旅たび写真缶

小さい旅から大きい旅まで、時にはいい歳して恥ずかしい旅まで、写真旅日記。

若冲展を見に福島へ

2019-04-26 | 旅行

2019年4月24日

若冲展を見に福島に行ってきました。

久しぶりの高速道路のドライブでやや緊張気味。

ゴールデンウイーク前の平日で、ちょうどお昼時という時間帯を選んで会場入り。

しかし思惑はハズレて、福島県立美術館の駐車場は満杯で入れず。

路上で1~2時間待ちの状態だという。

やむなく、係員の誘導でMAXふくしまというイオンモールに駐車。

福島県立美術館までは、徒歩20分弱。

  ≪福島県立美術館≫

やっと受付にたどり着いたら、なんと待ち時間ゼロ。

単純に駐車場のキャパシティーが足らないだけ。

≪東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展  福島県立美術館≫

 

   ≪上の作品は、ロビーのフォトスポットで撮影≫

数年前に仙台・盛岡・福島で開催された「若冲が来てくれました」展よりは見劣りのする内容ながら、一時間半ほどかけて堪能。

駐車場までテクテク戻り、近くのソバ屋でかなり遅くなった昼食。

「春 ランチでクーポン」という、ソバと天ぷらと海鮮丼と小鉢のセットを注文。

メニューに印刷されたクーポンをスマホに撮り、スタッフに画面を見せると1,000円。


沖縄の世界遺産と汚水蓋

2018-10-31 | 旅行

2018年10月20日 沖縄本島三日目

14日に宮古島に入って以来、沖縄の旅も今日で7日目、最終日。

昨日に引き続き沖縄の世界文化遺産を巡り、13時には那覇空港に入りたい。

沖縄世界遺産を回る前に、ホテルでもらったガイドブックに「首里金城町石畳道(しゅりきんじょうちょういしだたみみち)」と言うのが載っていて、興味が沸いたので先に行ってみることに・・・。

ホテルのフロントで行き方を聞いたら、「タクシーで行った方が良い」と言う返事。

9:00 チェックアウトしてタクシーを呼んでもらい出発。

                    ≪首里金城町石畳道≫

時間がないので、石畳道の中間地点で降ろしてもらう。

石畳の途中から見える風景もなかなか良い。

この後は、いよいよ沖縄世界遺産の残りを巡る。

沖縄の世界文化遺産に登録されているのは9ヵ所。

その内、すでに写真に収めたのは、以下の5ヶ所。

       ≪今帰仁村 今帰仁城跡(なきじんじょうあと) 2017年10月撮影≫

        ≪読谷村 座喜味城跡(ざきみじょうあと) 2017年10月撮影≫

      ≪うるま市 勝連城跡(かつれんじょうあと) 2018年10月19日撮影≫

     ≪北中城村 中城城跡(なかぐすくじょうあと) 2018年10月19日撮影≫

         ≪南城市 斎場御嶽(せーふぁうたき) 2018年10月19日撮影≫

残るはあと4カ所。午前中だけで全て回れるか・・・。

                  ≪那覇市 玉陵(たまうどぅん)

残り3ヶ所のうち、首里城跡と園比屋武御嶽石門は十数年前に見ているが、たぶん写真を撮っていなかったハズなので行ってみる。

首里城跡には、沖縄芸大側から入った。ネコがお出迎え。今帰仁城跡のネコは有名だが・・・。

               ≪那覇市 首里城跡(しゅりじょうあと)≫

沖縄世界遺産のポスターやガイドブックなどに必ず出てくる朱色の「正殿」は、実際には世界遺産ではない。

           ≪那覇市 園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)

これで9ヵ所中、8ヶ所制覇。

残るは「識名園(しきなえん)」と言う庭園だけ。しかし、これを回ると帰りのフライト時間にかなりきわどい。

タクシーの運転手に、「あれは出来れば見ないで欲しい!」と言われたことを思い出し、今回は8カ所目で終了とする。

最後の一か所は、また那覇に来る理由としたい。

「ゆいレール」に乗って、那覇空港に向かう。

【世界遺産とは全く関係ありませんが・・・】

私はマンホール・マニアではありませんが、何かを撮影している時に、足元のマンホールに気がつけば撮る場合もあります。

 

