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旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

等々力渓谷から九品仏へ

2019-05-11 | 東京ぶらぶら散歩

2019年5月9日 東京ぶらぶら散歩 世田谷編

「東京ぶらぶら散歩」二日目。

東京は仕事やプライベートでいろいろ歩き回ったが、世田谷区はあまりない。

今日は、「二子玉川駅」からスタートし、五島美術館を見た後、等々力渓谷、九品仏と歩く予定。

≪二子玉川駅≫

昨夜泊まった秋葉原からJR京浜東北線、大井町駅から東急大井町線と乗り継いで「二子玉川駅」に到着。

10:10 駅前からウオーキング開始。

多摩川の土手に出て、整備された河川敷の道を東に向かう。

昨日の一日中快晴とは違い、今日はドンヨリした曇り空なのがチョット雨が心配。

急ぎ足で軽快に歩いて行ったら、行き過ぎてしまい少し戻る。

多摩川河川敷から出て進路を北に変え、「二子玉川公園」の中を縦断。

「上野毛自然公園」脇の急な坂道をヒイヒイ言いながら登る。

いかにも高級そうな住宅街を「五島美術館」に向かう。

≪五島美術館≫

10:45 「五島美術館」に到着。

「休館」の掲示にガクゼン。

昨夜、居酒屋で考えたコースには、やはり穴があった。

再び、世田谷の閑静な住宅街の坂道をぶらぶら歩く。

11:05 「野毛(のげ)大塚古墳」に到着。五世紀前半の古墳らしい。

11:13 等々力渓谷公園に到着。一目散にトイレに駆け込み、ホッと一安心。

11:20 石段を下りて、等々力渓谷に到着。目の前には不動滝。

≪等々力渓谷≫

渓谷の端からではなく途中から入ったらしく、取り合えず左(上流)へ。

10分ほど行ったところで終わりの気配なので、そこからノンビリ来た道を戻る。

       

新緑が美しいハズだが、空がドンヨリなのでやや残念。

自分の家の近くにこういう場所があったら良いな・・・などと考えながら渓谷散策。

最初の地点に戻り、不動滝でお不動さんにお参り。

≪不動滝≫

「滝」と言うにはかなり苦しい。

一応、石段を登って本堂にもお参り。

12:05 お不動さんから数分歩くと、渓谷はアッというまに住宅街を流れる堀になった。

再び「東京ぶらぶら散歩」開始。

ガイドブックなど持ってない(家に忘れてきた)ので、スマホのGoogle Mapを頼りに歩いて行く。

どこを歩いているのか分からなくなったころ、東急大井町線を越えた。 

≪九品仏 浄真寺(くぼんぶつ じょうしんじ)≫

12:41 今日の目的地「九品山浄真寺」に到着。

新緑が心地よい。

≪仁王門≫

境内には大木がいっぱいあって、お寺の全体像が見えない。モミジの新緑も美しい。

まず本堂にお参り。

≪三棟の阿弥陀堂≫

今回のぶらぶら散歩のお目当て、九体の阿弥陀像を安置する阿弥陀堂。

手前から中品堂、上品堂、下品堂。

九体の阿弥陀像が並ぶお寺としては、以前、京都の「浄瑠璃寺」を見に行ったことがある。

そちらは、長大なお堂に大きな阿弥陀仏が九体並んでいた。

この浄真寺は三棟のお堂に三体ずつ分かれている。

現在、中品堂の左側の阿弥陀仏が修理のため不在。

13:27 長い参道を出て、最寄りの駅に向かう。

浄真寺の長い参道出て徒歩1分。

東急大井町線の九品仏駅に到着して、今回の「東京ぶらぶら散歩」終了。

今回の道順はかなりいい加減なコース取りだったので、コースタイムとしては参考になりません。

東急二子玉川駅10:10 → 二子玉川公園 → 10:44五島美術館10:45・・・野毛大塚古墳・・・

11:20等々力渓谷12:06・・・12:41九品仏浄真寺13:27・・・13:28東急九品仏駅

   所要時間 3時間20分、  歩いた距離 約8km

 


