2019年5月21日 八重山旅行三日目
昨日の夕方は少し雨が降ったが、今日も梅雨とは思えない青空。
今日は西表島が初めての相棒を案内して、一日島内をドライブする。夕方には石垣島に渡る。
早朝散歩をした後、7時には朝食を済ませる。
昨夜のうちに荷造りは済ませてあるので、チェックアウトまで日本最南端の温泉に浸かりながら、観光コースを思案。
≪二泊した部屋とレンタカー≫
西表島観光と言えば、船でしか行けない舟浮集落見物、浦内川のマングローブクルーズ&滝巡りトレッキング、由布島の水牛車渡し、水中観光船じゅごんでサンゴ礁見物など候補はいくつもあるが、相棒が、古い集落のタタズマイを見たいと言う希望なので、祖納・干立(星立)集落をメインに見て歩くことにする。(星砂の浜は昨日行っている)
昨夜食事をした「字南風見」で聞いた情報では、白浜港でハーリー(海神祭)に出漕するサバニの訓練が行われているらしい。これもぜひ見てみたい。
≪日本最南端のバス停 豊原≫
9:30 ホテルをチェックアウト。
まず、ホテルのすぐ近くにある「日本最南端のバス停」から県道を全線走って、終点の白浜港にある「日本最西端のバス停」を目指す。
途中の「子午線モニュメント」で車を止め、シバシ休憩がてら見物。
西表島を、東経123度45分6.789秒の子午線が通っている。
「子午線モニュメント」脇の田んぼでは、「アマサギ」が乱舞していた。
≪白浜港≫
10:57 白浜港に到着。
10:55の舟浮集落行き連絡船が出たばかりなので、港は静寂そのもの。
≪日本最西端のバス停 白浜≫
白浜港岸壁の前にある「日本最西端のバス停」。以前来た時は県道沿いにあったハズだが、ここに移設されたようだ。
≪ハーリーで競漕するサバニ船≫
もうじき、ここ白浜港で開催される「ハーリー(海神祭)」に出漕するサバニ船が、ズラリと並べられてあった。
練習風景だけでも見たいと思ったが、夕方からだと言うので断念。
白浜港にも「子午線モニュメント」があった。
11:30 白浜港を出発。
次は県道を少し戻って、祖納・干立の集落を見に行く。
ここは、西表では最も古い集落。琉球王朝の役所もあった、かつての西表島の中心地。
≪新盛家住宅≫
沖縄県で最も古い木造建築。茅葺屋根でサンゴの石垣やフクギで囲まれている。
国の重要無形文化財指定 節祭(しち)が行われる御嶽【祖納】。
左の島が祖納のシンボル「まるま盆山(まるまぼんさん)」
祖納の隣の集落「干立(星立)」へ移動。
強烈な北風から家を守るフクギの垣根とサンゴの石垣。かつての集落のタタズマイを今に残す。
祖納と同じ節祭の聖域。
12:40 かなり長居しすぎたので慌てて移動。食堂を探しながら東部の大原港方面に戻る。
≪月ヶ浜(トゥドゥマリ浜)≫
≪大見謝ロードパーク展望台≫
≪由布島 水牛車渡り≫
14:00 結局、昼飯を喰えないまま大原港に到着。水中観光船じゅごんも欠航。
西表島内の食堂は2時になったらほとんど閉めてしまうので、港近くのスーパーで奇跡的に2個だけ残っていた弁当を買って、港の東屋で遅い昼食。
16:30の便で石垣島に渡る予定だったが、それまで他にやれることもないので、レンタカーを返却し13:30の便で石垣島に向かう。