旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

帰る前に今日も古城

2017-10-28 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月14日 沖縄本島三日目

五泊六日の沖縄の旅も、今日が最終日。

私の旅は、いつも帰る日は一番天気が良くなるのだが、ホテルのベランダに出て見ると、今日はけっこう強い雨と風。

                    ≪恩納村 ルネッサンスビーチ≫

朝、早めにホテルを出て、昨日行けなかった「万座毛」を見てから那覇に戻ろうと思っていたが、こんな時に海を眺めてもショウガナイので断念。

折角リゾートホテルに泊まったのだからと、部屋でノンビリ。

専用のラウンジが開いたところで、チェックアウトとキャリーバッグの宅配を手続き。ついでにコーヒーをご馳走になりながら、帰り道の情報収集。

いちいち1階のフロントまで行かなくてもいいので、かなり便利だ。ラウンジでは、軽い朝食もとれる。

10:45 ホテルを出発。レンタカーで、雨上がりの国道58号線を那覇方面に南下。

一旦は残波岬を目指したが、途中で考え直して読谷村の座喜味城跡に向かう。

                       ≪座喜味城跡≫

11:05 座喜味城跡に到着。

昨日見た「今帰仁城跡」の雰囲気が良かったので、今日も古城を訪ねることにした。

古城跡と言うにはやや綺麗すぎる。ここは、戦時中、アメリカ軍の徹底的な爆撃で壊滅状態になったらしいが、今では、新品同様に整備されている。

やたらと若い女性客が多い。最近は「古城女子」と言うような流行があるのでしょうか・・・。私がいる間は、9割以上がオネェチャンたちでした。

15分ほどで見学を切り上げ、国道58線を那覇に向かう。

今日は土曜日だから渋滞はしないだろうと思っていたが、随所でハマってしまう。

やはり沖縄自動車道で帰ればよかった・・・と後悔しながら、なんとかフライトの1時間前にレンタカーショップに到着。

今日も、まともに落ち着いて昼飯を喰えなかった。

14:05発の仙台便で無事帰還。

西表島は今回もハードで楽しかったが、沖縄本島は「今帰仁城を見たから、まあ、イイか」という感じ。


沖縄の古城に佇む

2017-10-28 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月13日 沖縄本島二日目

ホテルの部屋から見た天気は上々。

沖縄本島を一日観光できるのは今日しかないので、何処を見るか随分と悩んだが、いつか見たいと思っていた「今帰仁城(なきじんじょう)」をメインに考えて、すぐ近くにある沖縄観光第一位の人気だという「美ら海水族館」に先に立ち寄る。あとは時間次第。

9:15 レンタカーでホテルを出発。まず、沖縄自動車道を利用して、美ら海水族館に向かう。ノンビリしすぎて出発が1時間以上遅れた。

10:30 途中で渋滞に巻き込まれながらも、何とか無事に「美ら海水族館」に到着。

運良く、立体駐車場の一階に車を停められた。青空駐車場は是非とも避けたかったのでラッキー。

                    ≪沖縄美ら海水族館≫

一時間ほど見て移動しようと思っていたが、気がつけば2時間経過。

12:30 水族館を出発。近くのコンビニで弁当を買い、車の中で昼飯。

13:00 水族館から車で10分ほどの、今帰仁城に到着(今帰仁村=なきじんそん)。

          ≪世界遺産 今帰仁城(なきじんじょう、なきじんぐすく)跡≫

                    ≪今帰仁城正門とネコ≫

撮影している時は知らなかったが、後で調べてみると、けっこう有名な猫なのだそうだ。

近づいても全く逃げない。

ほとんどが美しい曲線を描いている城壁。

沖縄県内で最大級の城跡で、世界遺産、国の史跡、日本100名城。

高いところから見ると、30数年前に中国で見た万里の長城に似ている。

石垣の向こうに、コバルトブルーの海が美しい。日本国中で沢山の城跡を見てきたが、こんなに景色の良いのは初めてだ。

ほとんど石垣の遺構しかないが、沖縄に行ったら見る価値は最大(好みにもよりますが・・・)。

14:30 今帰仁城見学終了。

予定では、ここで12:00のハズだったが、2時間半の遅れ。このあと、古宇利島や万座毛を見に行く予定にしていたが、「今帰仁城」で十分に満足したので、ホテルに戻ることにする。