東北新幹線から富士山見物

2019-05-11 | 東京ぶらぶら散歩

2019年5月8日

快晴の空のもと、東京へ行ってきました。

第一の目的は、東京国立博物館で開催されている「東寺展」。

大宮を過ぎたあたりで右手前方を見ていたら、街並みの向こうにナント「富士山」が・・・。

まさかと思いながらも、どう見ても「富士山」だ。

一応写真に撮っておこうと思ったが、カメラは荷物棚の上。

隣の席の人に悪いのでカメラを取り出すのは諦め、スマホを構えるが・・・・。

東北新幹線から「富士山」を眺めるのは、物理的に可能だとは思っていたが、

こんなにデッカク、クッキリと見えるとは思っていなかった。

スマホで検索したら、「東北新幹線の大宮以南では、富士山が見えるのは常識」なのだそうだ。

今まで東京方面に向かう東北新幹線には100回以上は乗車しているが、車窓から富士山を見たのは初めて。

雨上がりなどで空気が澄んでいて、背景が青空、山には白い雪という条件が必要だ。

「はやぶさ号」などの「E」の座席が必須。

「令和」初の旅は、幸先が良い・・・と言うか、富士山が撮影できなかったのは痛恨の極み。

【参考写真】

          ※上の写真は2020年1月20日に撮影したもの。宇都宮から東京寄り。

           ※上の写真は2020年1月20日に撮影したもの。大宮から東京寄り。

≪東京国立博物館 平成館≫

12:40 東京国立博物館に到着。快晴なのに、上野公園は緑が多いせいか結構涼しい。

今日はジックリと東寺の国宝を楽しむ。

≪帝釈天騎象像(たいしゃくてんきぞうぞう≫

国宝ながら、この像は撮影可能。

係員がいて「フラッシュを炊かないでください!」としきりに注意しているが、時折バシャバシャと光る。

きっと、フラッシュを炊いた人は自分が犯人だとは気づいていないのだろうが・・・。

東寺の貴公子と言われる「帝釈天」は、この角度が一番良いのだそうだ(私の姉の意見)。

仏像を堪能した後は上野駅で買ってきた弁当を食べ、食後は日本庭園をノンビリ散策。

14:50 思わず東博に長居をしてしまったが、この後は恒例の「東京ぶらぶら散歩」。

あまり時間がないので、近場を歩くつもり。

≪鳥取藩池田家上屋敷表門(黒門) 東博敷地内≫

≪旧博物館動物園駅 京成電鉄≫

≪東叡山寛永寺 勅額門≫

≪東叡山寛永寺 根本中堂≫

15:10 寛永寺のお参りを済ませ、次は「根津神社」を目指す。

言問通りから住宅街に入ると、なかなか風流な下町風情。

≪大名時計博物館≫

寛永寺から15分ほど歩いて「大名時計博物館」に到着。

思っていたタタズマイとは大分違い、チョット気後れしてしまってそのまま素通り。

≪根津神社≫

15:33 根津神社に到着。

よくテレビの時代劇や時代小説に出て来る「根津権現」。

左手に「つつじ苑」を眺めながら拝殿に進む。

≪根津神社 拝殿≫

オッサンたちが、必死に小銭を探している。

つつじ祭りは終わったものの、まだまだ花の見ごろは続いている。

16:00 30分ほど境内をノンビリ散策した後、根津神社を出発。

「青年の散歩道」と言う名の道を、オジサンは最寄りの駅を探しながらトボトボ歩く。左は東京大学。

16:13 東京メトロの「東大前駅」に到着。

本日の「東京ぶらぶら散歩」終了。

今回のコースタイム

上野駅―(10分)→東京国立博物館―(10分)→寛永寺―(11分)→大名時計博物館―(9分)→

根津神社―(12分)→東大前駅       4km、52分


紅葉の都内をぶらぶらと

2018-12-02 | 東京ぶらぶら散歩

2018年11月29日

かなり久しぶりの「東京ぶらぶら散歩」に行って来ました。

東京に行こうと思ったのは、ほんの数日前。

六本木の「国立新美術館」で開催中の「生誕110年 東山魁夷展」が、そろそろ終了するということを思い出し、あわてて見に行くことにした。ついでに東京の紅葉見物も・・・。

