いし、新緑も美しいので・・・・。

30分余りで、上流の船着き場に到着。いったん下船。

船着き場の周辺には、巨大なコイがウヨウヨと・・・。


                <大猊鼻岩>

船を下りた後は、渓谷の奥にそびえ立つ「大猊鼻岩」までお散歩。

「うん玉投げ」をしたり、写真を撮ったりしながらノンビリ過ごす。

  <猊鼻渓の名前の由来となった鼻の形をした岩>

20分ほど散歩した後、来た時の船で帰路。

ただ一人の女性船頭さんとすれ違う。

満杯の客を乗せて、竿一本で上流に漕ぎ上がるのは相当に大変そうだ。

こちらの下りの船では、余裕の船頭さんが渋いノドを披露。

新緑の中、癒しの90分はあっという間に過ぎてゆく。

船着き場近くの食堂で、「盛岡冷麺」を食べて帰りました。