16:00 ホテルに戻る。せっかく巨大なリゾートホテルに泊まっているのだからと、プールやビーチをブラついてみたが、オッサン一人旅にはあまり面白くないので、早々に切り上げて温泉大浴場に行く。

18:00 ホテル近くの「おんなの駅」まで散歩。「おんなの駅」という名前にソソラレるが、恩納村の「道の駅」というだけの話。お土産をドッサリ買い込んで、宅配を依頼。

20:00 今日もホテルで夕食。私の泊まっている11階のラウンジで、レストランをチョイスしてもらい予約を頼む。

今夜は沖縄最後の夜なので、沖縄料理を喰いながらオリオン生ビールをグビグビ飲むつもりだったが、どこで間違えてしまったのか、ワインを飲みながらナイフとフォークでフレンチとなってしまった。出来れば一番避けたいジャンルだった。


西表島から本島恩納村へ

2017-10-28 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月12日 西表島四日目、沖縄本島一日目

今日は、西表島を出て沖縄本島に向かう。

八重山の旅行は今回で10回目となるが、飛行機の乗り継ぎ以外では沖縄本島に立ち寄るのは初めて。

過去に一度だけ久米島の出張の帰りに那覇に立ち寄ったが、会社から緊急の呼び出しを受けて急いで帰ったので、ほとんど何も見ていない。

西表島では、初日にナイトツアー、二日目秘境ナーラの滝カヤック&トレッキング、三日目鍾乳洞写真撮影とアクティビティに明け暮れたので、かなり疲れ気味。

沖縄では、ノンビリしたい。

6:50 三泊したホテルをチェックアウト。

今日の朝飯の権利を放棄して、レンタカーで島の反対側の大原港に向かう。

県道の一番ハジ、南風見田の浜までドライブしたものの、時折雨が降る天気なので写真も撮らずに大原港でレンタカーを返却。

8:45 高速艇で石垣港に向かう。タクシーとANAを乗り継いで、那覇空港に到着したのは11:55。

沖縄本島はほとんど初めてと同じなので、那覇に二泊して観光しようと思ったのだが、いつも利用している旅行代理店のオネェチャンに任せたら、予約してくれたのは恩納村のリゾートホテルだった。

家に戻ってからインターネットで調べたら、イルカショーやポリネシアンショーなどやっている大型ホテルだった。オッサン一人旅の私には向かないホテルだと思い、翌日、ホテルの変更をお願いしに店まで行ったら、代理店一押しのホテルだからと押し切られてしまった。

そもそも、恩納村て何処にあるのか知らなかったのだが・・・。

クイック・チェックインサービスを利用したものの、レンタカーを借りだすまでに90分近くかかってしまった。沖縄本島では、個人の旅行者はほとんどレンタカーを借りるので、レンタカーショップの中はキャリーバッグを持った人々で、ゴッタ返していた。

13:30 那覇から沖縄自動車道をヒタスラ北上して恩納村へドライブ。

15:00 ホテルの前を通り過ぎて数分のところにある「琉球村」という観光テーマパークへ到着。

普通、私はこういう所へは来ないのだが、手っ取り早く沖縄文化に浸れるかと思い訪れた・・・、と言うよりは、ホテルに近かったので・・・。

                        ≪琉球村≫

まずは古民家巡り。

 

                    ≪道ジュネ―≫

16:00 「道ジュネ―」というアトラクションが、中央広場で始まった。

パンフレットによれば、道ジュネ―というのは、「年中行事で見られる、民謡からエイサーまでの複合パレード」なのだそうで、短時間ですべて見られてお得。

 