          ≪那覇市≫               ≪知念村≫

知念村は、2006年に近隣と合併して南城市となっているので、今後レアものになる可能性はあります。しかし、汚水マンホールの蓋のデザインが、沖縄で最も神聖とされる「斎場御嶽と久高島」と言うのには驚きです。

                

汚水蓋だと思われるが、これも超レアもの。道の雰囲気にマッチしている。

※未使用品(沖縄各地の汚水蓋)

 

 

 


世界遺産のグスク巡り

2018-10-31 | 旅行

2018年10月19日 沖縄本島二日目

沖縄の世界文化遺産は9ヵ所。

昨年、「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」と「座喜味城跡(ざきみじょうあと)」を訪ねている。今回は、今日と明日で残り7ヶ所を出来るだけ見たい。

今日は、まず「勝連城跡(かつれんじょうあと)」と「中城城跡(なかぐすくじょうあと)を目指す。

                  ≪ゆいレール 旭橋駅付近≫

8:33 レンタカーを借りるため、旭橋駅から「ゆいレール」に乗って「おもろまち駅」へ移動。

              ≪ゆいレールおもろまち駅前 Tギャラリア≫

8:43 おもろまち駅に到着。隣接する「Tギャラリア」の玄関前で開店を待つ。

9:00 開店と同時にレンタカーの受付カウンターに駆け込み、あっと言う間に手続き終了。

Tギャラリアには、主なレンタカー会社がほとんど入っている。

ホテルの近くや空港近くにもレンタカーショップはたくさんあるが、手続きに時間がかかり過ぎるし、那覇名物の朝夕のラッシュにハマりやすい。

勝連城跡や中城跡は那覇の北にあるので、「ゆいレール」で繁華街を縦断し「おもろまち」の「Tギャラリア店」で車を借りれば、ラッシュをある程度避けられると考えた。

ただしTギャラリアの開店が9時なので、遠くに行くにはスタート時間が遅すぎる。

予約してあるので5分ほどで手続きは終了。車の引き渡し場所に行くのに迷ってしまったが、ナントか一番前に並んでいる車に乗り込み出発。

             ≪世界文化遺産 勝連城跡(かつれんじょうあと)≫

10:20 うるま市の「勝連城跡」に到着。

駐車場の休憩所で態勢を整え、グスク・トレッキング開始。(入場無料)

あまりに美しい城壁にア然。

 

                      ≪海中道路≫

城壁の上から、「海中道路」が見える。このあとドライブするつもりだったが、まあ、上から見たからもういいでしょう・・・。

詳しくはこちら

11:30 勝連城跡を出発。中城城跡に向かう。

12:00 北中城村の中城城跡に到着。チケット売り場の前から、オジサンがゴルフカートで正門前まで送ってくれる。上り坂なので助かる。

            ≪世界文化遺産 中城城跡(なかぐすくじょうあと)≫

完璧に整備された「勝連城城跡」は美しかったが、戦災の影響も少なく古城の面影を残す「中城城跡」もまた趣がある。

曇ってしまったが、かえって雰囲気があるかも・・・。

城の隣に、何やら怪しげな廃墟がありました。

 

詳しくはこちら

中城城跡の見学を終了して、本日の目的達成だが時間が大分余ってしまった。さらに南下して世界遺産の「斎場御嶽」に行くことにする。

13:00 中城城跡を出発。

                     ≪南城市地域物産館≫

14:10 途中のコンビニで昼飯休憩を入れて、「南城市地域物産館」に到着。

物産館前の駐車場に誘導され、ここで斎場御嶽の入場券を購入。

トイレ休憩の後、ここからは斎場御嶽まで徒歩10分で移動。

遊歩道のような道を行くのかと思っていたら、国道を横断し、住宅街の様なところを歩く。

 

