旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

大和七福八宝めぐり⑥【安倍文珠院・大神神社篇】

2020-02-03 | 京都・奈良旅行記

2020年1月21日「大和七福八宝めぐり」二日目
       【安倍文珠院、大神神社篇】
昨日は午後から、「當麻寺中之坊の布袋尊」「朝護孫子寺の毘沙門天」。
今日は朝から「長谷寺の大黒天」「談山神社の寿老人」と回ったが、「大和七福八宝めぐり」はまだ半分しか回っていない。
12:00 タクシーで「安倍文珠院」に到着。
文珠院に来たのは2016年11月以来二度目。

           <奈良県桜井市阿部 安倍文珠院>
安倍文珠院は、7世頃創建された安倍一族の氏寺。「三人寄れば文殊の知恵」で有名な文殊菩薩を本尊とする。日本三大文殊の一つ。

                  <本堂>
入り口で御朱印をお願いして本殿に入る。

     <抹茶とお菓子>
部屋に案内されて、抹茶と落雁のお菓子で「おもてなし」を受ける。

本堂の参拝客は私一人しかいないので、作法は無視。干菓子の紙を回収してくるのを忘れた。

             <渡海文殊群像 国宝>
                         ※写真は境内のポスターから拝借
ご本尊にお参りしてから、間近まで寄って鑑賞。
中央、快慶作の騎獅文殊菩薩像は7mと日本最大の高さを誇る。
脇侍4体のうち、右から二番目の「善財童子」はなかなか愛らしく、私のお気に入り。

               <金閣浮御堂>
国宝を鑑賞したあとは、「金閣浮御堂」を拝観。
「大和七福八宝めぐり」の「弁財天」は、この御堂の中に祀られている。

           <七まいりおさめ札とお守り>
御堂に入る前に「厄除けおさめ札7枚とお守り」を頂き、7回厄除けの願掛けをした後に入場。
弁財天に参拝した。

                <弁財天>

                                    ※写真は境内のポスターから拝借

     

             <ご本尊の御朱印>

     

        <「大和七福八宝めぐり」弁財天の御朱印>
「大和七福八宝めぐり」の御朱印5枚目を拝受しました。

弁財天の参拝も済ませ、御朱印もいただいたので次は同じ桜井市の「大神神社」。
安倍文珠院から最寄りの駅JR桜井駅までは歩いて20分以上もかかる。時間を稼ぐために、またタクシーを使うしかない。
安倍文珠院の駐車場売店にある、タクシー呼び出し専用白電話(無料)で配車依頼。
12:50 文珠院を出発。桜井駅には行かずに、直接、「大神神社(おおみわじんじゃ)」に向かう。

        <奈良県桜井市三輪  大神神社 二の鳥居>
13:00 大神神社の二の鳥居前に到着。
ここで空腹耐え難く、お参りの先に昼食にした。
三輪に来たからには、昼食は絶対「三輪そうめん」。

            <三輪そうめんとちらし寿司>
13:20 食事処は昼時で混んでいたが、ソーメンなのであっという間に食べ終わり、参拝開始。

「大神神社」にはこれで三度目。
一度目は、三輪そうめんを食べに来て参拝。
二度目は、「山の辺の道」の古道歩きで、天理市の「石上(いそのかみ)神宮」から歩いて来た。

これまで回ってきたところは参拝客がガラガラだったが、さすがに大神神社は人出が多い。


  
            <大神(おおみわ)神社 拝殿>
大神神社は、日本で最も古い神社。
三輪山をご神体とするため本殿はなく、拝殿から「三ツ鳥居」越しにお参りする。
この神社の始まりは、「日本書紀」「古事記」に書かれてあるようですから、そちらをお読みください。
拝殿に向かい厳かに参拝。その後、拝殿脇の御朱印受付で「大神神社」の御朱印をいただきました。

     

             <大神神社の御朱印>

     

         <「大和七福八宝めぐり」の御朱印>
「大和七福八宝めぐり」の御朱印は「参集殿」に行くように言われた。
御朱印帳を持ち込んだところ、「大和七福八宝の御朱印は、専用の【七福八宝お福掛け】にする規則だ」と叱られた。しかし、丁寧にお願いして「三輪明神」の御朱印を拝受。これで「大和七福八宝めぐり」の御朱印6枚目。

残るはあと2か所。
次は、大神神社から徒歩8分のJR三輪駅から、橿原市の「おふさ観音 恵比寿天」へ向かう。
が、大問題発生。三輪駅で14:03発和歌山行に2分差で乗り遅れ。
次の電車まで1時間もあるので、しばし途方に暮れる。
                     ・・・【おふさ観音。久米寺篇】につづく



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