16:50 急にスコールが降る中、レンタカーで今日の宿に向かう。

17:00 ホテルに到着。

さっそく、ホテル内にある温泉大浴場で西表島の疲れを癒す。

19:00 散歩を兼ねてホテルの近くの居酒屋を二軒ほど覗いてみたが、予約がないとダメなようなのでホテルに戻る。

20:00 数か所あるレストランの中から、誰も並んでいなかった日本料理の店で琉球定食の晩飯。


西表島の鍾乳洞を撮る

2017-10-22 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月11日 西表島三日目

昨日、秘境ナーラの滝まで往復4時間半ほどシーカヤックを漕いだので、身体は疲れ切っていたはずだが、昨夜はエアコンの音で二回も目が覚め、やや寝不足。

エアコンをつけたまま寝る習慣がないので、西表島に来るといつも夜中に目が覚める。

今日は、リクエストのスペシャル・ツアーで、鍾乳洞にモグって写真撮影。

8:30 西表島に来るたびにお世話になっている「西表島ジャングルトレッキングゆくる」のガイド桑原氏が、ホテルのロビーまで迎えに来てくれた。

車に乗ってから、近況報告などして、まずは足慣らしにクーラの滝に向かう。

9:30 県道脇に車を停めて、ジャングルに入る。

軽めのコースのようだが、一応、ヘルメットにフェルトブーツ、レッグガードを装着してトレッキング開始・・・、と言うほどのこともなく、アッと言う間に滝に到着。

ここで大失敗!。

昨日はシーカヤックのツアーだったので、一眼レフカメラを濡らさないように防水バックで密封して持ち歩いたのだが、今日も同じ様にしてしまい、滝の前でカメラを取り出したら、結露でレンズは激しく曇りボディーは水をかけたようにビショビショ。使えるようになるまでに、悪戦苦闘した。

エアコンのきいたホテルの部屋で、カメラを密封したのがソモソモの間違いだったのだが、昨日は全く曇らなかったので気が回らなかった。(ブログ用の写真は、主に防水のコンパクトカメラを使用している)

このクーラの滝は密林にスッポリ囲まれ、湿気は飽和状態で、気温は今日も32℃。空気が重くまとわり付いて、汗が猛烈に噴き出す。

何とか撮影したものの、滝の水量はショボショボ。周囲の雰囲気が良いのに残念。西表島はこのところ台風の直撃もなく、水不足らしい。昨日のナーラの滝もやや迫力に欠けていた。

ニ、三枚写真を撮ったところで、幼い子供たちを連れたツアー一行が来たので、我々は滝上に避難。滝上では少し休憩しただけで、車に戻った。

11:10 大見謝ロードパークに移動。

展望台の下で、少し早めの昼食。桑原氏が準備している間、私は展望台へ。

                 ≪大見謝ロードパークの展望台から≫

今日の天気予報は最悪のハズだったが、何故か快晴。

遠くに、サンゴ礁に囲まれた「鳩間島」が見える。

 

                 ≪桑原氏自慢の八重山ソバ≫

12:40 いよいよ今日のメインイベント、鍾乳洞の撮影に向かう。

クワズイモの葉っぱに隠れた竪穴の入口から、ケービング開始。

私は、簡易ハーネスに命綱をつけてもらい、コブロープにつかまりながら慎重に降りる。

ハーネスやらカラビナなどを身体に着けると、探検隊気分が出て楽しい。

ヘッドランプを頼りに暗闇の奥に進む。水場では、腰まで浸かってクールダウン。

天井が抜けたところでは、太陽ビームが差し込むと信じてシバシ待つ。

    

徐々に洞窟内に差し込んで来た太陽光線に感動。写真撮影も忘れて呆然。

   

そもそも、この鍾乳洞撮影は私のリクエスト・ツアーなので、撮影場所の構想は練ってきたつもりだったが、暗闇に入ってしまうと、何処が何処やら分からない。この鍾乳洞には三回も入っているのだが、記憶が曖昧。撮影ポイントはガイドの桑原氏に任せるしかない。

ライティングも自分で考えようと思って来たが、足場が悪い上に真っ暗闇なので、オジサンには無理。桑原氏が、身軽に洞窟内を走り回ってセッティング。

50枚ほど激写して、鍾乳洞撮影終了。

 

14:30 地上に無事生還。いつもは、左上写真の様に極々狭い隙間を地に潜るようにして海へ脱出するのだが、今日はカメラ機材などがあるので、入洞した竪穴から地上に戻った。

いつも勝手気ままなリクエストに応じてくれる、「ゆくる」の桑原氏に感謝!!

