2012年6月16日
東京出張のたびに定宿にしているのが、秋葉原のホテル。
毎年、数回泊まっているが、付近を歩いたことがなかったので初めて観光をした。
お上りさん定番のコースを歩く。
<神田明神>
まずは、神田明神を訪れた。
喧騒とした秋葉原の電気街から、たった数分で江戸情緒の残る神田明神があるとは思わなかった。
普通、神社の境内では雅楽など流れている事が多いが、ここでは祭囃子が流れていて、「粋」な感じである。
<茅の輪>
「夏越しの大祓え」(6月30日)が近いので、巨大な「茅の輪」が出来ていた。
ほとんどの参拝者が8の字くぐりをして本殿に向かっていた。
神田明神から隣の公園に抜けようとしたら浮世絵が貼られた塀があった。覗いて見たら、「浮世絵の摺りを見ていきませんか」と中にいた見目麗しい女性に誘われた。
<神田の家>
江戸時代から続く豪商遠藤家の保存家屋。
たまたま16、17日の両日、江戸浮世絵の「摺り体験会」があると言うことで、職人さんの摺りの仕事を見学させてもらい、お話も聞けた。
<湯島聖堂>
神田明神から直ぐ近い「湯島聖堂」に移動。小雨に濡れるガクアジサイが美しい。
土曜日だが訪れる人も少ない。
湯島聖堂を出て「聖橋」を渡ってJR御茶ノ水駅方面へ。
聖橋の上から、JR中央本線とその下に顔を出す地下鉄丸の内線が見える。正面が、秋葉原の電気街。
後で知った事だが、ここに来たら普通はアーチ式の橋の写真を撮るのだそうだ。知りませんでした。
<ニコライ堂>
聖橋を渡り、「ニコライ堂」まで来たところで雨が強くなり、「幽霊坂」を下って秋葉原に戻った。約二時間の散歩コースだった。