             ≪世界文化遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき)≫

琉球王国の創世神「アマミキヨ」が作ったといわれる王国最高の聖地。

                    ≪三庫理(サングーイ)≫

外人観光客などでゴッタガエス名所だが、奇跡の一瞬、無人の聖域。

                    ≪拝所から見た久高島≫

詳しくはこちら

 

物産館の二階で、絶景を楽しみながらクールダウン。

今日は世界遺産二ヵ所(勝連城跡、中城城跡)を訪れるつもりだったが、「斎場御嶽」も見ることができた。

15:40 那覇に向けて出発。中城城跡から那覇に帰る予定だったのが、だいぶ南下してしまったので、結局、Tギャラリアには那覇中心部を通ることになり、各地で渋滞にハマってしまった。

16:50 Tギャラリアに到着。レンタル時間が17:00だったのでギリギリ。

この後、「国際通り」に出てお土産でも探し、ついでに夕飯を喰って帰ろうかとも思ったが、ああいう所はオジサン向きではないと思い直し、そのまま「ゆいレール」でホテルに帰る。


宮古島から沖縄本島へ

2018-10-30 | 旅行

2018年10月18日 宮古島五日目

宮古島最終日。今日は昼には沖縄本島に渡る。

チェックアウトまでホテルの庭を散策。

数年前、初めてこのホテルに泊まった最終日。やはり午前中この庭で時間をつぶしていたら、頭上の枝に、リュウキュウキンバトが止まっていた。今回は・・・。

                      ≪シロハラクイナ≫

 

ホテルの池にマングローブが茂っているのは驚きだ。通りかかった庭師の方に聞いたら、海水を引き込んでいるのだそうだ。

12:10 定刻に宮古空港をフライト。那覇空港に向かう。

いつものように那覇空港上空で着陸待機となり、結局、大幅遅れで着陸。

今日はこれから「エイサー」でも見ようかと思い、「おきなわワールド」へ行く予定。飛行機が定刻通りに着陸したら、モノレールとバスを乗り継いで行くスケジュールだったが、スーパーエイサーの開演(14:30)まで間に合いそうにない。

那覇の空港レンタカーは、どの社も車を受け取るまでに1時間以上かかる。

13:30頃 結局、第三案のタクシーに飛び乗る。

私の愛用のNAVIソフトでは、「那覇空港」から「おきなわワールド」までは、豊見城東道路(名嘉地ICから入る)を利用すると最短で、34分、5,680円と表示される。

いくつかの情報サイトでも概ね同じ様なデータ。出費は大きいが仕方がない。

しかし、私の乗ったタクシーは、空港から市街地に向かった。運転手に「高速は使わないのか?」と聞いたら、「タクシー代が高額になるからやめた方が良いサー」。

                     ≪おきなわワールド≫

14:07 おきなわワールドに到着。

どこを走って来たのか良く分からないが、高速を使わず、35,6分(多少渋滞アリ)、3,700円。所要時間はほぼ同じで、NAVIより2,000円も安かった。

14:30開演のスーパーエイサーに余裕で間に合った。

                   ≪スーパーエイサー≫

エイサーというものは主に男性がやるものだと思っていたが、こちらでは男性が一名であとは全て女性でした。

「沖縄の男はみんなエイサーに憧れるのだ」と、以前地元の人に聞いたことがあるのだが・・・・。

実は十数年前、那覇出張のついでに「おきなわワールド」を見に来たことがあるのだが、会社から「すぐ戻れ!!!」と電話があって、ロクに見ていない。

今回はジックリ見て行こうと思ったのだが、外人さんの多さに圧倒され、結局食堂などでマッタリし何も見ていない。私にはこの様なテーマパークは合わないようで・・・それに昨年、恩納村の「琉球村」を見たばかりだし・・・。

帰りはバスの便がさらに悪く、またタクシーに乗らざるをえない。

16:40 待機所でタクシーを拾う。

地元の人だという運転手さんに聞いて、近くの城跡を案内してもらった。

                  ≪糸数城跡(いとかずじょうあと)≫

17:00 糸数城跡に到着。

こんな時間にまだ開いているのか不安だったが、受付も事務所もなく、24時間出入り自由の様だ。ここは世界遺産ではない。

地元の運転手さんには懐かしいところらしく、私の前をハネルように歩き回るので写真が撮れない。

 