15:30 ホテルに戻り、さっそくシャワーを浴びて泥と汗を流す。

16:30 トゥドゥマリ浜(月が浜)に出てみる。べた凪の波打ち際に、家族連れがニ、三組。少し前にスコールを降らせた雲が、まだ太陽を隠していた。

17:30 一昨日、ホテルに到着して以来、全く走らせていなかったレンタカーで、宇那利崎(ウナリ崎)に行く。

ウナリ崎公園の展望台に上がって見ると、かなり良い感じで日没のシーンを撮影出そうだったが、太陽の辺りに急に雲が湧き出して来てザンネン!。

公園内では、父娘とヤギ一匹がローラースケート。 


秘境ナーラの滝を目指す

2017-10-22 | 八重山・西表島旅行記

2017年10月10日 西表島二日目

今日は、一度は行ってみたいと思っていた「秘境ナーラの滝(カヌー&トレッキング)」へ行く。

長時間シーカヤックを漕いで、さらに山道・沢道をかき分けてやっとたどり着く、秘境中の秘境と言われている。

ガイドは、昨夜のナイトツアーと同じカヌーツアー・ショップ「オハナアウトフィッターズ(OHANA OUTFITTERS)」の國見氏。今年立ち上げたばかりの新しいショップだが、オーナーガイドの國見氏は西表ではベテランガイド。

実は、ナーラの滝に行くのは半ば諦めていた。

私の場合、西表島へはいつも一人旅なので、長距離のシーカヤックを漕ぐということになると、シングル艇を一人で漕ぐか、タンデム艇(二人乗り)に他の人と相乗りと言うことになる。年齢を考えると、シングル艇では体力に問題があり、相乗りだと気ままに写真などを撮るのも気が引ける。

私が西表に来始めたころは、ナーラの滝に行けるのは、シーカヤックのベテランか体力に自信のある若者だけ、とされていた。そのため、二回断念している。

今回は、年齢的にもこれが最後のチャンスと判断。

西表の知人に紹介されて國見氏に電話を入れたら、こちらの希望(タンデム艇でガイドの前に乗せてもい、時々写真撮影)を快諾していただいた。

泊っているホテルでも「秘境ナーラの滝」ツアーを催行しているが、片道はエンジン付きの遊覧船を使うので、エコツアーとしては「邪道」と判断。往復ともシーカヤックのツアーを選択した。

赤い線がナーラの滝へのツアーコース                    国土地理院

9:30 ホテルのロビーで國見氏と合流。さっそく車でシーカヤックの出発点、白浜港へ向かう。

         

                   ≪白浜港≫

10:10 白浜港脇のカヌー乗り場を出発。たった一艘でナーラの滝を目指す。

他のツアーショップより随分と遅い船出だが、國見氏がいろいろ考えて時間を設定してくれた。

                      ≪仲良川河口部起点付近≫

波の穏やかな湾内を500mほど漕ぎ、左手に「二級河川 仲良川基点」の道標を見ながら、いよいよ仲良(ナカラ)川に入る。

ここからは、マングローブの川を約14km遡る。

この「ナーラの滝」ツアーを催行するショップは、どこも「秘境」探検を売り物にしているようだ。

仲良川は、ここに至る道路もなければ当然、橋も架かっていない。両岸は見渡す限り鬱蒼としたジャングルだ。

太古の昔から続く大自然のような雰囲気だが、調べてみると実は少し違うようだ。

ガイドの國見氏の説明でも、河岸の林の奥には田んぼの痕跡があるようだ。

西表島の歴史が書かれた文献を見ると、以前は仲良川に沿ってかなり奥まで田んぼが続いていたらしい。西表島は水量が豊富なので、八重山諸島では数少ないコメが採れる島だった。奥には段々畑もあったようで、ミカン畑の跡も見られるようだ。

さらに、周辺には炭鉱もかなりあったようで、右岸の山の反対側の木炭浜というところで、私も炭鉱の入口を見たことがある。

 

                ≪木炭浜と炭鉱跡 2011年撮影≫

また、建材用の木材の切り出しも盛んだったようで、今はジャングルに覆われた西表島だが、ほとんど大木・老木を見ることがない。

これらの作業船や運搬船、釣り船やイノシシ狩りの船などで、昔の仲良川はかなり賑わっていたと思われるが、今は川岸に残る桟橋の残骸などからしか、当時を思い起こすことはできない。

