旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

冬の京都4 非公開文化財特別公開2

2015-02-19 | 京都・奈良旅行記

2015年1月31日 京都三日目 最終日

一応、今回の旅の目的である「都七福神巡り」も無事満願となり、昨日の午後は「琳派」や「長谷川等伯」などの美術品を寺宝とするお寺さんを訪ねた。

京都の旅最終日の今日は、冬の特別公開の世界遺産を巡る。

まずは、式年遷宮の工事を行っている「下鴨神社」「上賀茂神社」を訪ねる。

9:08 京阪本線で「出町柳駅」に到着。

地上に出たら吹雪になっていた。傘を出すかどうか悩んだが、すぐ晴れると判断して歩きだす。

                       ≪下鴨神社 糺の森≫

「糺の森」をトボトボ歩いて下鴨神社本殿に向かう。雪は止んで日が差してきた。

          ≪下鴨神社 正式名称:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)≫

9:30 下鴨神社本殿前に到着。

式年遷宮の工事の影響で、仮の拝殿でお参り。

9:50 下鴨神社の脇に出て、ここからはウオーキングで上賀茂神社に向かう。

念のため、近所の若い奥さんに「上賀茂神社」に行く道を聞いたら、「えっ、こっから歩いて行かはるんでっか・・・?」と驚かれたが、教えてもらった賀茂川(鴨川)河川敷の道を北上する。

                           ≪賀茂川≫

時折、川上の方から吹雪が吹き付ける荒天の中を、クジケルことなくヒタスラ北上する。

河川敷の遊歩道は、散歩やジョギングの人たち、さらには本格的なアスリート風の人など行きかっていて、京都のマラソン熱が伝わってくる。

負けずに必死に歩いていたら、どうも上賀茂神社を大幅に行きすぎてしまったらしい。吹雪で頭を下げて歩いているうちに、標識を見逃してしまったのか・・・。

住宅街に出て、道を歩いていた奥さんに上賀茂神社の道を尋ねたら、「えっ、こっから歩いて行かはるんでっか・・・?」とさっきと同じことを聞かれた。かなりオーバーランしたようだ。

         ≪上賀茂神社 正式名称:賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)≫

11:25 上賀茂神社に到着。下鴨神社から徒歩で35~40分の予定が、何と1時間半ほど歩いたことになる。

昨日は雨のためにウオーキング出来なかったので、その分まで歩いてしまった感じ。

拝殿でお参りした後、「国宝 本殿・権殿 特別参拝」を申し込んだ。

受付の後、拝殿脇の室内で神職の方から「賀茂神話」などを拝聴。参加者8名ほど。

続いて、このケガレきった身体をお祓いしてもらい、通常は入ることのできない神域へ・・・・。

うっかり写真を撮ってしまったりしないように、カメラはリュックの中。

現在、21年ごとの式年遷宮の工事のため、御祭神は「本殿」ではなく、隣に並んで建つ「権殿」に祀られている。

「権殿」の前で再び神職の方の説明を聞き、あらためて二礼、二拍手、一礼。

国宝であり世界遺産でもある「権殿」と工事の足場に囲まれた「本殿」を、ジックリと拝観。

いよいよクライマックスの「本殿の屋根」に上がる。

本殿の裏に廻り、工事の足場を登って屋根の上に。

真新しい本殿の「檜皮(ひわだ)葺き屋根」を間近に見る。実に美しく、実に繊細な芸術品をシバシ眺める。

檜皮の葺き替えは終わっていて、現在は金具などの張り替えなどが行われていた。

賀茂神社の場合、式年遷宮と言っても国宝であるわけだから、本殿を全く新しいものに作り替えることなどは出来ない。

今回の式年遷宮では、老朽化した屋根の葺き替えだけを行っているようだ。

次回の「檜皮屋根葺き替え」は42年後になるようだが、その時も屋根の上に上がらせてもらえるかどうかは、分からないそうだ。

大変貴重な体験をさせていただきました。

12:50 上賀茂神社を出ると、またしても激しい吹雪となった。

お土産に上賀茂名産の「すぐき」を買った。

賀茂川沿いの喫茶店で、サンドイッチとコーヒーで昼食。

夕方五時過ぎの新幹線までだいぶ時間があるので、「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」のパンフレットを検討。

