2014年8月29日
今日泊ったホテルでも、「中国の団体がいるので、朝食は8時以降にしてほしい」と言われたが、それを無視して7時に一番乗りでバイキング朝食。
今日は「富士五湖巡り」三日目最終日。3時にはレンタカーを返さなければならないので、忙しい。
≪河口浅間神社≫
朝一番の訪問地は「河口浅間神社」。本殿に向かう杉並木が素晴らしい。
祭神は浅間大神(木花開耶姫命:コノハナサクヤヒメノミコト)。
境内には、天然記念物の7本杉など100本以上の大木があって荘厳。
いかにもパワースポットという感じが、ヒシヒシと伝わってくる。
○
この河口浅間神社を起点とする三ツ峠(御巣鷹山、木無山、開運山)登山コースがある。
河口浅間神社から登山道を約40分ほど登ったところにある「母の白滝」が、次に目指すパワースポット。
車の場合は、浅間神社の左脇を進んで林道を数分登ると、喫茶店の様な建物と10台分の舗装された駐車場に至る。ただし、舗装はされているが狭い道なので、対向車との擦れ違いには譲り合いが必要。
建物の脇から河口湖と富士山が見晴らせる。この時は河口湖の左に富士山の山頂だけが辛うじて見えた。
駐車場の奥に車止めがありそこから登山道に入ると、数分で森の中に滝の音が聞こえてくる。
≪母の白滝神社と滝≫
森の中にひっそりと鎮座する「母の白滝神社」と、神秘的な「母の白滝」。
河口浅間神社の末社で、祭神はタクハタチチヒメノミコト。
かつて、富士登山をする人々が禊(みそぎ)を行った聖域。
このところ雨の日が多かったが、水量はイマイチ。
さほど迫力はないが、森の静寂の中に滝の音が美しい。パワースポットというよりは、大変癒される場所だった。
滝の下まで行けそうだが、しぶきがレンズにかかるのでこの辺りが限度。
三ツ峠の登山道は、神社の前から裏手に回って、整備された木道を登るようになっている。
世界遺産登録のお陰か、何もかも新しくて立派だ。
遠足なのか、大勢の小学生たちが先生に引率されて登って行った。
私も登りたかったが、3時までにレンタカーを返すとなるとかなりキワドイ時間なので断念。
河口浅間神社を後にして、富士五湖の中で今回唯一まだ行っていない山中湖に向かう。
≪山中湖 パノラマ台≫
旅の最後というのは何故か天気が良くなるものだが、パノラマ台に到着すると今回の旅で初めて青空が出て来た。
このパノラマ台では、上の写真の左寄りに富士山、右寄りに南アルプスが見えるハズなのでしばらく待ってみたが、再び雲が出て来たので諦めて河口湖に戻る。
河口湖駅前でレンタカーを返却した後は、
河口湖駅(富士急行)→大月駅(JR中央)→東京駅(東北新幹線)と乗り継いで帰宅。
天気に恵まれない、富士五湖巡りでした。