当初は「深大寺」をお参りして周辺で紅葉見物、「深大寺そば」で昼食をとった後は都心に戻り「国立新美術館」に行く、という計画を立てた。

しかし、二日前に東北新幹線のチケットを取ろうと思ったら、ナント7時台も8時台も「はやぶさ号」は満席。

こんなことは初めてだ。仕方なく「やまびこ号」に乗車。

東京駅に着いたら、さらに電車2本、バス1本乗り継いで調布の深大寺まで行くのが億劫になり、急きょ行く先を変更。山手線で行きやすい「明治神宮」へ。

原宿駅へ到着。タムロする大勢の外人さんをかき分けて、神宮橋を渡り神域に入る。

                ≪明治神宮≫

10:15 「明治神宮」の鳥居前に到着。ぶらぶら歩きながら境内を進む。

今回の旅は、いつも持ち歩く一眼レフカメラではなく、コンパクトカメラとスマホだけなので背中のリュックが軽くて楽だ。

                ≪明治神宮御苑≫

本殿に行く前に「神宮御苑」に立ち寄って、紅葉を探す

              ≪清正井(きよまさいど)≫

紅葉の写真を撮りながら、御苑の最奥部まで足を延ばす。

10:50 東京で一番のパワースポットと言われる「清正井(きよまさいど)」へ到着。

水は今でも涸れずに湧き出していた。チラホラと人がやって来ては、写真を撮っている。

                 ≪明治神宮拝殿≫

11:10 本殿に参拝。拝殿前は、平日だと言うのに、まあまあの人出だ。ほとんど外人。

11:30 参道の途中にあるレストランで昼食。

                 ≪表参道≫

12:20 表参道に出て、オノボリのオッサンよろしくぶらぶらと歩き出す。「国立新美術館」目指して東に向かう。

いつもなら、「太田記念美術館」で浮世絵を見るか、真直ぐ突き当りまで行って「根津美術館」に寄るところだが、今日は金曜日なのを思い出し「秋山正太郎写真芸術館」(金土日開館)を見て行くことにする。

12:46 「秋山正太郎写真芸術館」に到着。が、ナント「休館中」の張り紙。

突然の思い付きで行動すると、ロクなことがない。

シバシ熟考した結果、ちょうど見頃と思われる「外苑イチョウ並木」を見に行くことにする。

                ≪青山墓地≫

12:55 青山墓地の中を外苑に向かう。「明治神宮から直接外苑に行けばよかった」と後悔しきり。

               ≪神宮外苑いちょう並木≫

13:10 角を曲がったら、突然目の前に黄色の世界が飛び込んできて感動。

しかし良く見ると、きれいに見えるのは太陽が当たっている片側の列だけ。

もう少し早く来ればヨカッタと、再び後悔。

 

色っぽいオネエチャンや着飾ったワン公もたくさん来ていました。

13:35 青山墓地を先ほどとは逆向きに「乃木坂駅」方面に向かって歩く。

青山霊園内はとにかく真直ぐの道なので歩き易いが、かなり無駄なコース取りだ。

まあタイトルが「ぶらぶら散歩」なので、これでいいのかもしれないが・・・。

一本だけやたらと綺麗な紅葉があった。

                ≪国立新美術館≫

14:00 「国立新美術館」に到着。

待ち時間0分で入場。

二時間ほど「東山魁夷」の作品を堪能しました。

既に見たことのある作品も多いものの、大変ヨカッタです。

特に「唐招提寺」の障壁画、襖絵は感動モノです。

「生誕110年 東山魁夷展」は12月3日まで。

東山魁夷のカレンダーを買って帰りました。

 