もう一ヶ所、石庭で有名な「龍安寺(りょうあんじ)」に行くことにする。

龍安寺では、この期間、「仏殿」と「西の庭」が特別公開されている。

                         ≪龍安寺 石庭≫

14:00 世界文化遺産「龍安寺」に到着。上賀茂神社からは、タクシーで15分。

ずいぶん昔に一度来たことがある様な気がするが、全然覚えていない。

特別公開の場所に行く前に、極めて有名な石庭を見学。冬だというのに縁側に腰掛けて、大勢の人々が庭を眺めていた。

しばらくたたずんで眺めたが、「俺の感性は、エリザベス女王と同じだな・・・」と思った。

    ※1975年にエリザベス女王が龍安寺の石庭を訪問した際、「ワタシニハ ワカラナイ」と言ったという説や、

      女王が大変感激して同行したBBCテレビが大きく取り上げて、そのために龍安寺が世界的に有名になった

      という説もある。

                         ≪龍安寺 西の庭≫

ガイドさんの案内で、仏殿と西の庭を見学。

これにて、冬の京都二泊三日の旅は無事終了。

JR京都駅で「生やつはし」を買うかどうか悩んだが、今回はパス。あの「お琴」の形をした本物の「やつはし」は何処に行ってしまったのでしょう?


冬の京都3 非公開文化財特別公開

2015-02-19 | 京都・奈良旅行記

2015年1月30日 京都二日目 つづき

昨日の昼前から始めた「都七福神めぐり」も、今日は朝から雨のため、「歩きのコース」をタクシーに変更したので午前中に全て終了。

12:00 七福神の最後「赤山禅院」に待たせていたタクシーで、市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」付近に移動し昼食。

食後のコーヒーを飲みながら、完全に空いてしまった午後の行動予定を考える。

 京都駅のインフォメーションでもらった、「第49回京の冬の旅 非公開文化財特別公開」のパンフレットを見ながら検討。

この冬は、「世界遺産登録20周年記念」と「琳派400年記念」をテーマにした特別公開ということで、なかなか魅力いっぱいだ。

まずは、ここから歩いて行けるお寺を二ヶ所訪ねて、「琳派」の芸術に浸ることにした。

                    ≪日蓮宗大本山 妙顕寺≫

13:35 地下鉄鞍馬口駅から徒歩20分ほど。チョット迷って「妙顕寺」に到着。近くで道を尋ねても、周辺はお寺だらけで名前も似ているので、なかなか見つからなかったが何とかたどり着いた。

まずは、無人の回廊をヒタヒタ進んで、伽藍の中心となる本殿へ。

ウオーキング用の厚手の靴下を履いてきて正解でした。冬の京都のお寺さんは寒くて冷たいです。

ド迫力の本殿では、説明を聞きながら口をアングリして拝観。

                        ≪龍華飛翔の庭≫

                       ≪孟宗竹林の庭≫

                       ≪光琳曲水の庭≫

琳派を代表する尾形光琳のデザインといわれるお庭。

梅の蕾もかなり膨らんでおり、特別展開催中には見頃になる模様。

この後、尾形光琳の「寿老松竹梅三幅対」や酒井抱一の「観世音菩薩像」など、琳派の美術を堪能。

                    ≪日蓮宗本山 本法寺≫

14:30 妙顕寺から徒歩数分、本法寺に移動。

「本法寺」は、琳派の祖と言われる「本阿弥光悦」の菩提寺なのだそうな・・・。

                          ≪巴の庭≫

本阿弥光悦が作庭したと言われる「巴の庭」。

庭を見た後は、本阿弥光悦や長谷川等伯など、寺宝の絵画を堪能しました。

長谷川等伯の「佛涅槃図」は、とにかく巨大です。

               ≪真言宗智山派総本山 智積院(ちしゃくいん)≫

 