この城跡は、現在の糸数村落の南側の断崖上に築かれた古城で、築城年代は不明。

「三山分立時代」の初期14世紀前半の築城であろうと思われる。と言うようなことが書かれた記念碑があった。

薄暗くなってきたので、石垣の隙間や茂みからハブでも出てきそうで怖い。

17:45 那覇の旭橋駅前のホテルに到着。

14階のフロント・ロビーから、沖縄に来て初めて夕陽を見た。

部屋の窓の下を、可愛いモノレールが走っていた。


伊良部島まで昼飯喰いに

2018-10-30 | 旅行

2018年10月17日 宮古島四日目

昨日の青空とは一転して、朝からドシャブリ。

元々、今日は何をする予定も立てていなかったので、朝食の後は部屋でノンビリ。

お昼近くなって、ホテル内のショップへ行って、お土産を買いあさる。食い物と泡盛でけっこうな量になった。ダンボール箱に詰めてもらい、宅配で自宅に送ってもらう。

明日は沖縄本島へ移動なので、先にキャリーバッグを那覇のホテルに送る。

13:00 雨はまだ降り続いている。

部屋に居るのもあきて来たので、レンタカーで外出することにした。昼飯をどうするかという問題もある。リゾートホテルに連泊しているという意味が全くないが・・・。

一昨日、伊良部島・下地島観光を半分で終わらせているので、また行ってみようと伊良部大橋に向かう。

晴れていれば宮古島ブルーの絶景が楽しめる伊良部大橋も、両側の海はドンヨリ灰色。

一昨日は、橋を渡ったら左に折れて、下地島を中心に回ったので、今日は右に折れて伊良部島の東海岸沿いに走る。

                    ≪フナウサギバナタ≫

14:00 フナウサギバナタに到着。ホテルを出てから初めての停車。途中には色々見るべきものがあったハズだが、ガイドブックを持っていないので、伊良部島をほぼ半周してここまで来てしまった。

一昨日、伊良部庁舎の屋上でサシバの飛来数調査は見たが、サシバ自体をタイトな姿で見ていないので、ここで巨大なサシバのモニュメントを撮影。羽の付け根が崩落して、地面に欠片が散乱していて危険。

駐車場には、レンタカーが次々入って来るがみんな中国語。台湾の人たちでしょうか・・・。

                   ≪伊良部島最北端 白鳥崎≫

雨は上がったがまだ昼飯にありついていないので、必死に食堂を探すが、この辺りには何もない。

 

                                                    ≪Pizza&cafe BOTTA≫

15:00 一昨日来た「佐和田の浜」を通りかかった時、お店らしいものを発見。

何屋さんか分からないまま駐車場に車を入れる。

凄く眺めの良いピザのレストランだった。オジサンが一人で入るにはオシャレ過ぎる店だったが、空腹が限界なのでカウンターの隅っこに席をとる。と言うよりは、もう3時だと言うのにそこしか開いていなかった。

                ≪佐和田の浜、奥に下地空港の施設≫

不思議な景色の浜辺と、奥に飛行機の離発着が見える。ご主人は「天気が良ければ最高なんですけどねぇ~」と言っていたが、これでも十分。

 

15:35 佐和田の浜から一気に南下して、ホテルに向かう。

レンタカーで走り出して間もなく、サギが群れているのを発見。道端に車を停めて撮影。

再び走り出したら、今度は正面から低空で一羽の鳥。肉眼でもハッキリ分かる「サシバ」だ。助手席にカメラを用意はしていたが、すれ違いなのでどうすることも出来ず撮影断念。

「牧山展望台」に寄って見ようかとも思ったが、晴れた日に行ったことがあるので曇天の今日はパス。

17:30 カメラを持って前浜ビーチに下りてみる。今日も夕日は望めそうもない。

着いたばかりの泊まり客たちが、一様に「うわぁ~、きれい」と叫んでいる。 

20:00 今日はおとなしくホテルのレストランで夕食。団体客がいたらしく、遅い時間になってしまった。