2020年1月22日 奈良旅三日目
今日は「大和七福八宝めぐり」の予備日にしていたので、特に何をするかは考えていなかった。
ホテルのフロント脇に「最古の日本刀の世界(春日大社 国宝殿)」というポスターが貼ってあった。フロントには、前売り券(¥1,000)もあるというので、これを購入して見に行くことにした。
9:30 ホテルを遅めにチェックアウトし、近鉄奈良駅前のバス停から春日大社に向かう。
バスを降りたら、駐車場には中国人団体客用の大型バスが10台ほど並んでいた。
春日大社の参道を歩いている参拝客は、どう見ても9割は中国人。
20日、21日の二日間は「大和七福八宝めぐり」で、葛城市、信貴山、橿原市、桜井市方面を歩いた。古刹や歴史ある神社を巡ったが、外国人は全く見かけなかった。
鹿たちも呆然と眺めている。
拝殿でお参りしようとしたら、周囲は中国人観光客で騒然としており、加えて数は少ないが関西弁のオバちゃんたちのケタタマシイ話声が聞こえてきて、気持ちが集中できない。
特別参拝料を払って拝殿奥に入れてもらおうとしたら、ここで「最古の日本刀の世界展」の割引券(¥800)が売られていて愕然。
<最古の日本刀の世界展 国宝殿>
何だか私には全く分からない世界に入ってしまいました。
会場内は列が出来て全く進まない。来場者は日本人の若い女性が圧倒的に多い。
ここに来てから、「刀剣女子」というのがブームなのを思い出した。
通常、美術館や博物館ではどんなに混雑していても、少しずつ移動しながら展示品を見るのが常識だが、ここでは女の子たちが太刀の前にへばり付いて見入っているので、列が動かないのだ。
オジサンはそれほど刀剣に興味があるわけではないので、女の子たちの後ろをチラチラ見ながら移動して、サッサと出てきた。
帰りの電車まで時間はたっぷりあるので、テクテク歩いて「興福寺」に向かう。
<興福寺 中金堂>
<興福寺 東金堂と五重塔>
興福寺も外国人だらけだったが、久しぶりに来たので「中金堂、東金堂、国宝館」を拝観。
猿沢池の畔に出て、シバシ今後の予定を検討。しかし名案も浮かばず、早めに京都へ移動することに・・・。
<奈良市 三条通り>
「三条通り」に出たら、またまた中国人の波。
中国人を嫌いではないし、日本を楽しんでいって欲しいが、こう多いとちょっとウンザリ。
中国人観光客をかき分けながら、近鉄奈良駅に向かう。
この時(1月22日)、まだそれほど「新型コロナウイルス」に危機感を持っていなかった。
中国人観光客も奈良の人々も、マスクを着けている人はあまりいなかった。私も着けていなかった。
近鉄奈良駅から乗った京都行き特急では、私の席の周りは全て中国人だった。
夜、家に帰ってニュースを見てから、徐々に心配になってきたが・・・。
この記事を書いている現在(2月5日)、あれから14日経過したが症状は出ていない。
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