15:40 本法寺を出た後、ホテルに戻ろうと思ったが、何とかもう一ヶ所見れると判断し、タクシーで東山の「智積院」へ到着。

拝観受付終了間際に、かろうじてセーフ。

お庭は、残念ながら冬の工事で池の水が抜かれていたが・・・・。

長谷川等伯の「楓図」(国宝)、その息子久蔵の「桜図」(国宝)、堂本印象の数々の作品などは圧巻。

堂本印象の「婦女喫茶図」は、「何でお寺に、こんな・・・」という感じでした。

16:20 すばらしい襖絵や障壁画などを慌ただしく観賞して退出。

外に出たら、一日中降っていた雨も上がって夕陽が差していた。

急遽、ここから最も近い夕陽スポットの清水寺へ向かうが、到着と同時に厚い雲がまた出てきて撮影断念。

                           ≪二年坂≫

もう中国人しか歩いていない「二年坂」をトボトボと歩く・・・・・ 


冬の京都2 都七福神巡り5~7

2015-02-09 | 京都・奈良旅行記

2015年1月30日 京都の旅二日目

今日、京都地方には「大雪警報」が出されていた。

京都の雪景色を撮影するには絶好のチャンス。

「都七福神巡り」の後半は後回しにして、雪の絶景を撮影するべく計画を練り直す。

しかし、問題は担いできた一眼レフカメラの「絞り」が効かなくなったことと、セカンドカメラの予備バッテリーを昨夜どこかの飲み屋に落としてきたこと。

朝まだ暗いうちに目覚まし時計で起き、期待しながら窓の外を見ると、ナント雨。それもけっこう強い。

昨夜のうちにコンビニで買っておいたオニギリを食べながら、シバシ様子見。

7時を過ぎても雪にはならず氷雨が降り続いている。

けっきょく、「京の雪景色」はあきらめて、「都七福神」の残り三ヶ所を巡ることにする。

万福寺(布袋尊)→松ヶ崎妙円寺(大黒天)→赤山禅院(福禄寿)と廻る予定。

8:14 JR京都駅から奈良線で出発。

                        ≪黄檗山萬福寺≫

8:37 JR黄檗駅に到着。

万福寺の拝観時間は9時からなので、ノンビリ行こうと思ったが雨がけっこう強く、急ぎ足になって5分ほどで門前に到着。

少しフライングだが拝観の受付をしてもらえた。

上の図のように巨大なお寺さんだが、雨のせいか時間が早いからか参拝客は私一人。

山門をくぐって行くと、正面の天王澱に遠くからでもわかる巨大な布袋尊が金色に輝いている。

                       ≪万福寺 布袋尊≫

さっそく布袋尊をお参りし、順路に沿って広い広い伽藍を眺めて歩く。

万福寺は中国様式で建てられたということで、1984年に仕事のついでに廻った中国のいくつかの寺に雰囲気が似ていた。

とにかく広大な境内に物音ひとつなく、雨音だけがかえって静けさを強調していた。

本日一枚目、昨日から通算五枚目の御朱印をゲット。

9:45 万福寺をあとにして黄檗駅に向かう。

                ≪JR奈良線 黄檗駅 快速電車の通過≫

10:03 次の七福神(松ヶ崎大黒さん)に向かうため、奈良線で京都駅に戻る。京都駅からは市営地下鉄・烏丸線に乗り換え。

10:50 地下鉄北山駅で下車。松ヶ崎の大黒さんに行くには、次の松ヶ崎駅のほうが近いのだが、チョット財布の中身がアヤシクなって来たので、京都信金に立ち寄って現金を引き出す。