西表島では、他の川沿いにも田んぼや炭鉱の痕跡を見ることができるが、今はほとんどが廃墟となりジャングルに覆われている。

 

              ≪ウタラ川沿いの炭鉱跡 2010年撮影≫ 

西表島は大自然が残る島ではなく、マラリアの蔓延など、暗い歴史が大自然に戻した島なのだろうと思う。(あくまでも個人の意見です)

潮が満ちてマングローブの頭だけが出ている水域を進む。この辺りのマングローブは、台風でなぎ倒された後に復活した場所だということで、周辺の若木はどれもまだ背が低く、満潮時の今はかなり水没していた。(たぶんヤエヤマヒルギ)

今日は気温が32度ほどありかなり蒸し暑いが、川面を渡る風が心地よくてあまり汗もかかない。やはり10月に来てヨカッタ。

マングローブの流域を過ぎると、川は急激に幅が狭くなる。

季節外れの「サガリバナ」もけっこう浮かんでいて、これから咲くツボミも見られた。

12:17 カヤックの終点に到着。休まず漕いできて、ここまで2時間余り。

12:25 これから先は、カヤックを置いてトレッキングとなる。

上陸してすぐに、「サキシマカナヘビ」を発見。ジッとこちらを見つめてなかなか可愛い。

キノボリトカゲをからかったり、花を眺めたりしながら山道を進む。すでに帰り道の、他のツアー3組とすれ違う。

 

沢渡りなどもあって・・・。

前方に、滝が見えて来た。

13:05 念願かなって、秘境ナーラの滝に到着。

動植物のレクチャーや他のツアーとのすれ違い待機などもあって、40分ほどのトレッキングだった。

滝周辺には、すでに誰もいない。

                      ≪ナーラの滝(仲良川の滝)≫

独占状態で滝を満喫。滝は雄大だが、水量はイマイチか・・・。

一眼レフカメラとミニ三脚を担いできたので、一応スローシャッターで撮影。

前回の「ユツン三段の滝」の時も、滝をスローシャッターで撮影してみたが、やはり南の島では高速シャッターが合う様だ。

ガイドの國見氏の奥さん手作りのお弁当をいただいた後、コーヒーや果物で癒されつつ、ノンビリ滝を眺めて過ごす。

14:35 滝を出発。もう少しマッタリしていたいが、明るい内に白浜港に戻るにはもう時間的に限界。再びジャングル・トレッキング。

15:05 ナーラの滝から復路は30分ほどで船着き場に到着。白浜港へ向けて漕ぎ出す。

下りはシラサギが数羽現れて、カヤックを先導。 

下流域になると、小さな鳥たちもカヤックの周辺を飛び回る。干潮になって、餌を採りやすくなったようだ。望遠レンズを持って来ていないので撮影は無理。

16:40 干潮でできた干潟に上陸して、ビーチコーミング。

ヒルギの落ち葉が突き立っているのは、シオマネキ(カニ)の巣穴か・・・。

トントンミー(トビハゼ)もウジャウジャ歩き回っている。

夕陽が眩しい広大な干潟。往路では、完全に水没していたのだが・・・。

再び漕ぎ出し白浜港に近づいてきたら、無事帰還を祝福するように、山の向こうに虹が出現。

虹は次第に近づいてきて、白浜小学校の屋根から立ち上がるようになった。このまま我々の頭上を越えて行ってしまうのではないかと錯覚するが、そんなことはあり得ない。

どうも、正面の黒い雲が小雨を降らせながら、どんどんこちらに近づいて来ているかららしい。パラパラと雨粒も落ちて来た。

17:30 白浜港に到着。予報では傘マークも出ていたが、幸い天気にも恵まれ、念願だった「秘境ナーラの滝」は、達成感のある楽しいツアーでした。

オジサンの希望を叶えてくれた、オハナアウトフィッターズのガイド國見氏に感謝。

20:30 ホテル近くの「キッチン イナバ」に飛び込みで入り、生ビールをグビグビ。西表名物イノシシ汁を食べたが、隣の席の人が食べていたガザミパスタにすれば良かったと、反省。イノシシ狩りの解禁は、来月11月からでした。

明日は、鍾乳洞撮影に挑戦する。