藤井寺の千手観音

2018-02-28 | 東京ぶらぶら散歩

2018年2月23日

随分と久しぶりのブログ更新となった。

今日は、東京国立博物館で開催されている「仁和寺と御室派のみほとけ展」を見学。

JR上野駅で新幹線を降り、9時10分博物館のチケット売り場に並ぶ。

9時30分の開館前とあって、並ぶ人も思ったほどは多くなく、開館から15分ほどで入場。

                   ≪東京国立博物館 平成館≫

京都の仁和寺には一昨年の秋に訪れているが、紅葉真っ盛りの時だったので外しか見ていない。

込み合う前に、仁和寺の秘宝、秘仏と言われるものを急いで見てまわる。

私の場合、書や絵巻物などはやや素通りに近い。

今回のお目当ては、何といっても「大阪 藤井寺の千手観音菩薩坐像」。

大手が40本、小手が1001本の観音様は、「見事」と言うほかない。

今回の展示では、仏さまの裏側まで360度回って見ることができるので、どうやって千数十本の腕が取り付けられているのか、構造が良く分かる。

当時の仏師の技術に、感動すら覚える。

会場には、通常一般公開されていない仁和寺の観音堂が再現されており、写真撮影OK。

二時間ほど、たっぷり堪能してきました。

「仁和寺と御室派のみほとけ展」は、3月15日まで開催。

昼飯は上野公園内で食べようと思っていたが、昼前だと言うのにどこも長蛇の列。

空腹をガマンして、食堂を探しつつ「東京ぶらぶら散歩」。

浅草通りを「仏壇屋街」を歩道から眺めながら「かっぱ橋の道具屋街」まで足を延ばす。

結局、歩いただけでどの店にも入らず、ラーメンで昼食。

                       ≪下谷神社≫

遅い昼食の後は上野駅に向かい、途中、東京で最も古い稲荷神社と言われる「下谷神社」にお参り。

「寄席発祥の地」という石碑があった。知らなかった。

今日はこの後、大船まで移動。一泊して、明日は鎌倉を歩く予定。

 


酷暑の中を写真と絵画

2017-07-26 | 東京ぶらぶら散歩

2017年7月20日

「東京ぶらぶら散歩」二日目。

昨日は、酷暑の中を、JR上野駅から国立西洋美術館、不忍池、旧岩崎邸、湯島天神、神田明神、JR秋葉原駅と半日歩き回ったので、今日はあまり歩かないで用事を済ませるつもり。

天気予報では、今日も32~33度になるらしい。熱中症は避けたい。

まずは、予定していた品川のキャノン・ギャラリーへ行って、鉄道写真家の大御所、猪井貴志の写真展「鉄景漁師」を見る。

昨夜は、JR秋葉原駅隣接のホテルに泊まったので、品川は山手線で7駅目。

10:30 品川のキャノンギャラリーに到着。

国鉄時代からの鉄道写真を見る。

私自身は「撮り鉄」ではないが、行ったことがある場所の写真が何枚かあって、チョット嬉しい。

写真とスライドショウを40分ほどジックリ観賞して、上階のショールーム「キャノンプラザS」に移動。カメラやレンズを眺める。

もうじき発売になる「EOS 6D markⅡ」を詳しく説明してもらい、実際に手に取って試し打ち。アンケートも書かされた。

12:00 ランチ時で大勢のビジネスマンが右往左往する中を、品川駅に戻る。

何も考えずに山手線で上野駅に向かう。この時点で、本来の目的である用事をすっかり忘れていた。

                      ≪東京都美術館≫

13:10 東京都美術館に到着。

昨日見ることができなかった・・・と言うより、今日から開催の「ボストン美術館の至宝展」を見る。

初日なので長蛇の列を覚悟してきたが、受付で並んでいる人はゼロ。

大人1,600円のところ、先月シニアになった私は1,000円。

ボストン美術館には昔行ったことがあり、「その時の感動をもう一度」と思って来たけれど・・・。

絵画だけに絞って見たので、1時間で退出。

今日は上野公園内のカフェテリアで遅い昼食。

15時を過ぎたところで、東京に来た本来の目的である、「神保町の古本屋街とスポーツ用品街巡り」を思い出したが、時すでに遅く諦めざるをえない。

駅のコインロッカーに荷物を預けているので、秋葉原駅に戻り、ついでにラジオセンターで買い物をして「東京ぶらぶら散歩」終了。