本来、地下鉄を降りたら3時間程度のウオーキングを予定していたが、雨が依然強いのでやむなくタクシーを利用することにした。

                    ≪松ヶ崎山大黒天 妙円寺≫

11:00 地下鉄北山駅前からタクシーで5分。松ヶ崎大黒天に到着。タクシーは待ってもらう。

五大送り火の「法」の字で有名な山です。

                    ≪右の建物が大黒堂≫

                        ≪なで大黒さま≫

身体の悪いところをナデながらお参りすると、必ず良くなるそうです。

この時間になると、他にも都七福神巡りをしている参拝客も何組か見かけるようになったが、皆さん雨の中を大きな色紙(都七福神専用護符)を濡らさずに持って歩くのが大変なようだ。

私は御朱印帳にして良かった、

本日二枚目通算六枚目の御朱印をゲット。

11:34 待たせていたタクシーで出発。

                        ≪赤山禅院≫

11:46 赤山禅院に到着。

赤山(せきざん)禅院は天台宗総本山延暦寺の塔頭で、本尊は赤山大明神。

お寺なんだか神社なんだか分かりにくいが、数珠をくぐって参拝する。

                      ≪赤山禅院 福禄寿殿≫

11:55 ついに七枚目の御朱印をいただきました。

                   ≪都七福神専用 御朱印帳≫

極力歩いて廻る積りだったのが、雨のためにタクシーを利用したので午前中に終わってしまった。

 六寺、一社。都七福神巡り満願です。

 

都七福神巡りコースデータ

◎一日目

   京都駅→<徒歩12分>→東寺(毘沙門天)→<タクシー17分¥1,400>→六波羅蜜寺(弁財天)

   →<徒歩10分>→ゑびす神社(えびす神)→<徒歩30分>→革堂行願寺(寿老神)

◎二日目

   京都駅→<JR奈良線23分>→万福寺(布袋尊)→<JR奈良線21分+地下鉄15分>→地下鉄北山駅

   →<タクシー5分>→松ヶ崎大黒天(大黒天)→<タクシー12分>→赤山禅院(福禄寿)

   <タクシー15分>→地下鉄鞍馬口駅

     ※タクシーで松ヶ崎大黒天と赤山禅院を廻るのに、今回は事情があって地下鉄北山駅から地下鉄乗鞍口駅まで

       利用(約¥4,500)しましたが、地下鉄松ヶ崎駅または叡山電鉄修学院駅が最寄の駅です。

       徒歩なら2時間コースです。

 

ウオーキングが目的で「七福神巡り」を計画したのに、残念ながら悪天候などで歩きは中途半端に終わった。

一日で七ヶ所巡ることも可能だと思うが、東寺と万福寺は拝観に1時間以上はかけたい。

 

「都七福神巡り」前半は、「冬の京都1 都七福神巡り1~4」をご覧ください。

 

 

 


冬の京都1 都七福神巡り1~4

2015-02-02 | 京都・奈良旅行記

2015年1月29日

今年最初の旅行は、冬の京都へ行って来ました。

まだ、ギリギリ正月の内なので、縁起の良い「都七福神」を巡ることに・・・・。

昨年の丁度今頃は、東京の「深川七福神巡り」をしたのですが、特に信心深い訳ではなく、趣味のウオーキングのコースとして選び易いというだけです。

10:38 東北新幹線、東海道新幹線と乗り継いで京都駅に到着。

10:46 八条口のコインロッカーに一部荷物を預け、まずは京都駅に一番近い「東寺(毘沙門天)」に向け徒歩で出発。

今日は、市内中心部の東寺(毘沙門天)→六波羅蜜寺(弁財天)→恵比寿神社(ゑびす神)→行願寺(寿老人)の四ヶ所を廻る予定。

                          ≪東寺 東門≫

11:00 意外にスンナリと東寺に到着。

境内をまっすぐ横切って毘沙門堂に行き、まずは「七福神」最初の参拝。

                       ≪東寺 毘沙門堂≫

                     ≪都七福神専用 御朱印帳≫

今回は、初めて「御朱印」をいただくことにした。

今まで幾多の神社仏閣をお参りしているが、面倒なので御朱印というものをいただいたことがない。

七福神巡りの場合、七ヶ所でだけで完結するので何とか出来そうだ。それに今は冬の閑散期で、並ぶ必要もない。

一枚の色紙(大護符)に七つの御朱印を入れてもらい額装する人が多いようだが、専用色紙の大きさが46cm×38cmと大きいので、ウオーキングに持って歩くのは辛い。

カメラバッグにも入る、小型の「都七福神」専用の御朱印帳を購入した。

納経所で初めての御朱印をいただく。

                    ≪東寺 毘沙門天の御朱印≫

いやぁ~。見事なものです。御朱印を集めている人の気持ちが分かります。

取りあえず目的は達成したが、せっかく東寺に来たのにこのまま帰っては勿体ない。

講堂と金堂を巡り、国宝と重要文化財だらけの仏像を観賞。あまりの素晴らしさに、ふた廻りした。

              ≪東寺 五重塔≫

東寺と言えば、五重塔があまりにも有名。

この冬は、この五重塔の初層が特別公開されているので、当然これも見学。

密教美術の世界にドップリと浸かりました。

「第49回京の冬の旅 非公開文化財特別公開」は、3月18日まで。

12:15 七福神巡りをしていたのを思い出し、慌てて東寺を出発。

次の目的地、「六波羅蜜寺(弁財天)」までは45~50分の歩きとなる。

歩きながら風景など撮影している時に、何と、一眼レフのカメラが故障。

立ち止まって調べるが、絞りが効かない。

歩くのをやめて東寺の門前に戻り、タクシーに乗って六波羅蜜寺に向かう。

車内でアレコレいじって見るが回復せず、取りあえずオートならスナップ写真は何とかなりそうだが・・・。

                        ≪六波羅蜜寺≫

12:32 六波羅蜜寺に到着。タクシーに乗ってしまったが、歩いてきたら多分道に迷っただろうと思う。

                     ≪六波羅蜜寺 弁財天≫

宝物館で、あの有名な、阿弥陀6体を口から吐き出している「空也上人立像」を間近に見てきました。

13:10 次の「えびす神社」に向けて出発。

本来なら徒歩10分ほどで着く距離だが、道を間違えたり昼飯が喰えそうな店を探したりしながら時間を大きくロス。

                      ≪恵比寿神社 ゑびす神≫

13:55 建仁寺わきの恵比寿神社に到着。

中の鳥居の上に「えびすさん」のお顔と熊手があって、熊手に上手くコインが乗っかると御利益があるのだそうで・・・・。

本日三枚目の御朱印をゲット。

14:10 本日四番目の目的地に向け出発。鴨川に沿って北上。

                      ≪革堂 行願寺 寿老神≫

14:40 革堂行願寺に到着。

                       ≪革堂の七福神≫

本日四枚目の御朱印をゲット。

                         ≪革堂の猫≫

14:55 本日の目標、「都七福神」のうち四ヶ所巡りは無事終了。もう一ヶ所くらいは行けそうな時間だが、残り三カ所はかなり遠く、冬の参拝時間も短いハズなので諦める。

17:00 四条通りなどをブラついた後、京都駅に戻って荷物をロッカーから出しホテルにチェックイン。

18:30 不調の一眼レフカメラをホテルに置き、セカンドカメラを持ってホテルを出る。

昼間は大勢の客で賑わったであろう清水周辺を歩く。

19:00前だというのに擦れ違う人もなく、少し怖い。一昨年の秋に同じ時間に来た時は、ライトアップを見る客でごった返していたのだが・・・・。

                         ≪八坂の塔≫

                         ≪三年(産寧)坂≫

                           ≪二年坂≫

                        ≪八坂神社≫

八坂神社で、本日最後のお参り・・・の、つもりだったが、先に7名ほどの外人さんたちがお参りしていたので、少し離れたところで終るのを待った。

一人の日本人と思われる人が、外人さんたちにお参りの作法を教えていた。

二礼の後に、鈴を二回鳴らし、二拍手。本殿の真ん中で一人ずつ一生懸命拝んでいる。

神様に対して決して「無礼」には見えないのですが・・・・。

二礼、二鈴、二拍手、一礼。

列をそっと外れて、先斗町に向かいました。